犯罪捜査の手法が進化しつつある。
最新の科学技術を使った方法で捜査が行われてくるようになった。残された証拠に基づいて犯人を見つけ出すわけだが、この頃は犯人を特定できる証拠が残っていない場合は犯人を捕まえることができないと言う、反対の問題が生じているそうである。既に採集した証拠を徹底的に検証することはしても新たな証拠を求める努力がおろそかになっているのではないかと危惧する。コツコツと地道に足を使って捜査する手法が疎んじられている気がする。
最も有力なのが防犯カメラである。
犯罪が発生すると、まずは近傍の防犯カメラ映像をすべて入手して分析する。しかし、犯人像が捉えられなかった場合は簡単に諦めてしまうそうである。その他の現場証拠も同じで、犯人に行きつかない場合は無駄な捜査に終わってしまう。頼りになるのは市民からの情報提供であり、うまくゆけば逃走中の犯人を見つけることができる。あとは、犯人が新たな犯罪を犯し、本人の自供から他の罪状も明らかになることもある。よく新聞で報じられているが、これは要は警察では解決していない事件だったとも言える。
防犯カメラには膨大な数の人達が映っている。
その人達は一時的に容疑者として扱われている。もしかしたら私達が知らないところで容疑者扱いされているかもしれない。防犯カメラはあちこちどこにでも設置されているし、国を挙げて設置数を増やそうとしている。反対に言うと、体制側が国民を監視する手段を徹底的に整備しようとしている。これにAIの顔認識技術を使って一発で見つけることも可能である。犯罪者だけに適用されるのであればある程度納得できるが、万人に適用され、ほかの目的にも使用されたら脅威である。
血液型、指紋、DNAなどは、
現場に残されたものと照合する情報が必要である。過去の犯罪者や逮捕者などの情報は収集されているのだろうが、全く関係ない我々市民の情報が捜査情報に登録されているのかどうか確認する方法がない。例えば「私の指紋は登録されてますか?」と質問することができるのか、どこに問い合わせるのか私は知らない。たぶん大量の指紋データが収集されているのだろうが我々の知る由もない。血液型は最も一般的だが、私の血液型がどこまで誰に利用されているのかも知らない。
DNAの検査内容は私も知らないし、検査したこともない。
ただ、身体のほんの一部さえあればDNA鑑定は可能なようである。私のDNAの捜査情報はないであろうと推測するのみである。これまた確認する手段はないし、そんな問い合わせをすると変人として扱われるかもしれない。これまた、DNA情報は可能な限りどこかで収集蓄積されているのであろう。昔のDNA鑑定技術が未熟で、未熟なまま結果を妄信して犯人にしてしまったための冤罪があちこちで報道されていた。これも大いに反省しなければいけない教訓であろう。
最新の科学技術による捜査は否定しないが、
これに頼りすぎると、本来の捜査技術がおろそかになってしまうのではないかと危惧する。これにAIが加わって、すべてがAI任せになってしまうことはどう考えても危険でさえある。やはり従来通りのコツコツと地道な捜査は継続すべきであり、これを効率化するための道具としてしか機能できない。うそ発見器が画期的な捜査方法として脚光を浴びたが、未だに決定的な証拠とならず捜査の参考としかならない。これが本来の姿ではないかと思う。
最新の科学技術を使った方法で捜査が行われてくるようになった。残された証拠に基づいて犯人を見つけ出すわけだが、この頃は犯人を特定できる証拠が残っていない場合は犯人を捕まえることができないと言う、反対の問題が生じているそうである。既に採集した証拠を徹底的に検証することはしても新たな証拠を求める努力がおろそかになっているのではないかと危惧する。コツコツと地道に足を使って捜査する手法が疎んじられている気がする。
最も有力なのが防犯カメラである。
犯罪が発生すると、まずは近傍の防犯カメラ映像をすべて入手して分析する。しかし、犯人像が捉えられなかった場合は簡単に諦めてしまうそうである。その他の現場証拠も同じで、犯人に行きつかない場合は無駄な捜査に終わってしまう。頼りになるのは市民からの情報提供であり、うまくゆけば逃走中の犯人を見つけることができる。あとは、犯人が新たな犯罪を犯し、本人の自供から他の罪状も明らかになることもある。よく新聞で報じられているが、これは要は警察では解決していない事件だったとも言える。
防犯カメラには膨大な数の人達が映っている。
その人達は一時的に容疑者として扱われている。もしかしたら私達が知らないところで容疑者扱いされているかもしれない。防犯カメラはあちこちどこにでも設置されているし、国を挙げて設置数を増やそうとしている。反対に言うと、体制側が国民を監視する手段を徹底的に整備しようとしている。これにAIの顔認識技術を使って一発で見つけることも可能である。犯罪者だけに適用されるのであればある程度納得できるが、万人に適用され、ほかの目的にも使用されたら脅威である。
血液型、指紋、DNAなどは、
現場に残されたものと照合する情報が必要である。過去の犯罪者や逮捕者などの情報は収集されているのだろうが、全く関係ない我々市民の情報が捜査情報に登録されているのかどうか確認する方法がない。例えば「私の指紋は登録されてますか?」と質問することができるのか、どこに問い合わせるのか私は知らない。たぶん大量の指紋データが収集されているのだろうが我々の知る由もない。血液型は最も一般的だが、私の血液型がどこまで誰に利用されているのかも知らない。
DNAの検査内容は私も知らないし、検査したこともない。
ただ、身体のほんの一部さえあればDNA鑑定は可能なようである。私のDNAの捜査情報はないであろうと推測するのみである。これまた確認する手段はないし、そんな問い合わせをすると変人として扱われるかもしれない。これまた、DNA情報は可能な限りどこかで収集蓄積されているのであろう。昔のDNA鑑定技術が未熟で、未熟なまま結果を妄信して犯人にしてしまったための冤罪があちこちで報道されていた。これも大いに反省しなければいけない教訓であろう。
最新の科学技術による捜査は否定しないが、
これに頼りすぎると、本来の捜査技術がおろそかになってしまうのではないかと危惧する。これにAIが加わって、すべてがAI任せになってしまうことはどう考えても危険でさえある。やはり従来通りのコツコツと地道な捜査は継続すべきであり、これを効率化するための道具としてしか機能できない。うそ発見器が画期的な捜査方法として脚光を浴びたが、未だに決定的な証拠とならず捜査の参考としかならない。これが本来の姿ではないかと思う。
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