チロリアンランプが揺れて

2006-09-30 22:45:40 | 徒然に


秋の日を浴びて壁に垂れ下がったチロリアンランプが
爽やかな風にゆったりと揺れている
右に・・・
左に・・・
写真を撮る私はといえば
ひたすら風の息が止む時を待っている

やまない・・・・

枝が揺れると影も揺れる・・・
ゆんら~り・・・ゆらり・・・

いつの間にか、ファインダーを覗いている私も
赤と黄色の小さいランプの揺れにつられて
頭を揺すっている

あははっ、このリズム気持ちがよい

終いには、カメラをもった手を降ろして
ファインダーの狭い視野からではなく、肉眼で
壁に揺れる枝垂れた枝の揺れを楽しんでいた

秋の日に照らされて・・・
ゆんら~り、ゆらり
チロリアンランプが揺れる
影が揺れる
私も風に身を任せるように揺れる

心地よい風が吹き抜ける日だまりの秋



この「ドングリ」は?

2006-09-29 23:55:06 | 徒然に


里山に続く路にドングリが落ちていた
クヌギのドングリとは違いスラリと長目の実を見て
椎の実だと思ってみていたが
いざ、どの木なのか?
判らなくなった


いろんなドングリ
のページで見ても判らない
葉っぱはかなり艶があるので、椎の木だと思うがそれでも色々種類があるものだ
でも、樫の木の葉っぱに似て居るなぁ?



ススキ

2006-09-25 23:55:49 | 風景


ススキの穂が伸び出して、夕日を浴びて光っている
沢山のススキでなく、崖に小さな株を茂らせているけれど
ある秋の日に、枯れススキになった綿毛が旅をして
ここにたどり着いて定着したんだろう

我が家の庭には、定着して欲しくないけれど、
やはり、どこかにススキが生えていないと
これからの月が綺麗になる季節、寂しいものだ

近頃は、季節感が希薄になっていると思っていたが
野に出れば、しっかり、自然は季節を知らせてくれるものだ




まだ、イガグリが残ってた

2006-09-24 23:55:23 | 風景


ボランティアの会議が終わった後、ちょっと、デジカメ散歩をしてみた
ぶらりぶらりと、あてもなく歩いているけれど、
目玉はキョロキョロと、せわしなく道の草や、辺りの景色の中の被写体を探してる ^^
ゆったりとした、大きな駐車場の奥に、なんと、クリのイガを見つけた
もう、イガグリはみんな弾けてしまって、丸いイガグリが付いている樹なんて無いのに<
何故か、この樹はまだ、青い丸いイガグリがいっぱい!

近寄ってみると、イガが弾けて、中のクリが顔を出しているものがあった
やっぱり、チカチカするトゲに守られた中のクリ、 可愛いね

残念ながら、曇り空の日陰で、風が強かったので、ブレがあるけれど
雰囲気は秋の始まり・・・
本当は、もうどっぷりと秋なのにね

さて、オープンな雰囲気の駐車場だけれど人の家だから、
栗の木の下にいると、いけないよね
カメラを持っていると、ついつい、ずかずかと、人の領域に入り込んでしまうな



ムクゲ

2006-09-23 23:58:33 | 


暑い夏の日差しの中で次から次へと、花を咲かせて
楽しませてくれたムクゲだけれど、
秋の気配の中で、ちょっと、寂しげに咲いているように見える
花や木は、そんなことを考えていないだろうから
こちらの勝手な思いこみなんだろうな



トンボ

2006-09-22 14:51:08 | 徒然に


小さな池にトンボたちが次の命を繋ぎに訪れている
尻尾の白いシオカラトンボはオス
尻尾のムギワラ模様はシオカラトンボのメス

おりからムギワラトンボがお尻をピョンピョンと器用に振りながら
産卵している
残念ながら、しっかり高速で捕らえられなかったが
雰囲気は判って貰えるかな



そして、産卵し終わったムギワラトンボは近くの木の枝に留まった
良く見ると尻尾にまだ水滴がついている



右の前羽は、痛々しい暗いに掛け落ちている
秋の深まりの中で、小さな池で虫たちが静かに、命を繋いでゆく

枯葉が一枚、舞い降りて、池に小さな波紋が広がり、そして消えていく