雨が上がって、クチナシの花が白く輝くように咲いている
ドクダミ、
私の子供時代はまだ、薬草が民間療法として活用されていた頃だ
あれこれある薬草の効能を知っている人たちは、漢方の専門家は別として
もう、私たちの世代で、終わってしまうのかな
まだ、子供の頃、おできが出来やすかったせいか、良くお世話になった草だ
母に言われて、ハート型の緑の葉の周りに少し赤紫の縁取りの有る葉を採った
独特の臭みに、閉口しながらも腫れ物の痛みから逃れようと、がんばってみたものだ
それを火であぶって、柔らかくして、腫れ物の上に貼り付けた
不思議と腫れ物の膿みが取れて、直ったものだ
今は、抗生物質や化膿止めの軟膏などがあるので、使うことは無いが
逞しく茂るこの草を刈るときに、独特の臭みをかぐと
幼かった頃の子供時代と、若かった母の面影がよみがえってくる
思い出深い草だ
白い十字架を思わせる花びらが特徴的だが、
なんと五つの花びらを持つ花がちらほら見つかった
正確には、花びらではなく、総苞片だという
真ん中のうす黄色が花だって
あれから、またたくさんの花が開いてくれた
良く見たら、花びらに斑点が有る
普通ユリにはこの斑点?が有るのだけれど
よそで見た同じような黄色の百合は、のっぺりとして
何にもアクセントが無かった
緑、薄緑、白と、花色を変えてくれるアナベル、
今は、まだ、薄緑色だ
この大きな花房が真っ白になったら、さぞかし綺麗なんだろうな
たのしみ ^^
緑色だった花色が白く変わってきた
それと同時に真ん中の花が開いている
ガク片のない、本物の花だけのものも
そっそりと咲いている
ほのかな、甘い香りがあたりに漂い、
アジサイって、こんなに良い香りだっけ?
ツユクサ、露草
なんとも、儚さを感じさせる花だ
ところが、この花はとても逞しさを持っている花なのだ
普通、花が咲いた後、花は散ったり落ちたりして自然に帰る
ツユクサは、咲いた後花びらとシベが収縮して、吸収され
次の花のための養分となるそうな
なかなか賢い花で、そのせいか、結構逞しく繁殖して群落を作る
子供の頃は、この花びらを絞って青色の水を作って
ままごと遊びなどしたものだ
なんとも、オシベの長いこと、
これほど長くなる訳って何かあるのかな?
花を訪れた小さなハチが、花粉を集めるのに行ったり来たり
花粉を集めるには、かなり非効率な花だと思うけれど
それでも、彼女の後ろ足の花粉を集める処には
黄色い花粉がいっぱい、付いていた
この小さなハチはどんな習性で、単独の生活なのか集団生活なのかは不明だ
何とも華やかなユリである
新聞の販売所が、お得意様に配ってくれた百合で、
昨年より蕾も多く付けてくれた
花姿は、だらしなく開きすぎだけれど、色合いで楽しませてくれる
隣に植えている百合の「カサブランカ」は、今年はどうしたわけか
私の背丈を超してしまった
春先に芽の周りにまいた肥料が効き過ぎたのかな?
蕾はまだ、小さいが白い大輪の花が咲くのが楽しみだ
もっとも、脚立に登らないと写真は撮れないかも ^^;
ホタルブクロ、
梅雨に入る頃に釣り鐘のような花を付けた穂をのばす
まるでホタルが一休みするような風情だから、その名が付いたのだろう
一寸、いたずらして、「ケミホタル」という発光具(釣り竿の先に付けて夜釣りをするもの)
中に仕込んで、雰囲気を出してみた (昨年のいたずら)
先日、ニワフジ?かなって、書き込みしたけれど
今日の朝日新聞「花おりおり」出取り上げていて
花の咲く時期から、「サミダレハギ」(五月雨萩)と呼ばれる
事が判った。
萩にも色々種類が有ることがこの花で判ったけれど
梅雨の頃に赤紫の花を咲かせる萩という事で
間違いないと思う
「サミダレハギ」をググッていたら、素敵な花の写真のブログに出会ったので
トラックバックすると同時にリンクを張らせていただいた
Yoshiaki's Photo Blog
ハギについては↓こちらのサイトを参照させていただいた
ハギ(素人演芸解説)
八重のガクアジサイ、「城ヶ崎の雨」
今まで咲いていた大振りの花房が終わり
切り取った後に
隅の方にひっそりとしていた蕾が色づき始めた
園芸種の鉢のアジサイは、本来の咲く時期を早められて
出荷されるのだろう
だから、これから梅雨になり、アジサイの頃という時には
もう、盛りをすぎている
これからは、路地植のアジサイが本番を迎えるんだな