これが私の生きる道

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電気のありがたさ

2011年03月20日 19時54分31秒 | 思うこと
原発も何とかなりそうな雰囲気になってきて
多少、心の動揺も収まりつつあります。
関東地方では平日は計画停電が続いており
公共の場では節電が始まっています。
駅では照明の消灯はもちろんのこと、
エスカレーターも停止している場所が多く
職場でも余計な電力を使わないよう
気を使っています。

こうなって分かったことですが
これまでいかに余計な電力を使っていたかということです。
見栄え重視の照明や
歩いても大した負荷でもないのにエスカレーターを使ったり
過剰な空調だったり
こういうものに囲まれて、
運動能力や動物の本能みたいなものを無くしていたのかもしれません。

電力が安定してきたら、またしょうこりもなく点灯しはじめるのは
目に見えています。
ほとんどの人が無駄だなぁと感じても
今回のように大義名分がないと
消灯したりエスカレーターを止めたりするのは
難しいというのも
世の中の仕組みとして分かっています。

プロ野球セリーグの開幕が25日から29日に延期になりましたが
25日にしたかったのは、
おそらくナベツネだったと思われます。
選手はもちろん、オーナー、コミッショナーでさえも
本当はやりたくなかったのではないでしょうか。
でも頂点にいる人がこうと決めたら
下のものは従わざるをえません、
だから人の上に立つ人は賢明な人物でないといけないのです。

うちは端っことはいえ東京23区内で、
今まで一度も計画停電されていません。
地域によって電気を供給している変電所が違うとかで
まのがれているようです。
非常に助かるのと同時に
他の周りの地域は停電しているわけで
やっぱり東京はひいきされているなぁと感じます。
今回の事態がある程度収まった後、
今まで以上に東京一極中心になる感じもします。

もちろん原発は恐怖の対象に違いなく
震災から1週間経っても浮き足立たせている存在なのは
間違いないのですが
直接的に多数の死傷者を出したのは
津波だということをもう一度認識しておく必要があります。
今回の規模の津波が食い止める防波堤は
計算上では可能らしいですが
コスト面など考慮すると現実的ではないらしいです。

でも地震や津波は天災で、原発は人災だから
今後、原発の方がより批判を浴びるのは
間違いないでしょう。
しかし東京電力、保安院だけを責めるだけの話ではなく
ここまで電力を使用しなければならなくなった
日本国内の生活にも問題はあるでしょう。
それが生きていく為にどうしても必要というのならともかく
無駄な贅肉のような、そんな使い方をしているのは明確で
今実施している節電の50%でも行っていれば
もしかしたら原発を使用しなくても
平気な世の中になるのでしょうか。

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