えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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「学校に行くのは権利」、天王寺、文の里夜中の存続を

2024年02月27日 16時10分00秒 | 食べる
 能登のみなさん こんにちは
 
 大阪市立東生野中学夜間学級で週一度だけ学習補助のお手伝いをさせてもらっています。先日、同中学校で近畿夜間中学校連合作品展がありました。そんな作品の中に生徒さんの「寄せ書き」やがあり、

(夜中に通って)
「人と話したり仕事をみつけたりできるようになった」
「町のかん板がよめるようになった」
「安心してくらせるようになった」
などなどと。学ぶことでみなさん方が「生きやすく、暮らしやすく」なっていらっしゃっるのが良くわかります。素晴らしい。
そして、
「学校に行くのは権利だと知った」
とも。

 大阪市はこの3月末で、現在市内に4校ある夜間中学の内、天王寺と文の里を閉じて、4月に新しくできる心和中学校に統合しようとしています(天王寺には3年間に限って一部教室を存続)。理由は「生徒数の減少。 日本語指導が必要な人が増えその指導体制充実が必要。天王寺校舎 の老朽化」 などです。
 その動きに対して、卒業生らから存続を求める声があり、市議会に陳情しています。反対の理由は、
☆生徒数は文の里 (26名 )、 天王寺 (45名 )だが、全国44校 の夜間中学で見ると、26名 より少ない夜間中学は16校 (36%)。 45名 より少ない学校は32校 (73%)。 大阪市の物差 しを適用すると32校 の夜間 中学は “廃校"と なる。 
☆天王寺は過去、日本語が話せないことを理由に入学を断り、在籍 6年 を終える 夜間中学生に学校長が面談し、卒業を勧奨する方法で2003年には前年度より約100 名減 った。生徒減は自然減ではなく、人為減。
☆大きなター ミナル にある天王寺夜間中学がなくなって しま うと、夜間中学で学びたい とい う人たちの学ぶ場を奪って しま う 
☆天王寺は新校舎建設の話 が進 んでいて、その新校舎 の一角 に夜 間中学 を作ることも可能。
☆ 2020年 の国勢調査の結果、少 なくとも大阪市 には中学校 を卒業 していない方 が13633人 。 政令指定都市で一番多い。入学希望者のニーズをもっと掘り起こすべき。

 など、まっとうな理由が続きます。この2校の閉鎖は、「学校に行くのは権利だと知った」夜間中学に学ぶ生徒さんたちの権利を奪うことになりかねません。
 大阪市はこの2校の存続と夜間中学教育のさらなる充実を図ってください。

 大阪市の再編計画はこちらをご覧ください。

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