つれづれ日記

不動産鑑定士 佐藤栄一が仕事や生活で感じたことをつづります

目には目を、雪には雪を

2010-02-22 22:56:33 | エッセイ
今年の2月は思いのほか雪が多かった。

先日、雪がとけかかった日に調査物件の畑に立ち入ったところ、雪の下がどろどろの土で、靴の側面全体にべっとりと泥がついてしまった。

その泥は時間とともに固まってしまい、なかなか落とせないでいた。

すると、数日後、再び雪が降った。同じ靴を履いて調査に出ると、今度は、舗装された土地の調査だったため、新しい泥はつかず、逆に靴にこびりついてなかなか落ちなかった先日の泥が、新しい雪の中を歩くことによってきれいに落ちた。

雪の日についた泥を、新しい雪で落とした。少し、得をしたような気分になった。