晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

私の観点(17)・・・困窮十年炎暑の死について。

2012-09-17 12:41:01 | 暮らし
 2010年     72歳


 都市部では、熱中症による孤独死が多発している。また今日も、ご夫妻で亡くなる悲惨な事故が起きてしまった。これらの事故については、行政の怠慢を指摘せざるを得ない。民生員は、一体何をしているのだろうか。全国的に民生委員が不足している現実はあるが、不足をきたす原因を究明しない限り、これらの被害は広がるばかりであろう。

 民生委員法によれば①住民の生活状態を把握しておくこと②援助を必要とする者が、自立した日常生活を営むための相談と助言③援助を必要とするものが、福祉サービスを利用するための情報提供と援助であると規程している。
 必要により法律が制定されたはずであるのに、それが生かされていない現実は、行政の怠慢以外の何ものでもない。

 そこで提案したい。①無給である今の制度を変えて有給とし、ある一定の報告事項を行う義務を課すこと。②委嘱方法について知事あるいは中核市長の推薦とあるが、馴れ合いやら申し送り的なことがあるようである。これを公募とし福祉に関する簡単な試験を実施してもいいと思う。そうすることにより公明性をはかり、責任と義務を明確にでき、また高齢者の働く場を提供できることにもつながっていくはずある。 

 地球温暖化によって、生活環境は大幅に変化してきている。体温を超える気温の中で、クーラーなしで生活なぞできるはずはない。電気もガスも水道も命をつなぐための必需品である。早期改善を望むばかり。


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