ヒメウツギ

2006-04-30 11:26:18 | 



ヒメウツギ 白




ヒメウツギ 白




ヒメウツギ 白



ヒメウツギ(姫空木)
アジサイ科(ユキノシタ科)
ウツギ属

小さな花を付ける繊細な感じのするウツギである
昨年、鉢物をフラワーショップで見枯れて、お持ち帰り ^^
今年の春早くに、枯れていたような枝から芽吹いてくれて、ほっ
しかし、初めて咲いた花は、とても、小さな花で、
あららっ
接ぎ木の親木から伸びた枝かなって?調べたけれど
そんなことはなかった
不思議なこともあるものだな、って思っていた
ここの所の暖かさで、蕾を付けた枝も大きく成長して
見覚えのある大きな蕾になり、
去年みた、かわいらしい花を咲かせてくれた
暖かかったり、寒かったりで、花も戸惑って
小さな花を咲かせてしまったんだな


365花撰
のサイトの

ヒメウツギ
のページが詳しい
しかし、これだけの花の情報をネットに公開して素敵なページを
提供している人の熱意には、敬意を表したい




ヒメウツギ ピンク




ヒメウツギ ピンク




ヒメウツギ ピンク







風船アート in 葉山芸術祭

2006-04-29 23:55:47 | 風景



風船アート by 北川 純




明鏡止水に浮かぶ風船の花



所用で訪れた葉山の町役場前のツツジの名所「花の木公園」
折からの「葉山芸術祭」の参加作品として「北川 純」氏による
「風船アート」
が町役場前の流れる泉「明鏡止水」に浮かんでいた
風船による赤、ピンク、白の花が満開のツツジと絶妙なコラボレーション効果を
上げていた

「花の木公園のツツジ」については、
沢山の画像を此処に貼るわけにはいかないので
写真家ネットに上げた

しかし、まあ、風景も撮ってみれば楽しいものだな ^^
もっとも、雨が急に上がった昼過ぎだから、
静かな眺めが堪能できただけかも知れない
ブログに貼る画像は、不特定多数の人の顔は映し込みたくないものだから




風船アートと花の木公園のツツジ




町役場から見た風船アート




ツツジ

2006-04-28 23:55:53 | 


「花の木公園」のツツジ
なだらかな斜面に色とりどりのツツジが植栽されていて
今の時期、赤く染まる斜面を眺めたり、
ツツジの木の間を散策できる、癒される空間である
訪れた時は、少し時期を逸したようで、雨の後とともに、
少し花びらが、くすんでいた

何時もは、花に寄って撮る癖が付いているが
これだけ咲き誇っていると、やっぱり・・・
みんな撮ってあげたいと思ってしまう

と言いつつ、マクロレンズは用意したけれど、三脚を忘れた
三脚のないマクロ撮影は、ピントが合わず、惨めになるから・・・





八重桜

2006-04-28 00:31:33 | 


八重桜

もう、散ってしまったと思った八重桜
白い花びらに、ほのかにピンクがかかる上品な八重の桜だ
生憎の雨の中、用事を済ませていると、雲が切れてお日様が顔を出してくれた
車の中に持ち込んでいたデジカメを取りだして、花散歩

ここは、ツツジが斜面に一面に植栽されている「花の木公園」
その一角にこの八重桜はポツンと植えられている
毎年、この花を見るのが楽しみに、なっている

二年前は、初めてのデジカメで
翌年は、初めてのデジカメ一眼カメラで
そして、今年は、新たに手に入れた高画素数のデジカメ一眼である

雨が上がった後の花びらは、しっとりとしているが、元気がない
桜は、程よい春の日差しの中で、輝くものなんだろう

春は足取りを進めるのが早くて、のんびり屋の私は、
うかうかしていると、咲き急ぐ春の花達を、カメラに納められない
この八重桜も、花柄だけの枝が多いが、かろうじて、花を残してくれていた

桜、花見・・・

まだ、子供達が小さい頃の事である
山の上に桜の名所があり、娘と息子を連れてハイキングがてら
花見に出掛けた
ハイキングコースになっているとはいえ、かなり急な斜面を登りながら
久しぶりの子供達との触れ合いを楽しんだ

姉、弟とはいえ、強気な娘と弱気な弟・・・
がっ、
こんな急な斜面だと、やっぱり男の子
先へ先へと、娘と私を置いて、元気なのである

どうやら、たどり着いた山頂は、一目千本桜・・・とまではいかないが
春の日に輝きを増した桜の壮観な眺めである

先を歩いていた息子の足が止まる
おお、偉い、娘と私を待ってくれている・・・
そんな風に、親バカな私が考えたときに
ふと、見ると、息子が立っていたのは「たこ焼き」の出店の前

たこ焼きを買って、最後の高みまで歩く
幸い、ベンチが開いていたので、連れ合いの持たせてくれた
おにぎりと、たこ焼きを食べて、そろそろ、散り始めた桜を見ていた

「もう、かえろ~」
息子が、私の顔をのぞき込んで言う
まだ、幼稚園の子供だから、花の、自然の美しさ、趣が解らない・・・
「まだ、来たばかりじゃ~ないの」と、娘
「だって、もう、たこ焼き食べちゃったもん」

行きがけに、一緒に付いてくるのを嫌がった息子に
「山の上にはたこ焼き屋が店を出しているよ」と、言った私・・・

人は、食べ物で釣ってはいけません ^^;





隅田川からの展望

2006-04-26 23:55:26 | 風景
たまには、趣向を変えて <単に雨で花が撮れないだけ ^^;
風景など貼り付けてみようと思う
仲間達と出掛けた浅草から「水上バス」で浜離宮まで隅田川を下った
生憎の雨の中とガラス張りの船の中からなので、
何とも画像的には、イマイチだけれど、
やむを得ないな



アサヒビール・タワー浅草、本所・吾妻橋の袂にある大きなビールジョッキーを模したビル隣のオブジェは炎だとか立てるはずが・・建築基準に合わず寝かせたとか作られたときは物議をかもしたものだ設計者はフィリップ・スタルクだと言うがこれが炎と言われてもこういう世界はちと、解らないなぁ




中央大橋と巨大ビル





水上バス




浜離宮の向こうに汐留サイト








小さき、蒼き花・・・キユウリグサ

2006-04-25 23:55:40 | 


キュウリグサとオオイヌノフグリが並んで咲いている
こうして並んでいると、キュウリグサの小さい花が実感できる

(しかし、何でオオイヌノフグリが欠けているんだ)
近頃、注意力散漫だな

まあ、ピントを合わす花が小さくて三脚に据えたカメラで近寄ると
手持ちのように、全体を見ないで、真ん中の花にばかり気がいってしまう・・・

人も、世の中も、そうかも知れない
自分が惹きつけられるものに注目するあまり、周りのものには、
あまり、注意を払わなくなってしまう

まあ、全体に気を配れれば、良いのだけれど
あまりに、すべてのものに気を配りすぎても、疲れるばかりかな?

ニホンタンポポ(日本蒲公英)

2006-04-24 23:55:32 | 


ニホンタンポポ(日本蒲公英)
キク科


日本の古来からの在来種のタンポポである
普通に見かけるタンポポは外来種の「西洋タンポポ」であることが多い

違いは花の下の総苞片が反り返っているかどうかで見分けられる
近頃は、外来種と在来種の「雑種」が増えているという

ニホンタンポポと帰化タンポポの遺伝的関係
によれば、ニホンタンポポが減少していく訳が分かる
生命力の違いと自然環境の悪化で、純粋な種が絶滅していく・・・
悲しいことだ
ただ、見方を変えれば、そうして自然は進化?してきたのだから
私ごときが嘆いても、詮無いことかも知れない

ただ、私にとって救いなのは、私の庭に何時の頃からか
ニホンタンポポが咲いていてくれることだ

セイヨウタンポポは、自分自身で種を作ってしまう
ニホンタンポポは、他の花の花粉を貰わないと種が出来ない
だから、ミツバチやハナアブの訪問は大歓迎なのだ

ニホンタンポポの葉は、まあ、食べたいくらいに大きく葉を張り出している ^^
この画像のタンポポは、まだ幼いものだから、小さな葉を慎ましやかに広げて
初めての花を咲かせているけれど
モグラのトンネルの進路に当たったばかりに、ゴボウのような根を
欠き切られ、今はもう無い他の場所のタンポホは40cm四方に葉を広げていた

そして、春を過ぎ、初夏の日差しが強さを増すと同時に、ニホンタンポポは
姿を消してしまうのだ
また、次の春に花咲かすために・・・
こんな野草は、まだ他にもあるが、ニホンタンポポの場合は
特別な思い入れがあるせいか、「ものの憐れ」を感じてしまう

先日訪れた「浜離宮」の芝生の植え込みに沢山のニホンタンポポが咲いていたのが
印象的だった
丁度見頃の八重桜も、綺麗で感銘を受けたが、
野草の健気さに目がいってしまう私は、一寸変わっているのかも知れない







サボテンの花

2006-04-23 23:55:31 | 


サボテン

玉翁という名前らしい
硬い棘ではなく、柔らかい長いヒゲが沢山伸び出していておもしろい
昨年は、棘の硬い丸いサボテンに花がリング状に咲いたが
雨のかかる所において越冬させてしまったので、
今年は花を付けてくれなかった
おもしろいもので秋から冬の間、水やりをすると春に花を付けてくれない

このサボテンも水やりの管理が出来なくて、
寂しいもので三つしか蕾を付けてくれなかった

それにしても、白い長いヒゲにかわいらしい赤紫の小さな花が
なんだか、おもしろい対比に見えてしまう

また、私の様な仙人になりたくて成れない修行の足りない半端な年寄りだけれど
歳を重ねても、心の中にある熱いものを
このサボテンの花は、象徴しているように感じている




セイヨウジュウニヒトエ

2006-04-22 11:14:35 | 


セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)
シソ科
アシュガ属

なんとも、十二単などと優雅な名前だ
花が重なるように咲いている様からの連想からか

しかし、マクロレンズでみる花達は、美しさもさることながら
逞しさも、かいま見せる

そこにあるのは、まさしく生き物の姿だ
ひとところで、動かない植物は、静的なもので、
動物たちと違うような印象を持っていた
だが、ひとたび、拡大された姿を見ると、
逞しい剛毛や、小さな棘を持っていたり・・・

自然って、不思議だなぁ

この花の思い出は、以前にも書いたが、移転したご夫婦だ
頂いた花は、逞しく毎年ランナーで増えていますよ

今頃、仲良く庭の花を世話していることだろうな








シラン(紫蘭)

2006-04-21 23:55:39 | 


シラン(紫蘭)
ラン科
シラン属

かわいらしいランである
幅広のスラリと伸びた葉の間から伸び出した花茎に紫の花は、清楚ながらも
赤紫の花色が艶やかさを添える
ランと言っても、庭に地植えて強い花だから、葉の爽やかさも楽しめる
・・・・

カウンターの端にすらりとした葉の間から光線の具合か、ピンクのシランの花が見える
ふらりと入った裏通りのスナックは、カウンターの端が見通せるように
誰もいない
ママが『いらっしゃい、初めてですよね?』と顔をのぞき込むように声をかけてくる
「うん、初めて」ポツリと返事をする
『なんにしますか?』ママもまた、投げやりな物言いだ
「ウイスキー ストレートで」
カウンター越しにショットグラスとチェイサーを置きながら
『どちらから?』
「岡山から」
『あら、海を越えて来たのね』
「うん、フェーリーで」
小鉢のキスチョコを差し出しながら
『でも、岡山弁じゃー無くって、関東の感じがする』
「うん、神奈川」
『高松も、近頃関東からの出張の人が多いんですよ』
と、ポツリというママも又、関東言葉の人だと判る

・・・・花には、人それぞれ、様々な思い出があるんでしょうね