10/6、バンテリンドーム最終戦を最後に2024年のセ・リーグペナントレース全日程が終了しました。
8月末の台風10号の影響で延期となっていたDeNAとの3連戦。
10/4(金)ベイスターズ23回戦
先発
ドラゴンズ=梅津
ベイスターズ=浜口
中1-3横
敗=梅津 勝=山崎
10/5(土)ベイスターズ24回戦
先発
ドラゴンズ=小笠原
ベイスターズ=松本隆
中4-3横
勝=R.マルティネス 敗=上茶谷
HR=細川23号
7回表一死、今季限りで引退を表明している田島が登場曲の「友よ~この先もずっと・・・」が流れる中マウンドに向かった。
相手打者は元チームメイトの京田。ほぼほぼお約束の三振に打ち取った後、ナインがマウンド付近に集まり最後を労った。
この日配布された#12にデザインされたボードはスタンド一体、ビジター応援席のベイスターズファンも一緒になって掲げ最後の勇姿を見届けた。
ゲームは9回裏、福永のサヨナラタイムリー内野安打で勝利した。
10/6(日)ベイスターズ25回戦
先発
ドラゴンズ=松木平
ベイスターズ=大貫
中0-2横
敗=松木平 勝=大貫
先発・松木平は来季に期待抱かせる好投を見せた。
しかし、4回表・二死2.3塁から中前に痛打され2点を失った。結果この失点が決勝点となった。
最終戦を勝利で飾る事が出来なかったドラゴンズ、屈辱の球団史初3年連続最下位が確定した。
皮肉なもので決めたのは立浪監督1年目オフ「戦う顔をしていない」とトレードに出した京田に3年連続最下位の引導を渡された形となった。
9/18タイガース戦後に突然の表明だった…。
立浪監督が「責任を取って、今季限りで辞めさせていただきます。ケジメをつけます。」辞意の意向を明らかにした。
そしてその時がついにやって来た…。
バンテリンドームでの今季最終戦、試合を終えて立浪監督のあいさつがあった。
立浪監督:
「今日も最後の最後まで声援をいただきましてありがとうございます。今年一年間このバンテリンドームはもちろんのこと、ビジターのグラウンドでもたくさん声援をいただきました、本当にありがとうございます。しかし三年間、これだけ声援をいただきながら結果を出すことができず、本当に皆さまには申し訳ない思いをさせてしまいすみませんでした。このチームを強くしようとチームを改革してきましたが、まだこのチームは改革の途中です。志半ば退くというのは非常に残念な思いと悔しい思いと申し訳ない気持ちがありますが、ただ後ろにいる選手たちは確実に力をつけてきた選手もいます。これから伸びていかないといけない選手もいます。この選手たちが成長するためには皆さんの応援が必要です。まだまだ芽は小さいかもしれませんが皆さんの力で花を咲かせ実をつけてあげてください。近い将来必ず強いドラゴンズ、そう信じています。来年以降、新体制になりますがこれからも選手たちを応援して力を与えてください。そして横浜DeNAファンの皆さん、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。クライマックスシリーズ頑張ってください。負けたので多くは語れません、本当に三年間ありがとうございました。今シーズンもご声援、誠にありがとうございました。」
*立浪監督の謝罪と悔しさ申し訳なさに終始うつむく落合コーチ、最後まで涙が止まらず・・・
セレモニー挨拶後、スタンドのファンから厳しい声が相次いだ。一方で感謝の声が多くあった。
待望久しかった3代目〝ミスタードラゴンズ〟立浪監督就任が決まった時には、ワクワク強竜時代の到来と期待しかなかった。
結果、立浪監督が目指した野球は一体どんな野球だったのか?その答えは最後まで分からなかった…。
それでも、確かな希望の光を残してくれた。
他球団がうらやむ若き選手たちが頭角を現し始めてる。
現役ドラフトで獲得した細川、将来の4番候補の石川昴、立浪政権1年目からレギュラー出場しリードオフマンとなった岡林、リーグ屈指のエース級に成長した高橋宏、若きリリーフ陣となった清水・松山、2年目出場機会が増え実力を付け始めた福永・村松・田中等々。
立浪政権の3年間は、若手選手の育成や守備向上といったポジティブな側面はあったが、打撃力の改善や試合運び不安定さにおいて課題を残した。しかし、再建への取り組みと、未来を見据えた育成方針は、中長期的には大きな成果はあったと思う。
本当に悔しい3年間でしたが、〝ミスター・ドラゴンズ〟立浪和義監督お疲れ様でした。
ps.
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