東京出張中に、二冊読み上げた。
ウェブ進化論(梅田望夫著、筑摩書房)
サルトル -失われた知性をもとめて(梅木達郎著、NHK出版)
そのウェブ進化論、IT素人にとっては難しい。
少し分かったのは、アダム・スミスが唱えた市場原理「見えざる神の手」が、情報知識社会でもインターネットを通じて行われていくということ?
既にグーグルはその行いで「神」を標榜しつつあると。
グーグルは言う、
「インターネットの意志に従えば、世界はより良い場所になる」。
つまりは、インターネット上で展開される名も無き大衆の意見が集約されることで叡智が生まれると。もしくは、進歩した情報技術をその方向に導かなければいけないと。
本全体を通して「アメリカンスタンダード」に基づくと感じてしまう危うさがあるが、著者自らが「楽観主義を貫いて書いた」と語るように、ウェブ社会の未来は「善」の方向へと進む。
同い年の梅田さんが描くウェブ進化社会には、もうついていけない。完敗。
しかし、それでもなお、この同時代に生き、その変化を眺められるだけでも楽しい。
と同時に、その変化と関わりない行く方の模索にも興味をそそられるし、その実践がそれこそ「アメリカンスタンダード」への抗し方の一つかもしれない。
「元新聞記者が明かす 小さな会社 マスコミデビューの法則」(竹林館、岡田 光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034 ¥1429E)、近鉄今里駅前・天狗書房、勝山通り・大山書店で絶賛発売中。
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ウェブ進化論(梅田望夫著、筑摩書房)
サルトル -失われた知性をもとめて(梅木達郎著、NHK出版)
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既にグーグルはその行いで「神」を標榜しつつあると。
グーグルは言う、
「インターネットの意志に従えば、世界はより良い場所になる」。
つまりは、インターネット上で展開される名も無き大衆の意見が集約されることで叡智が生まれると。もしくは、進歩した情報技術をその方向に導かなければいけないと。
本全体を通して「アメリカンスタンダード」に基づくと感じてしまう危うさがあるが、著者自らが「楽観主義を貫いて書いた」と語るように、ウェブ社会の未来は「善」の方向へと進む。
同い年の梅田さんが描くウェブ進化社会には、もうついていけない。完敗。
しかし、それでもなお、この同時代に生き、その変化を眺められるだけでも楽しい。
と同時に、その変化と関わりない行く方の模索にも興味をそそられるし、その実践がそれこそ「アメリカンスタンダード」への抗し方の一つかもしれない。
「元新聞記者が明かす 小さな会社 マスコミデビューの法則」(竹林館、岡田 光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034 ¥1429E)、近鉄今里駅前・天狗書房、勝山通り・大山書店で絶賛発売中。
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