えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

経済学と時事問題

2019年05月30日 14時46分18秒 | 本・セミナー
 みなさん こんにちは

 異業種交流会・トナカイ倶楽部で、中小企業診断士の西内裕次朗さんのお話し「経済学を使って最近の時事問題を考える」を聴いてきました。箇条書きで感想を。

*グラフ
学生時代に習ったんでしょうが、グラフの棒線が横に移動する見方驚きました。
それほど無知だったんですね。

*インフレにしたら、経済が成長するについて。
確かに経済は成長するでしょうが、インフレになるほど国の借金が帳消しになる。
政府はそんなことも考えているんだろうな。

*経済を成長させるために金利を下げるについて。
金利を上げながら経済成長させる手はないのだろうか。
私なんかはいくら金利が安くても、景気が悪くなると思ったら
借金をしてまで設備投資や仕入れを増やしません。
少々金利が高くても、景気が良ければ借りて次の一手を考えます。
借金をする時の金利は補助的な要因です。
(アパホテルさんは景気が悪い時にこそ投資をされて成長されているそうでが)
金利が上がると、お金持ちは貯金していても利子が高くて、使う。
1億円貯めて利息が3%なら、300万円。ちょっとぐらいつかんんじゃないでしょうか。
他の方だって、いくらためても利息がつかないなら、将来に希望が持てず
余計に財布のひもを締めるんじゃないでしょうか。

*輸入関税は国全体にとっては価値の縮小になるに関して。関税だけでなく為替相場もその原因。
例えば本当に大雑把ですが、トヨタさんが30兆円売って3兆円の利益を出しました。
しかし為替が1ドル=110円から1ドル=100円になれば、その利益はふっ飛ぶ。
しかし半面、輸入価格が3兆円分下がって、日本の消費者は3兆円分得をする。
造花の輸入を生業にしているので、ついついそんな風に考えてしまいます。

*貿易を活発にすると世界全体が潤うについて。
10年ほど前に、出身の小学校で自らの仕事を紹介する授業があり、
5年生に「貿易の仕組みや働く目的」についてお話ししました。
その際、西内さんと同じように自由貿易をすると世界のみんなが豊かになる話を、
「パン(小麦)とぶどうジュース(葡萄酒をもじっています)」でしました。

A国に兄弟がいて兄は小麦、弟はブドウを作っている。
B国にも兄弟がいて同じく兄は小麦、弟はブドウを作っている。
但し気候が違うので、1年間でA国ではパンが4個、ジュースは2本
B国はパンが2個、ジュースは4本作られる。
少し余ったパンとジュースをそれぞれ一個ずつA国とB国で交換すると
それぞれが、パンもジュースも1.5個ずつ食べられる。

さらに「どうしたら皆が一人当たり、パンが2個、ジュースが2本ずつ
食べられるようになるのか」と50人ほどの子供らに質問しました。
するとなんと一人の女の子が手を挙げて、正解を。
「A国の兄弟二人とも小麦を作って、B国も二人ともブドウを作って交換する」と。
答えは出てこないだろうと思っていたので驚きました。
教室の他の子供らは一舜きょとんとしましたが、合点すると一斉に拍手をしました。
あの賢明な女の子はまだ学生さんでしょうか、もう社会人になってるんでしょうか。
どんな女性に成長されているのか、一度お会いしてみたくなります。
先生って、こんな気持ちになるんでしょうね。

 これから先は宣伝です
 造花のことなら、大阪で90年以上の歴史を誇る造花輸入問屋の(有)ニューホンコン造花へ。卸専門です。
装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒(シキビ、しきみ)、榊(サカキ)など仏花、神様用造花まで扱っています。
 (有)ニューホンコン造花・営業本部  〒581-0845 八尾市上之島町北5-32-2
 TEL 072-923-5587 FAX 072-996-4187  ホームページ http://nhkf.jp  E-mail info@nhkf.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする