里芋や 逢えて嬉しい 名月に

2004-09-28 23:33:33 | 徒然に
諦めていた中秋の名月、
夜半になって雲の切れ間から
顔を出してくれた

夕方には厚い雲が覆っていた夜空も
ぼんやりと明るみがさして
月のありかがそれとなく判ったけれど
まんまるお月様は、雲の影

手酌の酒に酔い
縁側から見る南の空が明るい
周りに群雲を従えながらも
流れる雲を金色に染めながら
優雅な十五夜の姿
見せてくれた

毎年、我が家では、月見の団子と里芋を縁側に飾り
月見のしきたりというと大げさだけれど
古くからの日本の季節の行事を
子供たちに伝えたいと月見の飾りをする

娘などは、小さい頃から月見団子と言うか
まんじゅうと言うか
一番上に飾るウサギの焼き印の押してある
団子を食うことに執念を燃やしてくれている

供える団子が手作りではなく、
和菓子屋やスーパーの品にかわっても
季節の移り変わりの節目の月見
これからも、残していきたいものだ

残したい風景、棚田

2004-09-17 17:41:25 | 
近頃は、稲が実る田圃も、殆ど見ることがなくなったこの辺りだが
しっかり、昔からの棚の様にだんだんの斜面に稲が実る棚田がある

先週来たときには、まだ下の田には豊かに実った稲穂が
西日に輝いて下が、今日はもう刈り取られてすでに切り株だけが残る。


シジミチョウ

2004-09-14 16:59:21 | 
ヤマトシジミ、何処にでも居る、
灰色に黒い点のある小さなチョウ

なんだか、このチョウが飛んでると、
嬉しくなる

キツネノマゴという、野草の花穂にとまって
小さな花の蜜を吸っている

キツネノマゴと言う不思議な名前のこの草は、
花穂が花の後膨らんで、
キツネのシッポみたいだからとか、
昔の人は、感性豊かだったんだね


アカマンマ(イヌタデ)

2004-09-13 19:09:23 | 
イヌタデの桃色の花穂に
シジミチョウがとまっている
強い風で揺れるピンクの花穂にしがみついている

このイヌタデは「アカマンマ」と呼んで 
良く採っては遊んだものだ

ままごと遊びの「お赤飯」として
良く食べさせられたものだ   

おしゃまな「世話焼き女房」は 
今頃、何処で何をしているのだろう?