ヤマブキ

2006-04-12 01:27:44 | 


ヤマブキ
バラ科
ヤマブキ属

山吹が山裾に咲いている
西日を受けたその花色は
まさしく山吹色

山吹色と言えば大判、小判の輝く色だ
なんて、時代劇の菓子折の下や
ふくさに包んで差し出す越後屋に
「越後屋、おぬしも悪よのぅ」と悪代官が宣(のたま)う

そんな連想をしながら冬草の枯れた山裾を歩く

山吹の八重の花も咲いている
太田道灌ゆかりの話を思い出す

「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の(蓑)一つだに 無きぞ悲しき」

 兼明親王(かねあきらしんのう)後拾遺和歌集









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