Nadirの撮影とStitching

2011-08-17 15:38:36 | パノラマ(QTVR)
ポールパノラマの真下の撮影と処理

Nikon D3100 + 105mm F2.8対角魚眼
Nordalninja R1 + S2-Pole +RD4 Nadir adapter
レンズリングでカメラを45度スラント(傾ける)
R1で7.5度レンズを上向きにTilt









上の機材と設定で60度6枚全周を撮る
最初の画像が45度スラントしたカメラでの撮影結果だ
ポールの立ち位置辺りはカバーされていない

一度、ポールを縮めてNadir Adapterを90度倒し
一番上のポールを180cm伸ばして、またポールを高く伸ばす

およそ、1m位、元のポール立ち位置からずれて立ち
元のポールの立ち位置をめがけてシャッターを切る

陰を消すために立ち位置を変えて
180度反対側と90度の横を安全のために撮っておく









真下の画像無しでパノラマ合成すると下の部分が
ノコギリの歯のようにギザギザにかけている




かなり広い範囲で花びら状にカバーされてないエリアがある



この部分をNadir Adapterを倒した状態で撮った画像で
カバーしなければならない

また立ち位置によっては花びら状の欠損部分を
カバー出来ない事があるので
もうすこし、位置関係を確認して
真下の撮影を上手にしなければならない

ポールパノラマ機材とセットアップ

2011-08-12 12:15:26 | パノラマ(QTVR)
ポールパノラマの天頂が突然穴が開きだした

マウスの左クリックしたまま動かすと自在に動画が動かせます



ポール撮影は手探りで設定してどうやら、ましな結果が出来そうな
段階になっていたのに、??である

Nordalninja Series1 + R1 + nadir adapter

R1を7.5度上にセットしてレンズリングを45度ほどスラント(傾けて)
映像素子の対角線が垂直になるようセットしている



使用カメラとレンズは Nikon D3100 + 10.5mm 対角魚眼である
対角魚眼の対角線は180度のカバー範囲だから
45度傾ければ最大限に利用できるわけだ



天空に穴が空いてしまった理由は
レンズリングの緩みというかカメラをセットしたまま
ポールを壁に立てかけたときにカメラの角が押されて
レンズがレンズリングで回ってしまい角度がずれたためだった

カメラの位置を調節して45度のスラントを確認して
レンズリングをきつめに締めて一件落着のはず?



真下の撮影方法と機材

レンズを7.5度上向きにするのだから、そのままでは真下は
大きな穴、カメラを傾けていると花びら状の穴が空く

それをカバーするためには真下の撮影をして補完しないといけない
R1用のNadir アダプターがあるとそれなりに真下が撮影できて
Stitch(パノラマ合成)が楽になる

Nadirアダプターのヒンジを倒すとレンズが下を向く
アダプターには三つの角度調節のための段差が作られていて
ネジの位置で角度を変えられる

出来るだけポールが写らないようにするために
ちょっと上に向いた位置に調節してある

もう一つ大切なのは首を折るのだから
レンズの位置は下に下がってしまうので
一番上のポールに21cm位に印を付けて
そこまで伸ばして高さを調節する

もし、3段目を伸ばして使う場合は一杯に伸ばさず
21cmを残して伸ばしておき
真下(nadir)の撮影の際に伸ばせば補正がきくはずだ



ポールを傾けてレンズが真下に向くようにしながら
元々のポールの位置が中心になるように立ち位置をずらす



ポールの下の機材

ポールを60度間隔で回して周囲360度を6枚撮るために
R4ローテーターを使う

ミニ三脚(Velbon ULTRA LUXi L)
ミニボールヘッド(SLIK SBH-100)



ミニ三脚を一杯に低い位置で開きボールヘッドのフリクションを
きつめにセットする





水準器はRD4用をそのまま下に付けている

ポールを伸ばして水準器で水平を取ると
それなりに垂直らしき位置を保てているようだ
本来なら目の高さに付けられれば良いのだけれど
適当な水準器が見つからない

ボールヘッドが有るのでポールを動かしても無理な力が
ローテーターにかからずポールの位置もずれずに
60度ごとの撮影も楽だ

Pole 用のローテーターやフットプレートも
フリーオプションで選べるがフットプレートは
ポールの立てる位置が動きそうで余り使う気にはならない

リモートコントローラー

高い位置にカメラがあるのでリモートリリースが必要になる
最初はケーブル付きのレリースを使っていたが
紐付きではポール撮影には煩わしい

無線のリモートレリースコントロール受信機




発信器 二つのユニットのチャネルを混信が無い所にセットできる


これでSeries2の6mの世界に入り込んだらどうなるんだろう

ダイヤモンド富士@城ヶ島・北原白秋歌碑横

2011-08-11 21:44:06 | ダイヤモンド富士


今日は城ヶ島大橋の下、北原白秋歌碑横に入った
ライブカメラを見る限り白い雲が富士山を覆っているので
期待薄だけれど、とりあえず5時30分に歌碑に着いた

橋を渡るときには大橋上には1人しか待機しておらず、
皆さん、雲が邪魔なのを知り待機しているのかも知れない

先日来、何故かふるわないパノラマ撮影をしてみた
リモートコントローラー用のケーブルもアマゾンから午前中に
宅配され即、現場投入できた

不思議な事に天頂がカバー出来ていない
NN-S-1 PoleにR1で7.5度上にティルトしていれば
天頂はカバーするはずなのに
ぽっかりと穴が空いてしまった ???

足下にRD4ローテーターをセットしてポールを繋げている
RD4に水準器を付けてポールの垂直を見てシャッターを切るのだけれど
水準器の位置がずれて、ポールが手前に傾いた状態になってしまい
折角の+7.5ティルトが生きていないようだ

どうも、パノラマ撮影が乱調になってきた

天空は穴が空いているが180度を維持したいのでカットはしていない





ダイヤモンド富士は不発だったが、駄目元で出かけたので納得するしか無い

しかし、出かけたお陰でネットで秀逸な富士山の画像を見せていただいている
お二人と話す機会があり名刺までいただいた

関さん 小さな旅で見た情景のオーナーです
横田さん Google Maps で見るダイヤモンド富士のオーナーです

リンクを張らせて頂き、Google ReaderにRSS登録させていただきました

ダイヤモンド富士@城ヶ島馬の背洞門前

2011-08-11 15:04:30 | ダイヤモンド富士


今日のダイヤモンド富士のポイントは
城ヶ島馬の背洞門の前に入った



パノラマのポールを回したがカメラのスラント(傾き)の
角度がずれてんくうのがバーが出来ておらず
六角形の穴が空いてしまった

馬の背洞門を上から眺めながら螺旋階段が浜に続いている
風が強くてポールの垂直が保てなくて、良いできではなかった

マウスの右クリックしながらマウスを動かすと自由に回転が出来ます





何時もの追っかけ隊のメンバーは居ないところを見ると
長津呂崎に見える人影がそうだろう

昨日にも増しての強い風で細かなしぶきのせいか
顔や機材がじっとりと湿っぽい



山頂に太陽が架かると山頂の輪郭は浮き出てきたが
裾野は見える事がなかった

太陽が山頂に沈みきった後、後を振り返ると
洞門の間から輝きを増した月が見えた



洞門の反対側から富士山を撮れれば良いけれど
海が広がっていて立ち位置が無いのが残念だ


ダイヤモンド富士@城ヶ島・長津呂崎突端 撃沈

2011-08-10 09:21:18 | ダイヤモンド富士
半年ぶりの三浦半島からのダイヤモンド富士が始まる

今日は城ヶ島・長津呂崎突端からだ
小田原のライブカメラも
日大の富士に向けられた4つのライブカメラも
どれも雲がかかっていて富士山は見えていない

今日は久しぶりなので、駄目もとでリハーサルのつもりで
出かけた

城ヶ島の磯に出てみるとかなりの風で波しぶきが飛んでくる

3mのポールでパノラマをトライした
がっ、リモートコントローラーのコネクターが不調で画像が欠落するし
風としぶきの中では3mのポールの上の大事なカメラが倒れかねないので
撮影は断念した

このリモートコントローラーのケーブルはミニコネクターの端子が
曲がって接触しない事がこれで2本目だ
日本製では起こりえないコネクター自身の精度不良は
大事な時にきわめて不愉快な撮影できない事故にあう 怒

6時を回ったけれど突端には「なずなさん」ただ独り
パノラマ撮影を断念してあわてて三脚を立て2台のカメラをセットする



富士山上空には薄い白い雲、山頂は黒い厚い雲で覆われていて
シルエットすら見えない





残念ながら初めてのダイヤモンド富士は撃沈であった

夕映えや空が焼けそうな予感がしたが夜には仕事があるので
やむなく撤収した

さて、今日の首尾はいかに?