海外出張の楽しみ一つ減る

　年に何回も海外出張に出かけるのに、子どもらへその都度、お菓子やおもちゃを買って帰っていた。しかし、その彼らが自ら海外へ出かけるようになり、土産を買うことも無くなった。

　仕事の合間を縫って土産を探すのは面倒なことだが、喜ぶ子らの顔を見るのは楽しみでもあった。
　面倒は減ったが、楽しみも一つ無くなった。

　ところで妻によるとその娘、
　「お菓子やおもちゃはいらんから、ブランドもんでも買ってきてくれへんかな」とぬかしているらしい。
　甘えてやがる。

　先ほどホンコン・中国出張から帰宅しました。出張中、更新もしないのに憂い顔の商人を訪れていただいたファンのみなさん。ありがとうございます。

これから先は宣伝です。
「元新聞記者が明かす　小さな会社　マスコミデビューの法則」（竹林館、岡田　光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034　￥1429E）、梅田・旭屋書店で好評発売中　
　　
　造花のことなら、大阪で８０年以上の歴史を誇る造花輸入問屋の（有）ニューホンコン造花へ。卸専門です。装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒（シキビ、しきみ）、榊（サカキ）など仏花、神様用造花まで扱っています。

（有）ニューホンコン造花のホームページです。
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赤字を出した社員に賞金

　明るいビジネスネットのセミナー「社員をヤル気にさせる仕組みづくり」に先日参加してきました。

　講師はシステムキッチンメーカー・太陽パーツ（株）の城岡陽志社長。城岡社長が人材を育てるため取りいれた「大失敗賞」は、失敗した社員に賞金を出して表彰する制度。

　城岡社長は、
　「チャレンジするから失敗が起きる。何もしない子は失敗しない。何もしないで失敗しない子を褒めるのでなく、挑戦する子を褒めたかった。しかし失敗した時に叱るだけだと、挑戦する子さえ二度と挑戦しなくなる。前向きな失敗は個人と会社の発展のために必要な失敗。チャレンジした失敗はどんどんやれと会社の姿勢を示す制度です」
と。

　「大失敗賞」と言う制度もさることながら、社員の提案、企画にどしどし投資されているその姿勢が、太陽パーツさんの繁盛を生んでいるように思えました。

　そして、「チャレンジするから失敗が起きる。何もしない子は失敗しない」の言葉、当社の社員に対するより、私自身にも突きつけられているように感じました。

　もちろん社長として進路を誤ると、社の存亡に関わる重大なことにもなりかねませんので、挑戦へは慎重な姿勢が必要なのも確かですが。

　明日からホンコン・中国出張です。「チャレンジ」の気持ちを抱いて仕事をしてきます。
　しばらく「憂い顔の商人」を休みます。

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恐るべし閉店3ヶ月前からの売り尽くしセール

　隣町にあるイオングループ・布施ビブレの閉店売りつくしセールの折込チラシが昨日の毎日新聞に入っていました。

　冬物のコートを買いに行きました。
　駐輪場の警備員の方が「普段の二倍の人出」と。
　店に入るとお客さんでいっぱいです。

　チラシには「来春閉店」としか書いていなかったので、店員の方にいつ閉めるのか聞くと、
　「来年二月末」。

　この布施ビブレのどこに来年二月まで「売り尽くす商品」が隠されているのでしょうか。絶対私の知らない所に隠れ倉庫があるに違いありません。
　今日もたいへんな売り上げになっているでしょうし、でないと売るものがなくなり閉店までの3ヶ月も持ちませんよね。

　商魂たくましい。

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大阪市信用金庫セミナー

　大阪市信用金庫さんのお客様向けセミナーで一昨日、大阪商工会議所東成・生野支部異業種交流会フォーラム・アイの元広報として「小さな会社のマスコミ登場術」をお話ししてきました。

　例によって先日の東京出張の行き帰りのドライブ中に、以前のセミナーテープを二度聞き、空で声を出しての練習を二度しました。それでも半年振りのセミナーでやはり緊張しました。

　これまでの私の講演はだいたい1時間程度です。10分から15分の話しを五つつなぎます。具体的には、
　導入として、
　（1）当社と私の経歴、
　（2）フォーラム・アイの経歴
　それから本題へ入り、
　（3）ニュースとは
　（4）プレスリリースの書き方
　最後は駆け足で
　（5）マスコミへのアプローチ、取材の対応、その後のフォロー
　と一気に走り抜けます。

　実際に（5）の所などをゆっくり話せば2時間程度のセミナーにもなるのでしょうが、1時間でまとめるから中味が間延びせず、もう少し聞きたかったとなります。

　但し今回は2時間、どうなる事かと思っていましたが、参加者のグループワークを取り入れて、たいへん充実したセミナーになりました。

　課題を与えて実際にプレスリリースの雛形のようなものを作ってもらったのですが、驚くほどよく出来ていました。たった20分でここまで出来るとは思っていませんでした。
　参加なされた方にはぜひとも会社に持ち帰られて実践して頂きたい。

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幸せになるな

　娘や息子によくほざく言葉があります。
　「幸っせやろ」

　二人とも大学生で、親のすねをかじって何不自由なく勉学、遊びにいそしんでいます。傍目から見てもとっても幸せです。
　だから、ついつい「幸っせやろ」と尋ねるのです。

　ただ、「幸っせやろ」とほざきながら、実は、娘や息子に
　「幸せになるな」と思っています。

　幸せは「100％満足」な状態です。
　不満がないのです。なに不自由ない状態です。
　幸せは「より幸せ」という比較級ではなく、最上級です。
　それより上がないのです。
　向上しようとしても、一番上だから上がりようがありません。

　私は40歳を過ぎる頃まで、自分が幸せと思ったことは一度もありませんでした。それまではいつも何かに不満でした。半面、「幸せじゃない」から向上を目指し、もがいていました。
　40歳過ぎに、体が震える幸せを体験しました。それから自分がとっても幸せなことに気付き、今も幸せです。
　40歳過ぎで幸せになったことを、早過ぎたと感じています。40歳そこそこで上がりようがなくなったのですから。
　たいへん贅沢な話しです。

　だから娘や息子には「幸せやろ」と言いながら、「そんなに早く幸せになるな、まだまだ不幸でおれ」、そんな気持ちになってしまうのです。

　今日は「幸せな人間」のとっても傲慢な日記になってしまいました。
　屁理屈ですが、私は「幸せは人を傲慢にする」とも思っています。
　幸せは100％満足な状態なのですから、人の意見さえも聞く必要がないんですね。
　あしからず。

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「息子に追い越された時の負け惜しみの言葉」への付け足し

　息子に追い越された時の負け惜しみの言葉「よう考えてみろ。次の世代が前の世代より進歩発展するのは人類の歴史の必然」の後に付け加える一言があります。

　「でもな、進歩発展したら幸せかというと、これはまた別の話やし」

　科学技術が進歩した半面地球を何回も死滅させる兵器を持っているとか、環境破壊がどうのこうのの大きな話しでなく、日常の我々の生活の中で、とっても豊かになっているのに仕事に不足がある、家族で仲が悪いとかなんか満ち足りていない、そんなことの話しです。

　蛇足で言えば、そんなことを息子に説教する私はとっても幸せですが。

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父息子の火花

　母娘に火花があるように、父息子にも火花があります。

　「 まぁ息子の著しい成長を見とき」とのたまわった（Ｓ．Ｏ）さんは司元の息子です。

　詳しくは「息子に追い越された時の負け惜しみの言葉」のコメント欄「Unknown (S.O)」さんをご覧下さい。

　(貼箱屋＠熊谷)さんへ、
　この日記をコメントのお返事とさせていただきます。あしからず。

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息子に追い越された時の負け惜しみの言葉

　「最低は父以上」とほざく息子。今までの所、幼稚園から大学学部までそっくりそのまま同じなので、決着はまだついていません。

　しかし万が一、明らかに「息子に追い越された時」の負け惜しみの言葉は既に考えています。

　「よう考えてみろ。次の世代が前の世代より進歩発展するのは人類の歴史の必然。俺より後の世代のお前が俺を上回るのは当然やないか。そんなことぐらいで偉ばるな」

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最低は父以上

　幼稚園、小学校、中学校、高校、大学学部まで私と同じ進路を進んでいる法学部一年の息子が基礎ゼミで発表する資料を見てくれと言う。

　よく出来ている。もちろんなんかの教科書を丸写ししたものなんだろうが、論点をうまく整理して、ゼミ討論の基礎資料としては十分だ。３０年近く前の私が大学一年の時を思い起こして比べても、息子の方がよく出来ている。
　で、褒めてやった。

　嬉しかったのか、（司元の）妻にも「お父さんに褒められた」と喜んでいたそうだ。

　それはそれでいいのだが、それに調子をこいて、
　「俺の『最低』の目標は『父親以上』」
　とぬかしだした。

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赤飯071201

　１２月１日は赤飯を炊きます。
　年最後の一日（ついたち）を祝う風習のようです。
　昨年は理由（わけ）あってぜんざいでしたが。

　夕食はその赤飯に冬の定番のカキフライ。そしてワインを少々。
　幸せなものです。

　今年も残すところ後ひと月。
　息災な一年で終えられそうです。　
　
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