老夫婦の退屈な日常 そしてお遍路の事など

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家族・1ヶ月の変化

2014年04月12日 | Weblog

 

私の入院が決まった日、一番活躍したのは主人?いや娘だった。
素早い対応で準備してくれ、毎日のように高松から仕事帰りに駆けつけ、何度か仕事を欠勤して対応してくれた。

小学校高学年の頃からプチ反抗期が始まり、特に主人に対しては、素直でなかった。
主人は口うるさく、靴をちゃんとそろえなさい、 トイレや部屋の電気を消し忘れないように、洗面台に髪の毛が落ちている、遅刻ばかりするな、忘れ物が多い、人にちゃんと挨拶しなさい、お金の大切さがわかっとらん、自転車の鍵をかけ忘れるな・・・・・

主人 「何度言っても言う事聞かん、ダメ人間になるど
私 「そんなにいちいち言わなくても、自然に出来るようになるから、気長に 育てないと」
主人「今出来ないといつまでたっても出来るわけないやろー」
私「あなたは最初からできてたん?」
主人「親の言うことはすぐ聞いとったわ!子供が親の言う事聞かんでまともな人間になれるか」 

てな具合だったので、中学生になれば、まともにお父さんの顔も見ずに、口も聞かなくなった。もちろん一緒に外出する事もなくなった。

少しは大人になったが、嫁いだ後も時々こんな調子で、話は全部私が双方の架け橋となっていた。 
子⇒ 私⇒ 主人   主人⇒ 私⇒ 子  さみしい限りだった。

でも今回、私のために娘は主人と見事な連携プレーで私たち夫婦を驚かせた。
どうしても病室に来れない時は、お父さんに電話やメールで状態を聞き、ああして、こうして、と何度も細かな指示を与えていたらしい。
お父さんが風邪気味になった時は食事を準備したり、買い物したりしてお世話したそうな

子供から一度もメールなんかきたことなかったのに最初は誰からやろ???って驚いたそうな

わがまま娘が嫁いだ後でも、心配ばかりしていた主人は老いては子に従えの言葉を噛みしめているようです。

この変化は家族にとって大きな収穫となりました。

夜が明ける前の病室で、そんな事を考えて感動の涙が溢れたのは一日だけだはなかった。


呼吸の大切さを知る。

2014年04月12日 | 特発性器質化肺炎

  先日の診察結果は良好でした。レントゲン結果も血液検査も、2週間前の退院時より、よくなっていました。また、ブレドニゾロン5mg(ステロイド)も入院時6粒⇒4粒、そして昨日3粒に減りました。3週間後の診察までさらに良くなるように頑張ろう

自分の病気について、ネット検索で難しい事を沢山読んだけど、私なりに理解した事は、肺はスポンジの様な構造で、新鮮な空気を沢山吸い込む事によって、その組織に吸収し、ガス交換みたいになって、二酸化炭素を吐き出す。
でも、私の肺はこのスポンジ組織が何らかの原因で、固くなっている状態らしいです。
だから、空気を吸っても全部吸い込む事が出来なくて、息が浅くなっている状態かな?
血中にバランス良く空気が入らない為に、呼吸困難を起こす恐れがある。

様々な肺炎の原因は?
これはハッキリ言い切れないが、ウィルス、空気中のホコリや家屋内外のカビ・ペットの毛・羽毛、喫煙などの慢性的な吸入、誤飲‥‥‥。
器質化肺炎の場合に限らず、原因菌をはっきり見極められないのが殆んどらしい、だから特効薬もない。
だからステロイド治療で様子を見ながらの気長な治療になる訳です。ステロイドは、リウマチ、膠原病、血液、肺、腎臓、皮膚、などのいろんな病気に効果があり、間違った投与をすればショック症状を起こしたりするので、毎日飲み忘れや、飲み過ぎをしないように気をつけています。

それで今回、肺を悪くして呼吸の大切さを、かなり深く考えざるを得なかったわけです。
今更呼吸の練習?64年間、生きてきて?って思いますよね。

これも、ネットでちょこっと知識ですが。
あくびは大きな口を開けて空気をいっぱい吸い込むし、脳の活性化に役立ち、気分をリラックスさせるから我慢しないで遠慮なくやる事。
また座禅や冥想、これらも気分を落ち着けてバランス良く、息を 吐く 吸う を繰り返し、理想的な呼吸法らしい。
ラジオ体操もいいらしい。
大きな声で唄うのもいい。
ほかにもたくさんあると思います。

鼻からいっぱい空気を吸い込んで、口からゆっくり吐き出す。意識してこの腹式呼吸を実践しています。
今は、大きく深呼吸をした時、吸い込む空気が壁にぶち当たらないで、全部胸の中に入っています。
とても爽快な気分です・・・ってこれがあたりまえの事なんですけどね、私にとってはとてもありがたい事なんです。

 

 かわいいお遍路さん。今年の初詣で88番札所、大窪寺で見つけました。小物と一緒に飾っておけば我が家のパワースポットになるか?   ”南無大師遍照金剛”