ドクダミ

2005-06-21 23:33:00 | 


ドクダミ、
私の子供時代はまだ、薬草が民間療法として活用されていた頃だ
あれこれある薬草の効能を知っている人たちは、漢方の専門家は別として
もう、私たちの世代で、終わってしまうのかな

まだ、子供の頃、おできが出来やすかったせいか、良くお世話になった草だ
母に言われて、ハート型の緑の葉の周りに少し赤紫の縁取りの有る葉を採った
独特の臭みに、閉口しながらも腫れ物の痛みから逃れようと、がんばってみたものだ
それを火であぶって、柔らかくして、腫れ物の上に貼り付けた
不思議と腫れ物の膿みが取れて、直ったものだ
今は、抗生物質や化膿止めの軟膏などがあるので、使うことは無いが
逞しく茂るこの草を刈るときに、独特の臭みをかぐと
幼かった頃の子供時代と、若かった母の面影がよみがえってくる
思い出深い草だ

白い十字架を思わせる花びらが特徴的だが、
なんと五つの花びらを持つ花がちらほら見つかった
正確には、花びらではなく、総苞片だという
真ん中のうす黄色が花だって













アジサイ(アナベル)

2005-06-19 20:36:14 | 








緑、薄緑、白と、花色を変えてくれるアナベル、
今は、まだ、薄緑色だ
この大きな花房が真っ白になったら、さぞかし綺麗なんだろうな
たのしみ ^^



緑色だった花色が白く変わってきた
それと同時に真ん中の花が開いている
ガク片のない、本物の花だけのものも
そっそりと咲いている
ほのかな、甘い香りがあたりに漂い、
アジサイって、こんなに良い香りだっけ?


ツユクサ

2005-06-18 15:56:47 | 




ツユクサ、露草
なんとも、儚さを感じさせる花だ
ところが、この花はとても逞しさを持っている花なのだ
普通、花が咲いた後、花は散ったり落ちたりして自然に帰る
ツユクサは、咲いた後花びらとシベが収縮して、吸収され
次の花のための養分となるそうな
なかなか賢い花で、そのせいか、結構逞しく繁殖して群落を作る
子供の頃は、この花びらを絞って青色の水を作って
ままごと遊びなどしたものだ

ビヨウヤナギ

2005-06-18 01:56:38 | 




なんとも、オシベの長いこと、
これほど長くなる訳って何かあるのかな?
花を訪れた小さなハチが、花粉を集めるのに行ったり来たり
花粉を集めるには、かなり非効率な花だと思うけれど
それでも、彼女の後ろ足の花粉を集める処には
黄色い花粉がいっぱい、付いていた
この小さなハチはどんな習性で、単独の生活なのか集団生活なのかは不明だ

ユリ(オリエンタルリリー)

2005-06-17 20:53:11 | 




何とも華やかなユリである
新聞の販売所が、お得意様に配ってくれた百合で、
昨年より蕾も多く付けてくれた
花姿は、だらしなく開きすぎだけれど、色合いで楽しませてくれる

隣に植えている百合の「カサブランカ」は、今年はどうしたわけか
私の背丈を超してしまった
春先に芽の周りにまいた肥料が効き過ぎたのかな?
蕾はまだ、小さいが白い大輪の花が咲くのが楽しみだ
もっとも、脚立に登らないと写真は撮れないかも ^^;

ホタルブクロ

2005-06-16 00:01:54 | 






ホタルブクロ、
梅雨に入る頃に釣り鐘のような花を付けた穂をのばす
まるでホタルが一休みするような風情だから、その名が付いたのだろう



一寸、いたずらして、「ケミホタル」という発光具(釣り竿の先に付けて夜釣りをするもの)
中に仕込んで、雰囲気を出してみた (昨年のいたずら)


サミダレハギ

2005-06-15 19:13:40 | 





先日、ニワフジ?かなって、書き込みしたけれど
今日の朝日新聞「花おりおり」出取り上げていて
花の咲く時期から、「サミダレハギ」(五月雨萩)と呼ばれる
事が判った。
萩にも色々種類が有ることがこの花で判ったけれど
梅雨の頃に赤紫の花を咲かせる萩という事で
間違いないと思う

「サミダレハギ」をググッていたら、素敵な花の写真のブログに出会ったので
トラックバックすると同時にリンクを張らせていただいた
Yoshiaki's Photo Blog

ハギについては↓こちらのサイトを参照させていただいた
ハギ(素人演芸解説)

城ヶ崎の雨、ふたたび

2005-06-08 23:48:17 | 


八重のガクアジサイ、「城ヶ崎の雨」
今まで咲いていた大振りの花房が終わり
切り取った後に
隅の方にひっそりとしていた蕾が色づき始めた
園芸種の鉢のアジサイは、本来の咲く時期を早められて
出荷されるのだろう
だから、これから梅雨になり、アジサイの頃という時には
もう、盛りをすぎている
これからは、路地植のアジサイが本番を迎えるんだな