スイセンも咲いて

2007-12-30 17:55:34 | 


今日の神奈川は、強い西風が吹きましたが、日差しは暖かく
暮れの掃除と新年を迎える準備も、辛くはありませんでした

正月用の食料の買い出しに出かけた帰り道、ちょっと寄り道をして
畑周りの日だまりの斜面を歩いてみました

スイセンが咲き出していました
かなりの風のために揺れていて、なかなか止まってくれず
ひたすら風の息が止まるのをじっと我慢の子でした

どうやら、この一枚がほんわかとした春の花の雰囲気を捕らえていました

今年は写真もマンネリから、あまり好いショットは撮れなかったけれど
来る年には、もう少し機材を上手に使って、もう少しましな写真を撮りたいものです

まあ、毎年のことで、来る年には多大な期待をもつながら
なかなか実現できないのが世の常ながら
やりたいことをやれる健康な体を保っていきたいものです

レンズの逆つけ-3

2007-12-17 23:50:37 | Camera

普通にマウントしている35mmF2D広角レンズ


リバース・マウント・アダプターを介して逆付けされた35mmF2D


リバース・マウント・アダプターをレンズ先端に付けた35mmF2D広角レンズ


普段隠れているマウント側のレンズ端保護のためにBR-3で保護する
BR-3を付けてもマウント側のレンズはむき出しだから
BR-3のねじにフィルターとフードを付けている


BR-2AとBR-3

左がBR-2Aでレンズ先端のねじ溝にねじ込んでマウントする
右がBR-3で、レンズ後ろ(通常のマウント側)を保護するアダプター


BR-2AとBR-3

この二つのマウントアダプターで、広角レンズを逆付けして
通常のマクロレンズ以上の接写が出来るようになる

レンズを逆に付けるのだから、カメラとレンズを繋ぐ電気接点はレンズの前に来てしまうから
カメラはレンズを認識しない
(D300のカメラのレンズ情報メニューで35mmF2Dのレンズーデータを
 設定する必要が有る)
また、レンズは固定焦点で、ピントリングを回してもピント合わせは出来ない

ピントはカメラを動かして被写体との距離を調節して合わせて撮ることになる

勿論カメラの手持ちなどでは被写界深度が極端に浅いためピントを合わすどころか
ブレのためにまともな写真は撮る事が出来ない

なんとも、やっかいな手間のかかる事なのである
三脚に固定しているとはいえ、シャッターを指で押しても振動でブレてしまう

そこで、また新たな機材を投入しないといけない


接写レール
カメラを右端のコルク部分にセットして、真ん中の二つのつまみで前後左右の
位置を動かして微妙なピントを合わせることが出来る

マルチコントローラー

カメラのシャッターを電気的に操作するコントローラー
単に、シャッターリリース機能だけのもので良いのだけれど、
このコントローラーはインターバルタイマー付きで
設定した時間間隔で自動でカメラのシャッターを切ってくれるものだ


アングルファインダー

プリズムで直角の位置からファインター像を見ることが出来る優れもの
そして、X2(二倍)の切り替えレバーで拡大画像が見られる
私の様に目の弱いものにとっては、ピントの確認のためと、
低い位置での撮影でも、腹ばいにならなくて済むので
野草などの撮影には必需品なのだ

後は三脚に接写レールを取り付け、接写をすることになる
三脚はカーボンファイバータイプのものだが、しっかりと押さえ込むか
重しをぶら下げるなどしてやらないとかなり揺れを感じてしまう

もっとも、野草の接写の場合は、三脚を地面すれすれに180度くらいに開いて
使うことが多いので
カメラ自身を上から押さえて撮影の瞬間のブレ防いでいる

なんとも大がかりな事になっしまったが、マウントアダプター以外は
以前に入手していたものなので、やっと出番になったものだ

野外での花達の接写は風との戦いである
まして被写界深度(ピントの合う範囲)の極端に狭いこの手の接写は
そよ風の様な風でも被写体はユラユラしてしまい、忍耐を強いられる

とんでもないことを知ってしまったから
これからの冬の季節、それなりに課題が出来たので退屈はしないだろう

しかし、もう一つの課題である富士山の撮影では300mmのレンズも欲しいし
ここ、しばらくはチョイ不良オヤジを返上して悪友達との外での飲む回数を減らして
レンズの沼に足を踏み込む覚悟を決めるしかないかな?

レンズの逆つけ-2

2007-12-17 23:18:32 | Camera

ホトケノザの閉鎖花


キツネノマゴ


エノコログサ

広角レンズの逆付けによる接写(1.4倍)

これまでも、マクロレンズを使って花の接写や水滴の接写をしてきた
そして、部分の拡大は狭い範囲を切り取って画像にしていた

このレンズの逆付けだと切り取り(クロップ)をしなくてもかなりの接写が出来る

本当のねらいは、水滴の接写をしたいからだけれど、とりあえずレンズにアダプターを
かましてカメラにセットして、庭の花達を撮ってみた
使ったレンズはNikkor35mmF2.0Dだから1.4倍の接写を
したことになるようだ

こうなると広角20mmのレンズを手に入れて、もっと大きな接写をしてみたくなってしまう

レンズの逆つけ

2007-12-16 20:16:45 | Camera


単焦点広角レンズを手に入れたので、以前からやりたかった
レンズの逆つけをテストしてみた

35mmのレンズの場合、1.4倍のマクロ写真が撮れる

NikonのBR-2Aというマウントアダプターをレンズの先端にねじ込んで
カメラにセットする



シソの枯れた実を撮ってみた
かなりな迫力だ

レンズを逆に付けるから、ピントリングは機能せず、固定焦点となる
このためピントはカメラ自身を動かして被写体との距離を調節して取る

詳しくは、次回に譲るが、かなり面白い画像が撮れる


水玉

2007-12-14 22:22:06 | 徒然に


昨日の画像を水玉部分を強調するために切り取ってみた
もとの画像は横幅4000Pixだけれど
その中の600Pixについて切り取った
元画像が大きいので切り取ってもどうやら見られる画質だ



以前マクロレンズを入手したときも水玉に挑戦してみたが
それに比べれは広角レンズで寄ったものは見劣りはするけれど
それなりにマクロ的に使えることがわかったテストだった





雨上がり

2007-12-12 10:30:54 | 徒然に


雨上がりの松の葉に水滴がきらり
新しく手に入れたレトロ?なNikkor 35mm F2D単焦点広角レンズで
寄って撮ってみた
かなりピントがシビアーで何枚かは手ブレになってしまった

ボケの形も八角形で、今時のレンズでは丸くぼけるのに
絞り羽の枚数が少ないから、仕方ないけれど
なにか、昔の古き良き時代の写真のようで、興をそそる



ボケを強調してみたけれど、マクロレンズとはちょっと違う雰囲気で
これはこれで、面白い

また、咲き出したプリムラの花をマクロ的に撮ってみた


かなり近くまで寄れるので、面白い

以前のデジカメでないフィルムカメラでは
標準レンズとして50mmレンズが多用されたが
この35mmのレンズはニコンのDXフォーマットでは、
それに準ずる画角となる

ズームの便利さに慣れてしまっていたが、
被写体との距離を体で合わすために前に行ったり後ろに下がったりして
楽しいかも

後は、手ぶれ補正機能のついたレンズに慣れているので
安易にシャッターを切る癖がついていて、
意外と手ぶれしているのに気がついた
カメラのホールドをもっとしっかりして撮りなさいと
レンズにいわれているような気がした
雨上がりの朝であった

スプレーバラ

2007-12-09 10:01:06 | 


変わった花姿のバラがアレンジメントの中に有る
「スプレーバラ」という名前が銘板に書いてある

なにか、ボタンやシャクヤクの様な風情だ
「スプレー咲き」という咲き方だという

真っ白というか薄いクリーム色だけれど、
蛍光灯の影響か少し画像の色は違う雰囲気だ
「色温度」という定義がカメラの画像にはあるけれど
色々換えてみたると様々に色の度合いが違ってくる

それと、蛍光灯は50Hzで瞬いているから、
写真を低いシャッタースピードで撮ると影響が出ることがある
これは、1/20のSSだから、影響が出ているかも知れない



ネットで調べてみるとこのバラの流通名は「ウイット」というもののようだ
ころっとした花姿がかわいらしい

それにしても、新しいカメラをてに入れたが
それなりの写真を撮りに出かけられない
そんなわけで、仕事場のフラワーアレンジメントを撮って
あれこれ操作を試している
以前のカメラに比べて、光の弱い被写体でも、そこそこ撮れるのがうれしい