これが私の生きる道

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aiko「Love Like Pop vol.16.5」

2013年10月12日 20時30分28秒 | 音楽
ご存じの通り、この公演の4日前のNHK公演が延期となり
開催も危ぶまれていたわけですが
こちらは予定通り、行われました。
数か月の間で3種類のツアーが楽しめるとのことで
とても素晴らしい催しなのは言うまでもないのですが
これがともすれば1回1回集中しようという気持ちの欠如に
つながった部分も多少あって
そこまでテンションが上がっていなかったのが
延期という事態にあって
逆に気づかされたというか
当たり前だと思っていたことが決してそうではないのだということに。

長く付き合った恋人同士のように
そこに慢心があって
失ってみて初めてそれがいかに貴重なことなのに
気づくのに似ているのかもしれません。
なので武道館公演はそんな想いを胸に臨みました。

たしかaikoのツアーでははじめてのセンターステージ方式で
オープニングとエンディング以外では
あまり映像に凝らなく
ライブハウスの感覚もちょっと味わえるこの方式は
aikoのステージングには向いていると思います。
特に武道館は6角形でどの方向からも同じ距離で見れて
いつもはアリーナ席しか取れない銀テープも
2階席まで飛んでいって取れた人も多かったです。

ただ花道が南側にしかなかったのが
せめて東と西の3方向(北はPA席があったので無理)
には欲しかったかなぁと。
あと東西南北のそれぞれでは立ち止まって歌うことが多かったけど
北東とか南西とか斜め方向ではあまり立ち止まってくれなかったのがマイナスかなぁ。

席は武道館公演でははじめてのアリーナ席で
北東側8列目でした。
ステージまでに障害物がなく
大変見やすい席でしたが
前述の通り、目の前で歌う回数はそんなに多くなかったです。

オープニングはステージ上に覆いかぶさったドームが色を変えて
それが割れてaiko登場の流れで
あそこにいたほとんどの人が気になっていた
歌声ですが普段とほとんど遜色ないもので
とりあえず安心しました。
声帯浮腫という病名だけ聞くとすごい重症じゃんって思いそうですが
注射打ったり声を出さないだけでここまで回復したようです。
何曲か辛そうなところがあったと書き込みを見ましたが
こんなんで心配していたらユーミンの高音の危うさに比べたら何ともありません。

セトリは普段よりはシングル曲が多いような気がしましたが
15周年記念という感じでもなかったです。
大阪公演からは1曲だけ変わっていたようで
「愛の病」も盛り上がるんでいいんですが
「花風」はあまり歌わないから個人的にはそっちの方が良かったかなぁ。

あとサポートメンバーがみんなこちら向きに座っていて
自分の席からはドラムを演奏している様がよく見えて
いつもはほとんど注目してませんが
あれだけ複雑な動きをするのはすごいなぁって感心しますね。
特にドラムなんてちょっとでもズレたら
演奏全体がガタガタになっちゃうじゃないですか、
絶対この楽器だけは嫌です。

センターステージということで
ステージがクルクル回転するかと思ったら
ここは固定でその分、aikoが終始動き回っていました。
ステージの上に円形のスクリーンがあり
あまり頻繁ではないですがそこに映像が映り、
ラストの「オレンジの満月」では
過去のライブ映像が流れて
15周年らしい雰囲気になりました。

まぁ何はともあれ、無事公演が終了して本当に良かったです。
12月の延期公演では何かサプライズがあるのか
それも楽しみにしています。

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