老夫婦の退屈な日常 そしてお遍路の事など

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特発性器質化肺炎泣き笑い

2014年04月07日 | 特発性器質化肺炎

 おはようさーん!4月から新しい門出を迎えられた皆さんおめでとうございます。夢を持って目的に向かい頑張ってくださいね


 

平成26年3月5日 (水)


昨夜、看護師さんから検査の段取りをように説明してもらい、覚悟を決め早目に寝た。
寝られる訳ねーわな 

午後1時半頃、検査室に入った。
見た事のない大小の機械が所狭しと設置されている。
改造人間にでもされるんかいな
ガラスで隔てられた向こうの部屋はモニター室だろうか?

椅子に座らされ、覚悟はいいか?って顔の看護師さん。
まずネブライザーという噴霧器のような局所麻酔を吸い込む。
これを何度も奥深く吸い込む事でこれからの検査を楽に行なえる、という情報を前もって調べていたので、オエ〜ッとなることはなかった。
ここでティッシュ1箱使う程、吐き出す人もるらしい。

次に自分の舌をベロ〜ンと出して手で引っ張る事数分。先生が咽頭喉頭にまた麻酔を少しづつ流し込み、いや噴霧したのかな?

そして両肩に筋肉注射、これが痛い!

ここまでで口の中は感覚なし。その間15分〜20分かな?
少しフラつきながら検査台に横たわる。

やたらスタッフが多いのが気になる。
も〜どうにでもなれ〜

血圧計やら、点滴、酸素チューブ、縛り付けられた感じで、何か解らんままマウスピースを‥‥‥。
そして目隠し布も。

「楽にしててね、始めますよー」

ちょっと待てー心の準備が〜なんていっても無駄無駄!

始まって1分も経たないうちに咳き込み早くも涙目に、酷いゴホゴホゲーゲー、オエーッが続く。

「肩の力抜いて楽にねー」 身体全体がガクガク震えていた。

肺の中を洗浄しながらなので口の中に水が溜まって鼻も詰まって苦しい。

吸い取ってまた開始。ゴホゴホゲーゲーオエー

「鼻で息吸ってねー」

息 吸えない? 息 吐けない?

あか〜ん、鼻呼吸ができーん!

喉のファイバースコープが入っている少しの隙間から口で息はできるっぽいけど‥鼻詰まってる。

「鼻で息吸ってねー」

無理だっちゅーのに!

口がきけないので、首を振ったり手で合図したりで必死だった。

例えが良くないが、ガムテープで口と鼻をふさがれて息が止まり死んでいく。一瞬こんな死の恐怖に陥った。

「 こんな所で死んだらいかん!」

そんなこんなで30分位たったのか?

肺の組織を採取できたらしい。スタッフの緊張もほぐれた様な感じを受けた。


検査は終わり、病室に無事到着。

酷いゴホゴホゲーゲーオエーッが検査室の外で待っている家族にも聴こえたらしい。

聴いてほしくなかったな〜。たぶん娘は、耳を塞いでいただろう。

咽を酷使したので二人共、私と会話しないように、気をきかしてひとまず家にかえった。

娘  「辛い検査をさせてゴメンな夕方に来るからそれまで寝よって」

” 病院より 我が家の方向にむかって ”