飛鳥史学文学講座開講

　みなさん　こんにちは

　飛鳥史学文学講座（関西大学飛鳥文化研究所、明日香村教育委員会主催）の今年度の開講式が4月11日に関西大学で開かれました。明日香村中央公民館が耐震工事で使うことができず、関西大学での開催となりました。式には関大の理事長、学長、奈良・明日香村村長、同村教育長らが出席。明日香村からの出席者3人は飛鳥時代の衣を着ての登壇です。会場となった同大学百周年記念会館には、同大学と同村が連携を強化するきっかけとなった高松塚古墳壁画の大きなパネルも飾られ、盛り上げました。

　

　式後の第一回講座は同大学文学部の米田文孝教が、こちらも同大学と同村が協力して進めた中尾山古墳の発掘調査の報告。

　「8世紀初頭に作られ、文武天皇陵ではないかと注目を集めている。天皇と言えども法による支配に従う時代で、墓の規模を誇れなった。天皇陵には八角墓が採用されるようになった。中尾山古墳も八角墓。古墳文化の終焉を探る貴重な資料となる。」

　次回は5月9日（日）午後1時から関西大学で開催予定でしたが、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出されたため、延期になっています。

　これから先は宣伝です。
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