まだ、年賀状を書けないで居る
毎年、年の瀬を迎えて
逝ってしまった人を思い
新しい年を迎えられるであろう己を
生かせていて呉れるのは何なんだろう?
なんて考える
喜寿を迎える我が身は取り立てて悪いところはないし
実のところは
長寿を全うした父や母にあやかって
後、15年ほど生かしてもらって
孫娘の成人式の振り袖姿を見て写し取りたいと願ってる
こんな夜にはカランって転がる氷のかけらを
グラスで回して琥珀色のとっておきのウィスキーを
飲みつつ、こんな歌を聴いて
汚れた心を清めたいものだ
瑠璃色の地球 手嶌葵