木星と金星

2008-11-29 18:11:47 | 
宵闇迫る南西の空に上下に2つ並んで輝いている星がある



下の明るい星は宵の明星の金星だと解るが
上の輝いている星はなんだ? ??

でっ、ネットで調べたら「木星」だと解った

とりあえずカメラを三脚に据えて、マニュアルで露出時間を2.5秒で撮ってみた
星の移動は意外と早くて、あまりじっくりと長い時間で撮ると流れてしまう

輝く2つの星しか肉眼で見られないのに
レンズで見てみると、かなり沢山の星が輝いていた

残照が残る、もっと早い時間に撮れば山脈の上に輝く木星金星を
アレンジできるのかもしれない

以前、このブログに訪れてくれた人が、天文観測の楽しさを
子供達に知らせるボランティアをしていたようだが
近頃は足跡が無い

どうしているんだろうなぁ

リンドウ一輪

2008-11-26 00:32:10 | 


箱根の小涌谷にある「」蓬莱園」から「千条滝(ちすじのたき)」に行く道すがら
リンドウが一輪咲いているのを見つけた

花屋の店先には沢山の蕾や花を付けたリンドウが見られるが
ススキの原の外れの木陰に一輪咲いている花は
紫の花色と相まって、なにか高貴で凜とした風情で
いたく感動した

写真仲間は、そんな花を良く見つけたなと言うけれど
花好きな私だから、たとえ、もっと小さな野草の花がひっそりと咲いていても
目ざとく見つけることだろう

口の悪い仲間は「貧乏人は下ばっかり見て歩くからなぁ」などと
悪態をついていたが、自然に対する感性を無くしたのでは
見る人に感動を与える写真が撮れるのか心配になってしまった


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見上げれば紅葉

2008-11-19 21:35:56 | 風景


箱根の小涌谷にある「蓬莱園」に紅葉を訪ねた
春のツツジで有名な三河旅館の庭園だ




素晴らしいほどに色づいた黄色や赤の紅葉は、平板な写真では
なかなか、その場に立って見上げる感動は伝えられないだろう

それで180度を一枚の画像に撮り込める魚眼レンズを使って
見上げて見える紅葉を捉えてみた



魚眼レンズは180度の展望を伝えてくれるが、後楽園に立って
四方八方の素晴らしい秋の贈り物を堪能は出来ない

そこで登場するのが「パノラマ写真」なのだ
360度の周囲と180度の足下から真上までの画像を動画に合成して
その場にいるような臨場感を味わえるバーチャルな体験が出来る写真技術だ

見上げれば紅葉
画像をクリックするとQuickTimeが起動して動画が見られます
◎のアイコンをドラッグすると自由に画像を動かせます


見上げれば紅葉
画像をクリックするとQuickTimeが起動して動画が見られます


見上げれば紅葉
画像をクリックするとQuickTimeが起動して動画が見られます


足下の黒い円と三脚の画像はちょっと手抜きした結果である

初めてパノラマ写真の撮影に挑戦したため足下の画像は撮らなかった
その代わりガメラを15度ほど下に傾けて8枚の周囲画像を撮り
本来欠落する足下の画像をリカバーしている
出来ることなら足下と画像も3枚撮り、見たままの足元の画像にしたい

まあ、Photoshotの操作に慣れて足下画像を綺麗に補正する技術を
得たいものだ

チャペルのパノラマ

2008-11-15 02:49:07 | Camera


結婚式に招待されたので、カメラ二台を方にぶら下げて参列した
プロのカメラマンが入っていたので昔友達の手作りの結婚式のカメラマンを
仰せつかったような重圧は感じなくて済んだ

一生に一度の結婚式の記念になる写真撮影は気を遣うものだ
今回はそんなわけでお気楽に、ちょっといたずらしてみた

手持ちでチャペルの中の全周囲をカメラを中心にして撮る
それを合成ソフトでパノラマ画像に仕立てる

本来ならばパノラマヘッドを三脚に付けてパララックスの無いように
レンズのある一点を中心にそれぞれ25%位が重なるように回転して
全周を撮る

しかし、そんなのんびりと撮影できる条件ではないので
Micrpsoft ResearchのImage conposite Editor(ICE)で合成する前提で
ラフに手持ちで撮った

その結果が下の画像だ



このパノラマ合成ソフトのすごさは、隣り合う二枚の写真の中の人物の処理である
私の本格的なパノラマ合成に使う「PTGui」というソフトでは
違う角度で撮った人物像は幽霊のようにダブったりちょん切れたりしてしまうが
MS-ICEは、かなり高度なアルゴリズムで人物を上手に処理してくれている

まあ、私の常でいい加減なお遊びのパノラマモドキの画像を撮って楽しんでいる

入り口近くで撮ったので、カメラに近い距離の二枚の画像は合成できず
全周をグリグリとマウスで動かせるパノラマは合成できなかった
そして綺麗なライトが配列された天井も枚数が足らず合成できなかった

なにせ、普段は魚眼の10.5mmで縦位置で元画像を撮るのに
今回はズームレンズの18mm端で横位置で撮ったから
重なりに必要な枚数が足りなかった

しっかりパノラマ撮影用の機材を持っていけば良かったと反省したが
後の祭りである

そして、痛感したのは、明るいレンズが必要だと言うこと
勿論 NikonD300は暗い状況でも好感度撮影が出来るから
ノイズを後で消すという前提で、かなり暗くてもどうやら
そこそこの画像が得られる
しかし、画像のクッキリ感が違うのだ

ここでは、花嫁の画像を紹介出来無いが、18mm-200mmのズームレンズ
と50mmF2のレンズで撮った画像の違いに愕然とする
F2.8通しのレンズ立ちを揃えたいものだ
まあ、とりあえず 70-200mmF2.8だろうなあ

ネオンの街に消えたあの、お札たちがあれば・・・・
と、今更ながら「酒と薔薇の日々」(The days of Wine and Roses)の
テーマ曲が頭に響いているたけぞうなのである

You Tube "The Days Wine and Roses" by Andy Williams


夜景と富士山に挑戦

2008-11-14 11:33:09 | 
空気が澄んできたようなので、以前から挑戦したかった
夜景と富士山を撮ってみた

結果は無惨な大敗

まあ、思いついて慌ててカメラを持って出かけたから
肝心なレリースを忘れてしまった

だから、2分から3分の露光で撮ろうと思っていた
暗闇の中に隠れている富士山を引き出せなかった



真ん中の白い大きな建物の上に富士山の雪冠がぼんやりと見える はず?




朝、同じ富士見ポイントであるつつじヶ丘展望台から見る富士山




横に長く続く雲で山頂が隠れてしまっているが
雲間から、雪をかぶった富士山がわずから見える

なかなか、上手く写真は撮れないものだな

富士山そしてパノラマ

2008-11-12 11:16:04 | PC


久しぶりに富士山が見えた
まだ、もやっとしているが山頂の雪の白さが広がって
富士山らしい?勇姿を見せてくれた



湘南国際村へと続く坂道の途中にあるツツジが丘の展望スペースは
正面に富士山が望める「富士見ポイント」だ

200度位のパノラマ


私も、時折富士山の姿をカメラに納めていて、9月初めの
ダイアモンド富士もここからどうやら雲のかぶった姿ながら
シルエットで浮かび上がった山頂に沈む太陽を撮影できた

先日知ったMicrsoft Reseach のサイトのパノラマ作成ソフトICEで
作った富士見ポイントの全周囲360度のパノラマ画像だ

HDViewというパノラマ画像を表示するソフトで見ることになる

国際村富士見ポイントの全周画像・クリックでHDViewrが起動する


カメラを中心にして自分の周りの景色を30~50%重なるようにして撮り
Image Composite Editor(ICE)を開き、ウインドウに
ドラッグしてロードすると、自動的にstitch(パノラマ合成)が始まる
合成する元画像の枚数により、掛かる時間は変わるが、その間、コーヒーでも飲んでいれば良い

しばらくすると合成された画像が表示されるので画像の上下のギザ付きを
「autocrop」のボタンで削除し、出力するファイルタイプと出力ホルダーを選んで
(通常は「jpg」)「exoprt」ボタンを押すと画像が書き込まれる

3枚目の画像は「JPG」を選んで200度位の画像合成をした物で
4枚目は{HDView」を選んで全周画像を合成した物だ

使った感想は、かなり使える画像を出力する

手持ちでかなりいい加減にカメラを中心に廻って撮った写真でも
ソフトはそれなりにパノラマ写真を合成してくれる
手軽にパノラマ写真が出来てしまうこのソフトは
これからパノラマ画像をやってみたい人にはよい環境を提供してくれるだろう

私がパノラマ写真に興味を持って専用の三脚に付けるヘッドを購入したり
パノラマ合成用のソフトを購入してパノラマ写真を始めたが
かなり、大変な事なのだ

本格的にパノラマ撮影を始めようと思っていたけれど、このソフトを知ってしまうと
手軽さに流れて、苦労するのが苦手の私だから、考えてしまう

興味があったらお試しあれ

秋の深まりの中の菊

2008-11-08 11:45:33 | 


毎朝の冷え込みは秋の深まりを感じさせて
木々も黄色や茶色、赤と彩られ始めてる

農家の畑周りには仏壇に供えるための花々が季節毎に植えられていて
昔から仏さまに供える花を切らさない習慣が生き続けている

今なら、花屋さんの店先で簡単に手に入る花達だが
年寄り達は愚直に身近に花を植えて仏花として供えている

これも、畑の脇に植えられていた菊だ
しかし、この色は強烈だなぁ

こんな菊を供えられたら仏壇の中の仏さまも
ひっそりと仏の道を歩けなくて
いきなりサンバなんて踊り出しそう

あっ、歳を取って仏さまになった人たちの生前はサンバなんて
見もしなかったし、踊ろうにも無理かも
徳島の阿波踊りとか、琉球踊りで
手をふりふり、踊るんだろうなぁ

そんな馬鹿なことを思いながら Nikkor 35mmF2Dのレンズを
覗くたけぞうであった


秋の深まり

2008-11-06 00:14:16 | 


今更ながらコスモスの花である
久しぶりの秋の日差しの中、畑の脇の野辺の道を歩いた

今を盛りと色とりどりの菊が咲き誇り、長い間あきいろを楽しませてくれた
コスモスが風に揺れている
ススキも秋の日を浴びた穂をユラリユラリと揺すっている

ここに沢山の画像を添付しすぎたのか、ちょっと重くなった
でっ、此処には少なく貼って、リンクにも設定しているけれど
下記の画像掲示板に画像を貼っていますので
参照していただけたら幸せです

たけぞうの画像掲示板


菊の花が思わせるもの

2008-11-04 09:20:02 | 徒然に


菊の花の展示を見る
丹誠込めた三段仕立ての花が色とりどりに列を作ってる
カメラを向けると花達はそれぞれの個性で何かを告げようとしている

白い菊の花は、私に友人の無念な死を思い出させる

家族を残して先に逝ってしまった友は

さぞ心残りで

無念であったろう

別れの時に菊の花を手向けながら

そっと額に手を当てて友の思いを心で受け止めて

「残された家族を支えるよ」って

額に当てた指先から別れ逝く友に心を送る



カメラのファインダー越しの白い大輪の菊の花は
残された家族のように見えて
ピントを合わせているのに、にじんで見える

一瞬の光りがはしり、三輪の菊の花が光り輝く

よしよし、お前の気持ちは心に響いたよ
家族のことは心配しないで
安らかに眠ってくれ

合掌

++++++++++++++++
華やかな色合いの中の白い花に友を思う




microsoft researchもやるなぁ

2008-11-01 23:54:42 | PC
町の文化祭の一環として菊の愛好家による展示があった
「菊花展」と呼ぶのはささやかだけれど
やはり秋の花の女王は菊である



でっ、本題のMicrosoft researchの事である
「Image Composite Editor」(ICE)というフリーなソフトで
簡単に何枚かの写真からパノラマ写真ができてしまう

試しに菊の展示を撮った5枚の画像をこのソフトで合成してみた



パノラマ写真を合成するのは、レンズのパララックスの無いポイントを中心にして
重複した部分のある画像をカメラを回して何枚も撮り
パノラマ合成用に作られたソフトで慎重に作るものだ
私が使用しているのは「PTGui」という優れもののソフトだ

このために専用の三脚に付けてカメラをパララックスの無い状態で
360度の画像を撮るための機材があるくらいだ
私の使用しているパノラマヘッドは「NodalNinja NN5L」という
軽量で有りながら他の重くて大きい機材に比べ安い価格設定のものだ

それが、このICEだと、そんな苦労が嘘のようにいとも簡単に
元画像をICEのWindowにドラッグして取り込めば自動に合成してしまう



「素人」でも50%位に重なり合う画像を撮れば、それなりの
パノラマ写真が出来てしまう

おまけに、出力する画像フォーマットも「HDView」等のおもしろい
Viewer用に選べるので、頼もしい

興味のある方はMicrosoft Research「Image Composite Editor」(ICE)のサイトで
ICEをダウンロードしてお試しあれ