えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

名誉ある地位

2005年03月20日 23時40分21秒 | ドンキホーテ
 イラク戦争開戦から2周年を迎えた今日、大阪でも様々な反戦行動が行われました。そのひとつに参加してきました。

 中之島公園に集まり、集会、ダイインの後、ナンバまでピースウォーク。十代の若者が中心に進行していました。

 小泉首相は
 日本国憲法前文に書かれてある『国際社会において名誉ある地位を占める』ために自衛隊をイラクに派遣した、と私たち国民に説明しています。

 1945年の敗戦から今年で60年です。その間、ベトナム、中東、中南米、アフリカ、東欧と世界中で数えきらない戦争が起き、多数の方が犠牲になりました。その60年間、私たちの国「日本」は
「弱腰」
「脅しに屈する国」
「体を張って同盟国に協力しない」
「湾岸戦争の時に金だけを出して血を流さなかった」
などと、中傷を受けながらも、国の軍事行為として、世界の人々を一人足りとも殺さなかった。
 私は世界が、アメリカがなんと言おうと、この60年間の私たちの国の行いを誇りに思っています。

 自衛隊をイラクに派遣している限り、いつそれが壊れるかもしれません。敗戦後、軍事力で他国民を殺したことがなかった私たちの国が、自衛隊をイラクに派遣し続ける限り、「再び、日本人が、日本軍が侵略もされていないのに他国の領土で他国民を殺す」ことになるかもしれないのです。

 イラクに自衛隊を派遣しないと『国際社会において名誉ある地位』を占められないなら、占めなくていい。それよりも何よりも日本人が日本の軍隊が他国の領土で他国の人を殺すことは絶対に避けたい。

 それこそが、60年前のあの敗戦で私たち日本人が学んだことではないでしょうか。 
 
 「この国のかたち」を作るのは私たちです。


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3 コメント

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それがなければ今は戦時下かも (まめどまめ)
2005-03-21 11:20:27
東京でも19日に5000人規模の集会がありました。私は行きませんでしたが(昨年のこの時期は2回行っています。参加者数は「万」の単位でした)。

司元さんのおっしゃることに同感です。

今、隣国との領土問題がなぜか大きくなってきて、「歯止め」がなければ戦争が起きてもおかしくないような気がします。

他国への戦争協力、紛争を解決する手段としての武力行使、これをしないという誓いを世界に向けてしている(占領下で無理強いされたとしても、わが国民は受け入れたのですから)ことを、もっと誇りにしなければいけない、自国と他国の国民を不幸にしないということを政治家はもっと考えなければいけない、・・・と思わずにいられません。
返信する
Unknown (司元)
2005-03-21 12:11:24
 コメントありがとうございます。

 TBも頂き、恐縮です。



 TBを頂いた

情報流通促進計画

さんへのコメントでも書いたのですが、



 じわじわじわじわと「この国のかたち」が歪んできていると感じるのは私だけでしょうか。

 「護憲」という言葉は死語になってしまったのでしょうか。



 何度でも言います。「この国のかたち」を作るのは私たちです。

返信する
いいニュースを読ませて頂きました。 (左子真由美)
2005-03-21 22:21:15
春らしい桜色のページにリニューアルされたのですね。時々読んで楽しませて頂いておりますが、コメントの書き方がやっとわかりました。

私も九条の会(九条を守る詩人の会です)に入っていますが、なんとか自分に出来る形で意志表示をしなくてはと思っています。大阪のデモ、心強い限りです。

ランキングすごいですね。また踏んでおきます。
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