ケヤキも色づいて

2008-10-28 11:22:24 | 
仕事場への道にはケヤキが道の両側に植えられていて
色づいてきた



茶色の葉、黄色の葉、赤く見える葉
それぞれに秋に彩りを添えている

赤く色づいたケヤキは一本違う交通量の多い道にあり
残念ながら車を止めて写真を撮るほどの勇気がない
画像の道は湘南国際村から下る道で
朝早くは、それほどの交通量ではないから
富士見ポイントとして、車を止めて写真を撮ったりする



この画像は我が家のケヤキの枯れ枝だ
黄色にもならず茶色に色を変えて風にひらひらと枝ごと落ちてくる

よく見ると葉の付け根に小さい丸い実が付いている

実だけ落としても樹の下にだけ落ちてしまう
枝と葉を付けて風に乗って少しでも遠くに実を運ばせようという
ケヤキの戦略なんだなぁ

たしかにクルクルと周りながら風に乗って舞い落ちている

そんなこともあるのか、果て又鳥が運ぶのか、庭の彼方此方に
小さなケヤキの若木がある

動けない植物の様々な戦略はどこから指令されているのだろう?

細胞という小さな命の源は、凄い能力を持っているんだなぁ
私の体も様々な役割に分化された細胞が形作っていると思うと
不思議だなぁ~
有ろう事なら、死滅のプログラムの発動は、後30年後にして欲しいものだ

だって、若い頃にふんだくられた年金の掛け金の元を取らなくっちゃ~ねっ

夜勤明けの私の体の細胞が早く寝ろと指令を出している
さて、ちょっと秋らしく哲学的思考?の続きは夢路で見ることにしよう
ではでは zzzZZZZZZZ

キツネノマゴ

2008-10-26 21:24:31 | 


「キツネノマゴ」狐の孫
かわいらしい花を付ける野草だ
夏の暑さの中で彼方此方に茂っているのだけれど
我が家の庭では草刈りした後に逞しく伸びて小さい背ながら
健気に花を付けている

花の後の穂は、ふさふさとした狐の尻尾の様なので
なんともはや、おもしろい名を付けられている






ドルチェファイン(菊)

2008-10-25 13:18:23 | 
ドルチェファイン



緑色のスプレーマム
ヒョロヒョロと茎を伸ばして今年も咲いてくれた

三年前に不思議な菊だな、と、花屋からお持ち帰りした
スプレーマムらしく丸く仕立てられていた

花が終わってもドライフラワーのように形が崩れない
さすがにカサカサの姿を見ているのは忍びないので
剪定ばさみで切り取って挿してみた

菊は枝を挿すと、しっかり根付いてくれて頼もしい
とはいえ、放りっぱなしだから、花屋で輝いて沢山の花を付けていた
面影は無い

珍しいからと花を買っても、後の手入れが良くないので
なかなか毎年綺麗に咲かすことが出来ないでいる


ホシホウジャク

2008-10-23 16:44:19 | 昆虫


庭の台湾ホトトギスにホシホウジャクが蜜を吸いに訪れた
以前も、慌ててカメラを取りに戻ったら、その間にいなくなってた

これは蛾なのに昼から飛び回る
それも、蜂のような素早い飛び方で、花から花に訪れている

そして、凄いのは花には留まらず、花の傍でホバリングしながら
長い口吻を伸ばして蜜を吸うのだ

それだから、チョウのようにそう簡単には撮れない
動きを止めるのにハイスピードのシャッターと連写で
ホバリングしている時、狙わなければいけない



北側のそれも曇り空の光の廻らない所に咲いているタイワンホトトギスだから
そこに訪れる素早い動きのホシホウジャクを綺麗に撮るのは
とても、難しいものだと痛感した

幸いNikonD300は連写6枚/秒と連続自動ピント合わせの機能が有るので
早い動きでも、どうやら追いかけられる

それにしても、難しいものだ

フラッシュをたけば動きを止めてクリアーな画像が得られるのだろうけれど
再度挑戦したいものだ

キャラボクの実

2008-10-22 10:19:26 | 徒然に


キャラボクの丸く仕立てられたものが、
私の仕事場の玄関へのアプローチに昨日取り上げたドウダンツツジの鉢と
交互に置かれている

ドウダンツツジの鉢に健気に咲いていたヒメオドリコソウは
今朝見てみたら、跡形もなく引っこ抜かれていた @@

まあ、場違いな所に生えている「雑草」だからといって
かわいらしいピンクの花を、一生懸命咲かせているのに
引っこ抜いてしまうなんて、無粋な人だ

あらあらと、がっかりしながらキャラボクに水をやろうとして
先日は気がつかなかったキャラボクの赤い実を見つけた

キャラボクは「イチイ」(オンコ)の変種で、イチイのような大木にはならない
生け垣や刈り込んで色々な姿に仕立てられている

今年の夏は、暑い日が続いていたが、私以外の交代要員は、
水遣りの手間を減らすのに、鉢の表面少しを湿らす程度の水遣りしかしていない

だから、ドウダンツツジも、キャラボクも水不足で少し葉が枯れ上がっていて
花や木に対する、水遣りを知らない人は、しょうがないなと、思ってた

そんな、厳しい環境でありながら、数少ないとはいえ
しっかり秋に実を付けてくれたこの雌株のキャラボクの強さを
たくましいなぁ、と思いながら、たっぷりと鉢の下から水が出るほどに
水遣りをしたたけぞうだった

生け垣のこの赤い実をつまんで食べた子供の頃を思い出し、
一つ採って口に含もうとも思ったが、10個にも満たない実を採るのが
可哀想で、そっとしておいた

外側の赤い実は柔らかく、甘いが、中に有る黒い本当の実は、毒があるので
食べられない

まあ、私が採らなくても、めざとく見つけた鳥たちが、甘い実を味わうことだろう

今頃のヒメオドリコソウ

2008-10-21 20:16:05 | 


ドウダンツツジの鉢植えにヒメオドリコソウが咲いていた
春早く、かわいらしい小さなピンクの花を付ける
おなじみの野草だ

秋の深まりの中に、紅葉を始めたドウダンツツジの鉢の隅で咲いている
「仮の宿」で季節外れに咲くヒメオドリコソウも
なにかもの悲しいものだ

そんな気持ちにさせるのも秋だなぁ



朝6時過ぎに仕事としての水遣りの合間に
携帯のカメラで撮ったので、イマイチだけれど
雰囲気は伝わるだろう

十月桜

2008-10-20 18:25:44 | 


ボランティアの会合で訪れた住宅地の高い石垣の上の家に
白い花が咲いている
えっ、さくら?

近づいて幹を見てみるとサクラの樹皮だ
八重の花びらで今頃咲く桜は「ジュウガツサクラ」だという



夜勤明けで、小一時間しか寝ていない霞んだ目で見る
薄いピンクの桜の花は、なにか、疲れを癒してしてくれるような
得をしたような気分である

しかし、個人の家にこれだけの十月桜を植えているこの家の住人
なかなか、やるなっ、おそるべし

ヒメジオン

2008-10-19 09:34:49 | 


ヒメジオン(姫紫苑)ヒメジョオン(姫女苑)

庭の隅に白い菊のような花が咲き出して、ハルジオンかと思った
春には彼方此方にハルジオンが咲いていたから・・・・

でもよく見ると蕾が上を向いたままで、下を向いているハルジオンと違う

ヒメジオンは我が家の庭には無いと思っていたのでなんだか嬉しい
この花は秋に芽を出して地面にはいつくばるように冬を越して
初夏の頃に大きく茎を伸ばして、今頃花を付ける

良く姿を見る野草だけれど、一株だけポツンと庭に咲いているのも
菊が咲く前の初秋を彩ってくれて、なかなか風情があるな・・・
なんて、思いながら見つめてるたけぞうであった

ホトトギス

2008-10-18 21:14:17 | 
タイワンホトトギス



我が家のホトトギスも、やっと沢山咲いてくれた
丈夫な花である
何もしないで植えっぱなしなのに、毎年すうっと茎を伸ばして
沢山の蕾を付け咲いてくれる

一株の苗を実家から貰って庭に植えたのは、20年も前のことだ
花好きな母が掘り起こして根鉢を新聞紙で包み渡してくれたときの
嬉しそうな笑顔が思い出される

我が家の庭には沢山の人たちに繋がる思い出を持った花や木が溢れてる



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浦霞の「ひやおろし」

2008-10-12 12:32:35 | 徒然に
昨日は「十三夜」
早い内は月の前をめまぐるしく雲が流れていたが
その雲もいつの間にか無くなって十三夜の少しいびつな月が見られた

今年は一月前の「仲秋の名月」と昨日の「十三夜」の月を両方を見られた
月については昨日書いたが、月というのは何かもの悲しい



月見の酒はとっておきの「浦霞」の冷やおろしを飲む
冬に絞られた酒は夏の間ヒンヤリとした蔵の中で熟成を深める
秋風が吹く頃に大樽から樽に移す(おろす)
だから、「ひやおろし」

この酒は、秋にしか飲めないまろやかで、とろりとした旨い酒なのだ
さっぱりとした飲み口が好きで宮城の佐浦酒造「浦霞」をしばしば買って飲む

日本酒が好きだった義弟を偲んで、この酒を酌み月を愛でた
たけぞうであった