ドラゴンズの弱点

2017年07月04日 | 井戸端会議
現在、ドラゴンズの支配下登録捕手。
#35 木下拓哉 2年目
#38 松井雅人 7年目
#39 加藤匠馬 2年目
#40 桂依央利 3年目
#45 杉山翔大 4年目
#52 武山真吾 14年目
#68 赤田龍一郎 7年目
7名。

一昨日、あくまでも数字上ですが“自力Vが消えました。(最下位だった昨季より10試合も早い)
76試合33勝40敗3分
今シーズンも非常にペナント奪還は厳しくなった一番の理由をさかのぼれば今オフのストーブリーグにあったのではないかと思います。
ズバリ!ソフトバンクから自由契約となった細川を獲得出来なかったこと。(と言うか、大枚を使うことなく獲得出来たのに動く意志さえ見せなかった球団・・・)
若い投手が多くなったドラゴンズにあって必要不可欠な存在ではなかったのか?

ペナントレースも折り返し地点の今、戦いを振り替えってみると投手陣は先発、中継ぎ、抑えと皆期待通りだったと思います。
防御率「3.66」はリーグ4位
野手陣の守備面では失策数「28」はリーグ1位。
打撃面はチーム打率「.249」はリーグ4位、盗塁は「50」リーグ2位はまずまず。
助っ人外国人を見てみるとシーズン当初の不調から徐々に調子を上げてきている様です。
期待外れはアラウホとロンドンくらい。
勝負事、必ず白黒が付く。
タラレバだが、勝ててたゲームも数試合あった。
継投のミスをいくつも見た。
逆転負けはリーグ最多の「24」。
(逆転勝ちは「9」)
中盤から終盤にかけての中継ぎ・抑えが失点する光景だ。
新聞テレビ等マスコミは、「◯◯投手が打たれた!」と言った見出しをよく見聞きしますが、そこには投手だけでなく捕手との共同作業がある。
バッテリーミスが負けに直結した。
上記捕手メンバーで今シーズン、マスクを被ったのは4人。
今年レギュラー候補であった杉山(32試合出場)のリードは苦しくなった時困った時は外角低め一辺倒になり、結果投手はコースを外し四球が多くなりランナーを許し、より状況を悪化させ打ち込まれた。
また、パスボールも多かった。
木下(27試合出場)も杉山同様の苦しくなった時困った時の外角低めの傾向にある。
このリードは他球団に完全に読まれてるはずだ。
松井雅は(45試合出場)、開幕当初はベンチを外れてましたが、今シーズン最多の出場機会を得ている。
2014年に自己最多の67試合に出場。翌15年の開幕では就任2年目の谷繁兼任監督からスタメンマスクの指名を受けた。押しも押されもせぬ“ポスト谷繁”の1番手。ところが、その年の7/1のDeNA戦(那覇)を最後に約1年、一軍出場がかなわず、昨年はわずかに4試合の出場にとどまった。
しかし、今年ファームで松井のリードが大きく変わっていた。4/20阪神戦に今シーズン初スタメンし、テンポ良く配球し、要所を相手打者の意表突くリードを見せた。
2年目前の弱気なリードはそこにはなく、インコースをグイグイ攻める強気なリードに変貌してた。
懸念してたドラゴンズの弱点を補ってくれた。打撃も何かを掴んだかの様なバッティングは期待以上の活躍を見せた。が、今度は逆に強気過ぎるリードは投手のリズムを狂わしたか?特に先日の東京D3戦目の9回裏に、まさか逆転サヨナラ負けを喫したゲームは松井の強気なリードで田島のリズムを崩してしまったのではないか…間違えれば一発のある東京Dで田島はインコースを攻めきれずボール球が多くなった。田島と松井の相性に疑問が出始めた様だ。
武山は(6試合出場)、この4人中で一番のベテラン捕手。横浜、西武、中日と3球団を渡り歩き出場機会こそ少ないが、プロで14年間飯を食ってる苦労人。酸いも甘いも経験した捕手だけに相手打者を翻弄する術を知ってる。
彼を抑えの捕手に起用したベンチ采配には納得出来る。
他3人のリードを根本から覆す様な意表を突くリードで、他球団データを破壊するくらいかき回して欲しい。
今後、マスクを被る機会が増えそうだ。

何れにしても今のドラゴンズ最大の弱点は捕手にあり!
“帯に短したすきに長し”
7人いる捕手の中から何かを掴み、押しも押されぬレギュラー捕手が出てきて欲しい。

【捕手の活躍なくしてドラゴンズの浮上なし!】