腕組みは命取り

　先日、コーチングコーチと経営コンサルタントのお二人による「従業員のやる気を引き出すセミナー」を受けてきました。

　コーチの方からは、
　「コーチングとは目的や目標を達成させるための『深い対話』、社内でも社外の営業でも使える」など、コーチングについての核心をお聴きしました。

　また、コンサルタントの方からは社員のやる気を高めるための会議のルール、
　「1、決めたことは守る　2、出来ないは言わない　3、批判しない」
　を教わり、勉強になりました。

　コーチの方はセミナーの中で、隣席の人と会話するロールプレイを取り入れました。その際一方がわざと腕を組んで聴いたり、立って見おろすように話したり、相手の顔を指差したりします。すると相手は会話を拒絶されているような気持になったり、威圧感を受けたりとよい感情を抱きません。つまりは腕を組んだり、見おろしたり、指差して会話してはいけませんと言うことでした。

　そのコーチ、もう一方のコンサルタントさんが講演されている時に、しっかりと腕を組んでお聴きでした。もちろん、1対多数のセミナーと1対1のコーチングは別物なのでしょうが、この様子を見てしまうと、「そうゆうてもなー」としらけてしまいます。そういう私も腕組みのしっぱなしでしたが。

　こんな揚げ足を取るようなことばかり考えてセミナーを聴いても、成果は上がらないだろうなと自嘲するのですが、性格なんでしょうね、どうも気になってあきません。
　「なんたら根性」が身に付いてしまっているのかもしれません。

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