晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

どうしたらよいのか教えて欲しい!

2010-09-13 09:28:03 | 政治、経済

 市民は基地移設反対を明確にした。きれいな海、さんご礁のある海を埋め立てるのは、反対する気持ち全く理解できることである。

 一方、世界で最も危険といわれる普天間基地が厳然として存在することも事実である。これを続けて使用することについてご意見を伺いたい。

 私も沖縄は何度も訪問している。姫ゆりの塔も拝見してきた。司令部跡もなんとも表現できない悲しみの中で写真を遺書を拝見してきた。確かに沖縄県民の犠牲は筆舌に尽くしがたい。良くぞここまで復興してきたものと感慨深いものがある。

 米国の占領下が長く続いたが、復帰後も基地は残ってしまった。米兵による事件も後を絶たない。最も悲惨なのは幼児のレイプ事件である。そんな中で基地で収入を得、生活の糧を得ていることも事実なのである。全くどうしたらよいのか悩みは膨れ上がるばかりであろう。

 政府もこれまで格別の努力をしてきたことも事実、北海道沖縄開発庁も存在している。

 北東アジアを見渡した時、沖縄の地政学的重要度はいかんともしがたい。台湾祐二有事の時、朝鮮半島有事の時にはどうしても重要な位置関係にあるのである

 だからといって、あきらめろとは言い難い。が、ここは静かに状況を見ながら県民の総意で解決の道を探っていってもらいたいと思う。反対のための反対は、将来に禍根を残す。

 成田空港の反対運動、死者もでる程の過激な反対運動であった。地元農民の意思にかかわらず活動家たちの場所であったことも事実だった。

 羽田空港の拡張工事が済み、ハブ空港化が進んでいる。今になって成田空港関係者をはじめ地元の人たちも慌てふためいている。基地と空港問題は全く別者であるが、それがあることにより地域経済は潤っているはずである。生活を考え、島の繁栄を考える時、どうすべきか・今後の対応は難しいはずである。時間はあまりない。



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