つれづれ日記

不動産鑑定士 佐藤栄一が仕事や生活で感じたことをつづります

沈下修正工事1日目

2011-08-25 22:13:24 | 大震災による建物の沈下
震災で地盤に被害があった自宅の沈下修正工事が、今週から始まりました。

有限会社住環境設計室の影山千秋先生が考案された、国土交通大臣認定工法によって行います。

先生の開発による「bDパイル」という特殊な”拡底回転埋設鋼管杭”(下記写真)を住宅基礎の直近に打ち込み、ブラケットを差し入れて、建物を持ち上げるというものです。



我が家の場合は、ミニラムサウンディング方式による地盤調査の結果、8mの「bDパイル」を22本使用することになりました。

下の写真は、工事の初日に「bDパイル」を打ち込むために、基礎の下の土を取り除いた様子です。



このような状態のところに、「bDパイル」を打ち込んでいくということです。