従来、ユニクロといえば安物と結び付けていたが、どうしてどうして最近では品質の高いものを安く供給する会社へとイメージチェンジを図っているようだ。社員もパート、契約社員を主体としていたのでは、限界が見えてきたのかもしれないし、それよりも時代を先取りするという社長のひらめきがあったのかもしれない。実際は企業は人なりといい、優秀な社員を幅広く求めたいための施策のようである。
何しろフリーター200万人、収入基盤が不安定な若者500万人とも言われている。収入が安定しない限り、結婚も子育ても年金支払いもできないだろう。何時からか壊れかけている労働環境に一石を投じた快挙である。
一方、ゴーンさん率いるフランスルノーでは、開発にかかわる人たちの中から自殺者が出ているとか。販売台数を伸ばすために社員に無言のプレッシャーが働いていたのか。常に理想に近いコミットメントを提示し、それを達成するために突進せざるを得ないシステムがこれから評価されることになるのかもしれない。
両経営者の今後を見させてもらおうと思える今日の出来事でした。
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