今日は舞台を観に行きました。
日本がこんなときに、っていう雰囲気もありますが
もっと視野を広げれば、普段の日でも
生活に困窮している人はいて、
不測の事態で苦しんでいる人がいるわけで
そんなこと言ってたらきりがない、
と自分に言い聞かせました。
昨日は宿直で、観劇中に眠くなったら困るので
5時から昼寝(夕寝?)することにして
ウトウトしてたらあっという間に熟睡してしまい
気づいたらもう出発しなきゃいけない時間で
ハッと目覚めたときは
一瞬ここがどこで何時なのか理解できませんでした。
そんなこんなで手早く支度を済ませ家を出ました。
今回観に行った一番の動機は
主演の安藤聖目当てでした。
去年、ブス会という舞台ではじめてみて
こんなに演技が出来て、ルックスもいいのに
何でもっと露出しないんだろうなぁという感想をもって
興味を持ちました。
それに作・演出は岩松了さんで
一青さんの舞台「箱の中の女」も手がけていたので
全く内容が理解できないことはないだろうと
いう安心感もありました。
劇場は、下北沢駅前劇場で今回2回目です。
おそらくこれが典型的な小劇場という感じなのでしょうか、
とにかく隣の人との間隔が狭くて
これって太った人はくるな、ってことかなぁと
今日も感じました。
幸いなことに片方の席が空いていたので
良かったです。
前から2列目だったのですが
1列目が自由席で、背もたれはないのですが
値段も安いので、それはどうなのかなぁと思いました。
簡単なあらすじは、
チェーホフの「かもめ」を上演することになって稽古をしてきたが、
主演の俳優が急死してしまうという感じで
映画の「メメント」「アレックス」のように
時がさかのぼっていくタイプで
時間的に最新のシーンからはじまり
一番過去のシーンで終わるという形です。
なのではじめの内は、時系列が理解できずに
混乱してしまいました。
それにはじめて見る役者さんばかりで
誰がどの役をやっているかも理解しなければならず
役者さんの下にテロップが出てくれれば
楽なのになぁと罰当たりなことを思いました。
まだ2作しか見ていないので当たっているのか分からないですが
岩松さんの作品って、パッと見てすぐに分かりやすい話ではないし
終始笑わそうという感じでもないので
今回も開始20分位までは
何だかよく分からない話だな、
とりあえず安藤さんだけ見て帰れればいいか位な感じだったんですけど
30分を過ぎるあたりから引き込まれてきて
上演時間は2時間弱でしたが
ものすごく短く感じました。
「箱の中の女」に比べれば比較的内容が分かりやすく
セリフがちょっと観念的だけど
考えさせられるものが多かったです。
時間がどんどん遡っていくので
過去にこういうことがあったから
さっきまでのシーンでこういうことだったのかぁと
腑に落ちる感じが結構気持ちよかったです。
「かもめ」というお話を知らなくても
さほど支障はありませんが
セリフで引用している部分があるので
知っていると余計に楽しめる気がしました。
舞台の裏側みたいな場面が多く
例えば、テレビなどで露出が多い俳優が稽古場に来ると
席を譲ったり、挨拶を丁寧にするところとか
芸能事務所との関係で役柄が決まったりすること
なんか現実の舞台裏でもこんなことが本当にあるんだろうなぁ
って面白かったです。
お目当てだった安藤さんは
やっぱり素晴らしくて
間近で見られてすごくありがたがったですが
もっと出番を増やしてもらいたかったです。
安藤さん以外では吉牟田眞奈さんって女優さんが良くて、
出てくるだけで期待感が持てる
お笑い面でかなり引っ張ってました。
結局主役の役者が死んだ理由はよく分からず仕舞いで
彼が、自分が悪い、って言うことで
逆に相手を追いつめていくんですけど
確かにそういうことってあるよなぁって思いました。
自分も弱音を吐きがちな人間なんで
分かる気がしました。
最近よく小劇団のお芝居を観に行くようになりましたけど
まだまだ自分の知らないところで
面白い、隠れたものがたくさん埋まっているなぁって
宝探しに似たものがあります。
これからも素敵な宝に出会えればいいなぁと思います。
日本がこんなときに、っていう雰囲気もありますが
もっと視野を広げれば、普段の日でも
生活に困窮している人はいて、
不測の事態で苦しんでいる人がいるわけで
そんなこと言ってたらきりがない、
と自分に言い聞かせました。
昨日は宿直で、観劇中に眠くなったら困るので
5時から昼寝(夕寝?)することにして
ウトウトしてたらあっという間に熟睡してしまい
気づいたらもう出発しなきゃいけない時間で
ハッと目覚めたときは
一瞬ここがどこで何時なのか理解できませんでした。
そんなこんなで手早く支度を済ませ家を出ました。
今回観に行った一番の動機は
主演の安藤聖目当てでした。
去年、ブス会という舞台ではじめてみて
こんなに演技が出来て、ルックスもいいのに
何でもっと露出しないんだろうなぁという感想をもって
興味を持ちました。
それに作・演出は岩松了さんで
一青さんの舞台「箱の中の女」も手がけていたので
全く内容が理解できないことはないだろうと
いう安心感もありました。
劇場は、下北沢駅前劇場で今回2回目です。
おそらくこれが典型的な小劇場という感じなのでしょうか、
とにかく隣の人との間隔が狭くて
これって太った人はくるな、ってことかなぁと
今日も感じました。
幸いなことに片方の席が空いていたので
良かったです。
前から2列目だったのですが
1列目が自由席で、背もたれはないのですが
値段も安いので、それはどうなのかなぁと思いました。
簡単なあらすじは、
チェーホフの「かもめ」を上演することになって稽古をしてきたが、
主演の俳優が急死してしまうという感じで
映画の「メメント」「アレックス」のように
時がさかのぼっていくタイプで
時間的に最新のシーンからはじまり
一番過去のシーンで終わるという形です。
なのではじめの内は、時系列が理解できずに
混乱してしまいました。
それにはじめて見る役者さんばかりで
誰がどの役をやっているかも理解しなければならず
役者さんの下にテロップが出てくれれば
楽なのになぁと罰当たりなことを思いました。
まだ2作しか見ていないので当たっているのか分からないですが
岩松さんの作品って、パッと見てすぐに分かりやすい話ではないし
終始笑わそうという感じでもないので
今回も開始20分位までは
何だかよく分からない話だな、
とりあえず安藤さんだけ見て帰れればいいか位な感じだったんですけど
30分を過ぎるあたりから引き込まれてきて
上演時間は2時間弱でしたが
ものすごく短く感じました。
「箱の中の女」に比べれば比較的内容が分かりやすく
セリフがちょっと観念的だけど
考えさせられるものが多かったです。
時間がどんどん遡っていくので
過去にこういうことがあったから
さっきまでのシーンでこういうことだったのかぁと
腑に落ちる感じが結構気持ちよかったです。
「かもめ」というお話を知らなくても
さほど支障はありませんが
セリフで引用している部分があるので
知っていると余計に楽しめる気がしました。
舞台の裏側みたいな場面が多く
例えば、テレビなどで露出が多い俳優が稽古場に来ると
席を譲ったり、挨拶を丁寧にするところとか
芸能事務所との関係で役柄が決まったりすること
なんか現実の舞台裏でもこんなことが本当にあるんだろうなぁ
って面白かったです。
お目当てだった安藤さんは
やっぱり素晴らしくて
間近で見られてすごくありがたがったですが
もっと出番を増やしてもらいたかったです。
安藤さん以外では吉牟田眞奈さんって女優さんが良くて、
出てくるだけで期待感が持てる
お笑い面でかなり引っ張ってました。
結局主役の役者が死んだ理由はよく分からず仕舞いで
彼が、自分が悪い、って言うことで
逆に相手を追いつめていくんですけど
確かにそういうことってあるよなぁって思いました。
自分も弱音を吐きがちな人間なんで
分かる気がしました。
最近よく小劇団のお芝居を観に行くようになりましたけど
まだまだ自分の知らないところで
面白い、隠れたものがたくさん埋まっているなぁって
宝探しに似たものがあります。
これからも素敵な宝に出会えればいいなぁと思います。