ダイモンジソウ

2006-05-31 00:37:44 | 


ダイモンジソウ(大文字草)栽培種[瀬戸の羽衣]
ユキノシタ科
ユキノシタ属

一昨年、花の後に花屋から安く?持ち帰った株が
今年は今頃、花を付けてくれた
昨年は、花芽が出来ず、ガッカリしたが、
夏越しをしてくれ、縁側に置いていた

本来、秋に花を付ける筈なのに、何故か今頃咲き出した
たかだか、2cm位の花だけれど、存在感の或る花姿だ
栽培方法は、「ヤサシイエンゲイ」サイトのダイモンジソウに、詳しい

それにしても、大文字草という名前の通り、大の字の様に花びらを開く
元々、白いダイモンジソウが欲しかったんだけれど、無くて、
このピンクの花と白の八重咲きのものを、持ち帰った

瀬戸の羽衣」という、ラベルが付いている
確かに、ピンクというより、赤紫の長い花びらが拡がっていると
羽衣を着た天女が舞っているように見えなくも、無い
ラベルの写真だと、花びらに、ひだが付いているのに
咲いた花は、素直なスリムな花びらなのが、ちと気になる
まあ、私的には、この方が、好きだけれど・・・

でも、何故、秋でなく、今頃咲いたのだろう?
何か好いことが起こる、啓示なのかな?

私の心の中にも、こんな可愛い姿の天女が舞い降りて
住み着いていて欲しい・・・ なんて、考えながら
カメラを向けるたけぞうである ^^








アジサイ

2006-05-30 00:15:15 | 


アジサイ(紫陽花)
アジサイ科
アジサイ属
花言葉 強い愛情、移り気なこころ、一家団欒、家族の結びつき

一般に「ユキノシタ科・アジサイ属」(エングラーの分類体系)とされているが、
ここでは、(クロンキスト体系)の分類とした
詳しくはWikipediaのアジサイを参照

アジサイは、梅雨の花である・・・と、勝手にそう思っている
長雨の中で、輝いて見えるから
他の花は、雨に打たれて、うなだれているのに、
アジサイは、生き生きとその色を増しているからだ

緑色の萼片が、少し色づいた頃のアジサイが好きだ



こちらは、紅をひいた可愛い、乙女の風情





ミカンの花

2006-05-29 00:26:56 | 


雨が上がった川沿いの道にミカンの花が咲いていた
真っ白な花びらの真ん中に、薄黄色のシベのかたまりがアクセントを添える

白という色の不思議な魅力なのか、見つめていると、心が穏やかになっていく
いわゆる「清純」、ピュアーという言葉を当てはめられる白い色ってなんなんだろう

そんなわけで
Wijipediaで白い色について調べてみた

全ての光を反射すると、白い色になるんだそうな
逆に言えば、自分の個性を持たずに、あまねく反射する

純白に輝く花は美しいが、盛りを過ぎた後の茶色にくすんで
落ちる様は、憐れを誘う
出来ることなら、純白のママで、ハラリと落ちて欲しいものだ





アルペンブルー(カンパニューラ)

2006-05-28 00:02:02 | 


アルペンブルー(カンパニューラ)
カンパニューラ・ポシャルスキャナ
キキョウ科

多年草耐寒性というだけの事はあって、今年も花を付けてくれた
昨年の株を吊り鉢に植え替えた物が、青紫の星形の花を咲かせた

蒼い色、紫の色の花は、なぜか心を静めさせてくれる
DNAレベルで、誕生の海の記憶がそうさせるのだろうか?







蒼い光はスターダスト

2006-05-27 23:55:19 | 徒然に


ほろ酔いで、立ち寄ったいつもの巣
蒼い光が眼に優しい
クラスに映るその瞬きを見ていたら、私の好きなナットキングコールの

スターダスト
を歌いたくなった
この店は、JAZZのスタンダードナンバーのカラオケが充実している
歌は、下手でも、歌うことによって、その歌詞の世界に入ってゆける

しかし、切ない恋を思い返す・・・
そんな、恋などしたことは無いけれど・・・
ほろ酔いの気分で、そんな世界に浸ることが出来るのも
歌の世界ならではの、ものなのだろう

And now the purple dusk of twilight time
Steals across the meadows of my heart
High up in the sky the little stars climb
Always reminding me that we're apart

You wander down the lane and far away
Leaving me a song that will not die
Love is now the stardust of yesterday
The music of the years gone by

Sometimes I wonder why I spend
The lonely night dreaming of a song
The melody haunts my reverie
And I am once again with you
When our love was new
And each kiss an inspiration
But that was long ago
Now my consolation
Is in the stardust of a song

Beside a garden wall
When stars are bright
You are in my arms
The nightingale tells his fairy tale
A paradise where roses bloom
Though I dream in vain
In my heart I know it will always remain
My stardust melody
The memory of love's refrain

words by mitchell parish
music by hoagy carmichael
originally written as -"star dust" in 1929.


カジイチゴの実

2006-05-26 15:05:01 | 


カジイチゴの実が実った
オレンジ色のチョット透き通ったつぶつぶの塊
もっと熟すと、手で触れるとぼとりと手の平に落ちる

まだ、甘い物など口に入らなかった子供の頃、
この実は、とても甘くて、自然からの贈り物みたいに
嬉しかったものだ

今は、食べ物に溢れる日本だが
お米のご飯を毎日食べられ無かった事など
若い人たちは、知っているのだろうか?

私の家の娘も息子も、想像できない戦後の日本
そして、戦争を知っている人たちが少なくなっている

この実を含むと、甘酸っぱい感傷に耽ってしまう・・・たけぞうである

ボロニア・ヘテロフィラ

2006-05-24 23:55:20 | 


ボロニア・ヘテロフィラ
ミカン科
ボロニア属

ピグミーランタンという別名が付いている
オーストラリア原産の低木だ
昨年、可愛い釣り鐘型のピンクと白の株を一つの鉢に植えているものを
花屋で見つけ、お持ち帰りした

寒い間は、細い葉がかじかむように付いていて、
縁側の外のひさしの下に置いたままだったが、冬越ししてくれた

春になったら又、咲いてくれるのかな? なんて心配したが
ここにきて、一気に咲き出してくれた
そして、爽やかな、甘い香りがする

釣り鐘型の花は、かわいいなぁ




ヒメコバンソウ

2006-05-23 07:30:45 | 


コバンソウ(小判草)
イネ科
コバンソウ属
花言葉 「白熱した議論」「興奮」「熱狂」

別名の「タワラムギ」の方が、しっくりくる様な
小さな花が俵型に集まって穂先に揺れている
秋になると、金色に輝くから「小判草」と呼ばれるのだろう
しかし、驚いたことに、この野草にも、「花言葉」があったことだ

この画像は、小さな「ヒメコバンソウ」である
昨年、近くの道際にで見つけ、一株掘り起こして、持ち帰ったものだ
草が枯れる前に、小判型の実をほぐして鉢に蒔いて置いたものが
今年の春に芽吹いてくれた

花も野草も、季節が巡って来ると健気に芽を出して花を咲かせ
次の世代への命を繋いでいる

このブログも、2004年の8月に「タカサゴユリ」を
貼り付けてスタートしている
その間、ずいぶんと独りよがりな書き込みをしてきたものだ
読み返すと、冷や汗が出るような内容である

私がブログを始めたのは「ブックマーク」に載せている
「ブログ(MT)」
のMovableTypeのブログを設定した2004年の2月の事だ
「Weblog」という、新しい情報発信のプラットホームがあることを知って
わざわざ、Infoseekのスペースを借りて設置してみたものだ

その頃は、まだ、今のように猫も杓子もブログ・・・ 等と言うことはなく
日記サイトの方が隆盛を極めていた

初めは、社会的な矛盾についての憤りや、何とかしなくては・・・
そんな、思いを発信するつもりでいた

だが、生半可なことでは、自らの考え方をネットに発信出来ないことを痛感した
しっかりと資料を集め情報を分析して、初めて批判に耐えうる内容を発信できる
だが、私には、そのような情報と経験の蓄えは無かった

愚痴は言える、だが、年金問題一つとっても、その複雑怪奇な制度と、
官僚達が作り上げた、奇妙な金集めと無駄使いの構図を
私自身の力では、解明できないことに気がついた

あまりにも、公開されている情報が少ない事、
一般の市井の人たちには、その仕組みとからくりは、
覆い隠されている様な、印象を持った

また、生半可な意見をネットに発信して、
鋭い批判の矢面に立たされている、ブロガーのいることも知った

最初の思惑はもろくも崩れたが、情報収集の過程で
かなりの人数の確固たる情報と経験を持ったブロガーが
的確な情報を発信していることも知った

ブログは、今や、世論を変え、社会を変えうる力を持った強力な情報発信、
交換の道具を、社会矛盾と戦う人々の手に与えている

そんなこともあって、私は軟弱者として、身の回りの自然を見つめ直し
自然に触れたときの感動を、備忘録的にブログに記録を始めた

そんな反動からか「美しきもの」などというカテゴリーで
一糸まとわぬ美女の画像を日曜日ごとに貼りつけたりした

コバンソウ等という雑草(野草)を振り返ることが無かった、
会社人間の私を、小さな命に芽を向けさせたのも、ブログとホームページだった

あはっ、今日は、なんだか、読み返すのが怖いような駄文になってしまっている

こんな事をうだうだ書き連ねるから、全ての私の足跡をネットから抹消したい
そんな気が起きるのだろう
だれもが、一度は、ネットの足跡を消したい衝動に駆られるという
これもまた、コバンソウの花言葉「熱狂」がなせる技なのかも知れない


ノバラ

2006-05-22 23:55:29 | 


ノバラ
バラ科

花言葉 「素朴な愛」「孤独」「才能」「詩」

野の茨 ノイバラは小さな花がたくさん付き、香りも良い
別に植えた覚えはないのに、庭のアチコチに生えてくる
これも、鳥たちの贈り物なのだ

生憎の雨続きで、咲き始めの綺麗な花を撮ってあげられなかったことが悔やまれる
花の写真を撮っていると、一番美しいときにその花に巡り会い、写真として撮し込む
そんなことが、なかなか出来ないことを痛感する

庭に咲いている花にしろ、雨で撮れなかったり、
仕事で家を留守にしている間に
咲いて輝いている花のもっとも美しい時を逸してしまう

ましてや、訪ねていっても、早すぎたり、遅すぎたりして
綺麗な盛りを撮ることが出来ないことが多い


まさしく、「花の命は短くて・・・」 なのである

人の巡り会いにも、そんな事が当てはまるような気がする
互いに輝いているときの巡り会いをしたいと思う

ただ、人は外観では推し量れない存在だ
こころ、
こころを繋げられる事
何よりも、大切な事は、こころの輝きが
お互いに共振し合う事ではないのかな

花にも、こころがあるのだろうか?
花言葉は、その花のこころを伝えているのだろうか?

ノバラをネット検索したら「花言葉辞典」サイトにたどり着いた

たけぞうが、この花から受け取る花言葉は 「孤独」




ニワゼキショウ

2006-05-21 23:30:18 | 


ニワゼキショウ(庭石菖)
アヤメ科
ニワゼキショウ属

小さな(6mm)位の薄い紫の花である
小さくても、アヤメの仲間だ
この画像では、葉は写っていないが、菖蒲やアヤメの葉の形の様に薄い幅の広い
葉の中から、花茎がすうっと伸びて花を咲かす
芝生の環境が好きと見えて、芝生の中に見つけることが多い
白花もあるというが、まだ見たことはない
一度、見てみたいものだ

まだ、私が子供の頃、近くに小さな水道の貯水場があり
柵の中は芝生に覆われていて、柵に覆われてはいたが、
なんなく、潜り込んでは、芝生の上で鬼ごっこをしては
ごろりと寝ころんで、ひなたぼっこをしていた

寝ころんで日の光を浴びながら、ごろごろ芝生の上を転がったり
そのまま、うたた寝をする・・・
そんな、その当時の子供が、当たり前に持っていた、遊び空間であった

その、芝生に、沢山の紫の小さな花を見つけ、踏まないように
そっと歩いた思い出がある

小さなこの花にも、幼い頃の思い出がある、たけぞうである