これが私の生きる道

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映画「アメリカン・スナイパー」

2015年03月01日 19時45分24秒 | 映画
先週、WOWOWでアカデミー受賞式を放送していて観ていました。
受賞式なんか観たって面白いわけがないだろうと
ずっとスルーしていて、数年前に冷やかしでチャンネルを合わせてみたら
これが結構面白くて、それからは毎年楽しみにしています。
今年の最大の見どころはプロジェクション・マッピングを用いたオープニングで
映画の歴史を振り返る見事なものでした。

一昨日、日本アカデミー賞も放送されていたみたいですが
こちらはもう10年以上観ていません。
なぜかこちらまで恥ずかしい気持ちがしてくるのはなぜでしょうか。
受賞した俳優さんも心から喜んでいるように見えません。

そのアカデミー賞では1部門しか受賞できなかったのですが
現在上映されているのがこの作品位しかなかったので
観に行ってきました。

いつも通り、事前に予約して劇場に入ると
隣に小太りな男が座っていました。
400以上の座席数で、50人も入っていない
空席だらけの状況で
自分が予約したときには間違いなく両隣空いていて
こういう場合、自動選択では隣に人がいる席を指定しないので
この男は自らこの席を指定したことになります。

場内、満員ならしょうがないですが
前述した通り、ガラ空きで
またこれが容姿の自信のある女性ならばまぁいいでしょう、
異性でも同性でもそれほど不快には感じないでしょうから。
隣に座る人がどう感じるのか想像力がないのかなぁ、
鈍感力もここまでくると殺意すら感じます、
本当、狙撃してほしかったです。
(もちろんその席には座らずに、前の方の誰もいないエリアに座りました)

あらすじ

イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員
クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。
スナイパーである彼は、
「誰一人残さない」というネイビーシールズのモットーに従うようにして
仲間たちを徹底的に援護する。
人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、
その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。
故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、
引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。
4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。


作品の出来不出来よりも
内容に関して賛否両論上がっているようですが
自分はクリス・カイルっていう人が可哀想で仕方ありませんでした。
どうも虚言癖があったみたいですが
あんな体験をしたらそれゃ普通の神経でいられるわけがありません。
ゴルゴ13みたいに人を殺しても
何も感じないような人間になれれば楽なんでしょうけど。

先週、カイルを殺した元海兵隊員の判決が出たニュースが流れて
それで結末を知ってしまったのは残念でした。
劇中でそれを知ったらより衝撃が襲ってきたことでしょう。

それと彼が亡くなったからこ映画をつくれた、と思っていたんですが
生前から制作する予定があったみたいで
本人が生きていたら今以上に批判にさらされていたんじゃないかと
日本だったらまずできなかったと思います。
あとこれだけの実力があったら
オリンピックでも余裕で金メダルがとれると思うのですが
競技と実際の狙撃では違うのでしょうか。

不思議だったのが奥さんの出産シーンで
女優さんのお腹が本当に妊娠しているみたいに
ボコって膨らんでいたんですけど
あれってどうやったのかなぁ。

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