衛兵A 「皆!!彼らはホンモノだ!!近づくな殺られるぞ!!」
衛兵B 「あのほにゃらかした見てくれは世を忍ぶ仮の姿だったんだ!!」
衛兵室 「まじかーーー!!!」
衛兵A&B 「マジだーーー!!!」
そんな衛兵たちの戦慄の午後
ハイ、では答え合わせに参りましょうかネ…
(敗北感)
まず、控室でウイたちは武人か否かで盛り上がって遊んでいた衛兵たち(1話)
そんなバカ話の輪から外れて持ち場に戻る二人の衛兵(2話)
偶然、庭で談笑しているらしいミカ&ご友人を目にします
ここでバカ話を思い出した二人は、ちょっとしたノリで、物陰から「御命頂戴!」とかいう
おふざけを、二人にしかわからないおふざけをやって、俺たちもバカだねー、って笑ってたんですが
ミカ&ご友人たちに察知され、ブーメランの威嚇攻撃をくらって凍り付いてます
嘘だろバレてたのか?!っていうのと、顔を知られたら懲罰必至、なので逃げようとしてるんですが(3話)
ブーメランを回収にきたヒロに、とんでもない脅しをかけられて竦み上がってます
仲間たちにこれを報告し、おふざけでちょっかい出すんじゃねえ!とくぎをさしたところです(枠外)
で
この話をミカたちの視点で見ると
庭で談笑していたミカが、背後の木から、つつーっと降りてきた蜘蛛の気配を察知し(2話)
「殺気!!」を感じているのと同時に、いちいち蜘蛛に警戒するミカには慣れてるヒロが、
ブーメランで蜘蛛を追い払ってます
これが描けねえ!!(…いや、他も描けてるとは言いませんが)
蜘蛛の糸めがけてブーメランを投げ、糸をひっかけたまま茂みにブーメランが突き刺さったとでも解釈してくださいませ(-_-;)
ヒロがそのブーメランを回収(3話)
当然、衛兵二人のおふざけもしらなければそこの茂みに二人が潜んでいることも知らないヒロですが(ここも描けてねえ!)
蜘蛛を逃がしてやる時に「ミカは蜘蛛嫌いだから遠くで幸せに暮らせ」的なことを、蜘蛛に!語り掛けて!解放してやってます
っていうお話
この2パターンが偶然にかみ合って、衛兵たちはヒロが遠くの殺気も察知する凄腕の武人だと信じ切ってる感じです
勿論、仲間にも言っておけ、と言われているので何が何でもほかの衛兵仲間のおふざけを阻止です
衛兵たちもそんな鋭い気を読む達人にうかつに手を出して懲罰やら解雇やら受けてはたまらん!ので、おとなしく静観の構えですよ
そんなわけで、ほにゃらかした見てくれでも衛兵たちには一目置かれているヒロたちです
見てくれに以上に中身もほにゃらかさんなんだが、それはミカのみぞ知る悲劇