つれづれ日記

不動産鑑定士 佐藤栄一が仕事や生活で感じたことをつづります

初めての給水所!

2009-10-04 21:37:10 | ランニング
今日、会津若松市の鶴ヶ城マラソン大会の10kmに出場してきた。これまで5kmのレースには何回か出ているが、それ以上走るのは、学生のとき(20数年前)に仙台から秋保温泉まで約20kmを数回走って以来だ。おかげで、行きしなの車の中では気持ちの高まりを抑えられなかった。

最初の2kmの入りが大切だと思っていた。最初の2kmを、遅からず、早からず、イメージどおりに入って行ければ、どうにかなるだろうという感触はあった。果たして、自分としてはベストの入りだった!

5kmの折り返し直前まで快適に飛ばした。そのあと、サプライズが2つ待っていた。

1つは、肉離れだった。5kmの折り返し手前で、右足の太ももの裏に刺すような痛みが走った。学生時代に短距離をやっていたので肉離れの症状はわかる。短距離であれば、全力疾走は不可能となり直ちに棄権であった。だが、幸い長距離であったことと症状が軽いと感じたので、様子をみながら走ることにした。

2つめのサプライズは給水所だった。5kmの折り返し地点に給水所があった。給水所で水を取れるなどという経験は初めてだった。お調子者の私は喜んでしまい、給水所で水をたっぷり含んだスポンジを取り上げると、頭から全部絞るようにかぶった。かぶった瞬間は実に快適!だったが、少し経つと大量の水がランニングシャツを重くしてしまい、走りにくくなってしまった。おかげで後半は苦しい思いをした。

そんなトラブルはあったが、ひたすら走った。

予想通り7km付近から体がきつくなった。おまけに8km付近では、例の肉離れがまた刺すような痛みを起こし、ラストスパートできるような状態ではなくなってしまった。

それでもどうにゴール!目標としていた55分を大幅に上回る47分50秒だった。10kmで50分を切れば、それ以上の距離に挑戦しても良いと思っているので、次につながるタイムだった。

ゴール直前に、伴走者に付き添われた視覚障害者の方が、私を抜かして行った。私もこの会津を目指してそれなりに準備してきたが、目の不自由な方の取り組みは、いかほどのものだったのかと思いを馳せた。