えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

一難去ったら

2016年03月29日 14時46分18秒 | 仕事
 福島のみなさん こんにちは

 その人事騒動が落ち着きだしたころ。今度は会社の利益の減少が課題となってきました。当社の年度末は2月末日です。実際の決算の黒字より、一番重視しているのは財務キャッシュフローです。とても簡単に言ってしまうと、その年度末に前年末より銀行借入金が増えたかどうか。小さな会社にとっては損益計算書や貸借対照表のいろいろな数字の中で、これが端的に経営状態を表すと思っています。

 最終的な経常利益はもちろん黒字になる見込みです。しかし昨日書きましたが、法人化してから17年、一昨年度初めて銀行借入金が無くなりとても優良な経営状態になりました。それが一転しました。いろいろな理由があります。借金が無くなって少し安心して、倉庫の改修に設備資金を借りました。人事騒動の中で前倒しの社員採用、その後の社員増。退職金の手当て。しかしなにより円安がボディーブローのように利益を圧迫しました。

 ほんの3、4年前に1ドル80円だったのが、120円を超えてきました。ほとんどの商品を輸入に頼っている当社としては仕入れ原価が50パーセントもアップした状況です。それに比べてお客様への販売価格はそんなにも上げられません。その半分も値上げできたでしょうか。

 3月に入ってから少し円が戻し、110円台の前半を推移してくれています。この間、若干のドル予約も入れました。これで昨年より仕入れ価格は落ち着いてくれそうです。さらに仕入について売れ筋品に少し絞り、仕入れ総額の圧縮にも取り組みます。

 まだまだ新年度は始まったばかりですが、お盆にかけての当社の売り上げピーク、仕入れピークの見通しはだいたい立ちました。営業のキャッシュフローはまずまず順調そうです。それが財務のキャシュフローにも良い影響を与えます。来年2月の年度末には設備投資の借入金は別として、再び借入金零へと伺います。

 次はどんな難問が待ち構えているのでしょうか。

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