正解は無いかもしれないけれど

固定資産評価は多数地点の面的価格バランスが絶対的に要請されています。

そのために、取引事例を広域的に分析することになりますが、過去数年間の取引事例を地図上にプロットしてみると、取引が集中的に発生している地域がある反面、逆に全く取引が見られない地域もあります。

しかし、取引が見られない地域についても評価は行わなければなりません。

例えば利便性の良い地域で取引が集中的に行われ、利便性の劣る地域で取引が見られないときに、後者の地域の価格が低いのは当然なのですが、前者と比較してどこまで下げて良いのか悩むことが多いです。

正解は無いのかもしれもせんが、様々な情報を集めながら考え抜くことになります。