荒木の2000安打&400盗塁達成の重みを考える

2017年05月24日 | ドラネタ
荒木雅博39歳 現役22年
ドラゴンズ一筋、チーム生え抜きのドラ1選手。
実質、入団5年目からレギュラーとして活躍が始まった。
2004年から6年連続のゴールデングラブ賞を獲得。ドラゴンズ黄金期を支えた主役の一人。
野球は記録のスポーツ──そう言われることもままあるが、数ある記録の中でも打者としてプロの世界に足を踏み入れた選手なら、誰もが夢見るのが通算2000安打だろう。「名球会」入りの条件とされているこの記録を達成した選手は、80年を超えるNPBの歴史でも、昨年の新井貴浩(広島)を含め47人しかいない。
この記録にあと9本と迫っているのが、プロ22年目の荒木雅博。

また、荒木はNPB史上8人目の通算400盗塁にもあと24まで近づいているが、2000安打とあわせて達成した選手は、過去わずかに福本豊、広瀬叔功、柴田勲の3人だけ(日米通算ではイチローと松井稼頭央)。まさにに大記録だ。
2000安打ばかりに注目が行きがちだが、400盗塁の記録も「名球会」入会の条件に加えても良い大記録だ。
400盗塁達成者は以下7人。
1、福本 豊 1065
2、広瀬 叔功 596
3、柴田 勲 579
4、木津 忠助 479
5、高橋 慶彦 477
6、金山 次郎 415
7、大石 大二郎 415
☆荒木 雅博 376 (5/23現在)
盗塁を企てることは、やはり怪我に繋がるリスクが付きまとうことを考えれば、怪我が少なく何年もレギュラーを張ってじゃないと手の届く記録とはならない。足のスペシャリストだけでは到底到達出来る記録ではない。
ドラゴンズには、前人未到の大記録を打ち立てた現役投手及びOB投手に負けずとも劣らない記録が目の前まで来ている。
この大記録を球団はもっともっとアピールすることがファンサービスに繋がると思うが、何故静かに見守ってるのか分からない…
私的には、2000安打達成より400盗塁達成の方が価値を感じるのだが。
2000安打のカウントボードだけてなく、400盗塁のカウントボードも用意してはどうだろか。
このカウントダウンボードも昨年のままの物で旧ユニフォーム。球団は、こう言ったところのファン心理を掴みとる必要がある。

プロ野球の長い歴史がある中、この大記録を見届けることが出来ることはファンとしてこの上ない喜びです。
出来ることなら、2000安打&400盗塁達成の瞬間を現地にいられることを今から期待したい。

「走れ~大地を蹴り~突き進むスピード~夢掴む一打を~荒木決めろ~」
旧応援団の荒木の応援歌だ。
今も自分の中には、荒木の応援歌と言えばこれしか出てこない。
一つ一つ歌詞を噛みしめると、荒木のプレースタイルそのもの、打って走っての思いが込められ、当時作成した旧応援団は2000安打&400盗塁達成を予感してたのか?先見の明があったと思う。
これがファン心理!球団よ、「分かるかなぁ~分かんないだろなぁ…」
カウントダウンが始まった今こそ、球団公認応援団は限定でも良いから荒木の旧応援歌を奏でファンと共に応援して欲しい。📣