今シーズン、Dragons新応援スタイル【青い鉄壁。】

2020年09月22日 | 井戸端会議
今シーズン、新型コロナウイルスの影響により開幕が6/19と遅れた。その後、プロ野球ファンが待ち望んでいた有観客試合が7/10に始まり2ケ月以上程が経とうとしている。9/19イベント入場制限が収容人員50%に緩和された。

我らがドラゴンズは5割の壁を越える為一進一退の戦いが続く中、原動力となっているエース・大野雄を中心に投手陣が先発中継ぎ抑えと新しい陣容が確立されてきている。
先取点を取れば無類の強さを見せている。
9/22現在、6回終了時にリードした展開では30勝2敗、現在21連勝とのこと!鉄壁リレーの救援陣は、
まさに 青い鉄壁。
かつて落合博満監督が率いていた頃、先発中継ぎ抑えと、どこを取っても12球団一安定していた。
先発には、川上・吉見・チェン・山本昌・山井など
セットアッパーには、浅尾・高橋聡など
抑えは、岩瀬。
あの強かった頃、終盤1点リードすれば安心してゲームセットを見守ることが出来た。
守り勝つ野球の真髄を魅せてくれた。
選手の活躍はもちろんのことだが外野スタンド応援席の中央に陣取る応援団も12球団一熱い応援を演出してくれ勝利へ導いてくれてた。ドラファン冥利に尽きる応援が出来てた。応援声援すればそれに応えてくれた選手たち。球場はいつも熱かった。
攻撃時は伝統ある応援団がゲーム展開を読んだ的確なリードや応援歌、チームに得点が入ると〝燃えドラ〟が鳴り響きハイタッチやガッツポーズで大合唱、鳴り物や応援旗横断幕を使って球場を一体に巻き込む圧倒的な応援があった。
守備時においてもストライク一つアウトを一つ重ねるだびに拍手👏や「大きな声でアウト!」📣と、常にグランド内のプレーに集中し投手を奮い立たせる応援があった。
攻撃時も守備時も一息も休まることが出来ないくらい楽しい応援が出来た。
グランドに熱視線を送ってた頃が懐かしい。
時代は流れ、前応援団が撤退し球団公認の新しい応援団が誕生した。
団員メンバーは皆プロ野球の応援に携わったことのない素人ばかりを集めスタートさせたが応援実務は酷かった…。
鳴り物の音程や旗振りのタイミング、それを指揮するリードは人前で披露するレベルには到底及ぶものではなかった。
ちょっとずつだが切磋琢磨し、一部自分勝手なメンバー等を排除し、昨年くらいからようやくまとまりある応援活動が出来る様になってきた中、今シーズンはコロナの影響から応援活動自粛となってしまいました。
そんな中、これまで経験したことがない無観客試合で開幕し、その後一部緩和により有観客試合は上限5000人となった。人との間隔を空け大きな声を上げることもファン同士のハイタッチやコミニュケーションもままならなくなったスタンドは静寂しプレーに集中することとなる。
しかし、ただ静かに見ているだけではスポーツ観戦の醍醐味を感じることが出来ない。広い球場で観客制限によって損なわれる臨場感を補う為、応援観戦スタイルの模索が続いている。好プレーには拍手や声援を贈りたい、まずいプレーには励ます言葉や一喝したい。当たり前が当たり前じゃなくなったコロナ禍の新しい応援として、各球場はNPBの感染予防ガイドラインを厳守しホームチームを応援する為、攻撃時にあの手この手と視覚聴覚を刺激する趣向を凝らしたさまざまなアイデアを捻出。スポーツ観戦の醍醐味であるライブ観戦の妙を伝え様と知恵を絞っている。録音した応援歌を流したり、モニターを使い映像を映しだしたりしている。
ソフトバンク球団はお金に物を言わせ、人に代わり〝Pepper〟と〝Sopt〟のロボットが応援団となり応援を盛り上げている。
阪神球団は、お馴染みのジェット風船の使用が禁止られている為、〝ジェット風船タオル〟を導入。7回攻撃前、ファンがタオルを上げ下げするスタイルが定着しつつある。
ロッテ球団(同.阪神球団)が導入したのはヤマハが開発したリモートシステム。スマホを利用し拍手や声援などのボタンをタップすると球場のスピーカーからタップした音声が流れる仕組みで、事前に吹き込んでいた自分の声援も流れるものを試験的に始めている。
讀賣球団は客席にチームカラーであるオレンジとブラックのボードで「THANKS FANS」と「WELCOME HOME」の文字を描いた。
このボードは席から取り外し蛇腹に折り畳みハリセンに出来る様にすることで、叩いて大きな音を出すことで試合を盛り上げる一因となっている。
日本ハム球団は観客席に設置したロボットを使いリモート観戦〝Future Box Seatβ〟の実証実験を始めている。ロボット頭部のカメラを360°動かすことで、好きなアングルでの観戦が可能になる。さらにロボットを通して応援の拍手を送ることも出来る。

それに引き替え我らがフランチャイズ、ナゴヤドームにおいては何故か何の演出もない…。
ファンおのおのが勝手気ままに手作りボードや選手名入りタオルを掲げたり、手拍子やメガホン叩いての応援となっている。
私的には球音を感じることが出来、本来の野球観戦が楽しめているのは嬉しい限りです。
有観客試合がスタートした当初は恐る恐るの観戦でしたが徐々に攻撃時にメガホンを叩く音がドームに響く様になってきましたが、応援団の様な音頭取りがいる訳でもなく自由気ままに叩く音はあちらこちらでぐちゃぐちゃな雑音となってるが、今出来るファンの精一杯の応援は応援歌の代わりに選手の背中を押しているはずです。
昨年までの下手くそな応援団の応援風景の時と同様以上攻撃時、スタンドのファンはグラウンドに集中しプレーに一喜一憂してる。
昨年までなかったのが守備時の応援。今年コロナ禍でファン同士の交流(竜)がままならず、ブレイクタイムとばかりに席を立つファンが少なく幸か不幸かグラウンドに集中している。
ベンチからの指示や声援も良く聞こえ、現地観戦の醍醐味である緊迫感が伝わってくる。
投手の一球一球に温かい拍手が起き、ピンチになると自発的に手拍子から拍手にと変わりドームに響き渡る。
これぞ、かつてない守備応援だ!
ドラゴンズはホームグラウンドここナゴヤドームでの成績は9/22現在22勝15敗4分と好成績と頑張っている。
投手陣を中心に守り勝つ野球が出来ている。
これぞ青い鉄壁。



ドラゴンズの勝利への道は新応援スタイルにあり!
「選手と心を一つに」と今年新たにドラゴンズのオフィシャル・サポーターとなった製薬会社(株)アラックスが応援グッズを提案してくれた。
『コンセプトは守備の際も選手とファンが心ひとつにオリジナルマスク(PITTA MASK DRAGONS BLUE)でドームを青く染める応援だ!』



同社の制作スタッフの方は「攻撃のときはメガホンや太鼓などナゴヤドームが一体となる応援グッズがありますが、守備のときはファンと選手が一つになりきれていなかった思いがありました。そこで守備時も選手とファンが一体となるグッズが欲しいと提案しました。」
出来が良く仕事が出来る!?中日球団職員よりナゴヤドームスタンドの状況を良く分かってらっしゃるわぁ…。(笑)
昨年まで守備時の光景は自軍の攻撃が終了すると一斉に我タバコ🚬我トイレ🚻我スマホ📱我交流(竜)📷と席を離れ応援がおろそかとなってしまってた。特に前イニングにチームが大量点を取ると安心感からかプレーに集中しなくなってしまってた。
何も出来ない、何もしない、何も考えない、何のアイデアない、お金を出さない中日球団・ナゴヤドーム側に代わり、ファン自らが新しい応援様式を作り上げようとしている。
常勝ドラゴンズのストロングポイントである〝守り勝つ野球〟を復活させるために。

【最後にお願い】
①ナゴヤドーム側へ。
チーム得点時と勝利した瞬間だけでもスピーカーから〝燃えドラ〟を流して下さい。コロナ禍の中でも現地観戦しているファンを楽しく盛り上げ気分を高揚させて下さい。
②ファンへ。
守備時、大ピンチの場面で投手がセットポジションに入った時、拍手で応援するのは止めて下さい。
逆にプレッシャーなったり、リズムが悪くなったりと、私が現地観戦している限り好結果が望めてません。
長く低迷が続いてるチームはクライマックス以上の大舞台で戦ったことのない選手ばかりです。大舞台を経験してる山井や吉見なら間違いく力になると思いますが、大舞台未経験投手はプレッシャーに押し潰されてる様に見える。