オオイヌノフグリ
ゴマノハグサ科
何とも可哀想な名前を付けられたものだ
春になると道ばたで小さな水色の花を付ける帰化植物の野草だ
青い花が好きだ、何か見ていると心がすぅっと静まる
目で見ていると可愛い小花だけれど、レンズの目を通してみると
その趣はよりいっそう、深まる
瑠璃色の花びらに純白のシベ、その先に青の縁取りの白い花粉を頂いたおしべ、
なにか、見ていて飽きない風情だ
私が花の写真に引き込まれたのも、レンズを通して見る花の、目視では得られない
新たな驚きの表情にある
この花も高々、5mmに満たない花だけれど、レンズの目で寄って見ると
造形の女神の細やかな作品だと思い知らされる
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