トット・ベーネ日記

いよいよ75歳に突入、人生を楽しむのに定年無し。日常的に心に留めておく三原則を 動く。楽しむ。そしてぼちぼちと。

天地明察

2012-10-09 | 全般・社会学習・その他・おいおい
やっぱり碁は頭の体操になる



碁を趣味の一つとしている私は、江戸時代の本因坊秀策の名前はボヤっとは知っていたが、江戸前期の囲碁棋士4世本因坊道策と碁打ちにして数学者でそれまでの暦の誤りを正し太陽暦を作り上げた二代目安井算哲が碁の対決をする映画「天地明察」を観てきました。
天地とは、大空と大地のこと。新天地を求めるとは、新しい世界、新しい活躍の場所を求めることを言いますよね。明察とは、御明察のとおりですなどと使い、ザッツライト!って感じですかね。
この映画で、感動したというか魅了されたのは、江戸時代に日本独自の太陰暦を作り上げたという事実、そして、本因坊道策は碁の名門本因坊家の天才で春海を慕い、彼が囲碁に身を入れないことを日々怒っている場面、そして、宮崎あおいさんが演じた二代目安井算哲の妻「えん」は算術好きで、算哲が関(「和算」の開祖ともいわれる日本数学史上の偉人)に挑む算法勝負の見届け人になり、潔癖で怒りっぽく、その矛先は算哲に向かいがちの姿が、いい演技で魅力的でした。今度の金曜日は私も碁大会、やっぱり碁は頭の体操になると実感したので、最近怠けている勉強をちょっとしなければと思いました。

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