マイルストーンホルダー・岩瀬仁紀

2017年07月06日 | ドラネタ
前人未到の大記録がすぐそこまで来てます。

達成は時間と共にやって来ると言っても過言でないくらい復活した今シーズン。開幕から主に入団当初の職場であったセットアッパーとして起用。特に6月の成績はまさに“天下無双”14試合に登板し防御率は驚異の「0.00」。被安打もたったの4本と文句のつけようがない結果を残した。
しかし、なぜ中日球団はもっともっとこの大偉業をアピールしないのか?
最多登板まで『9』‼カウントダウン始まってますよ!
事の重大さを分かってるのか!この球団は?
今年も平日ゲームのナゴヤドームは閑古鳥が鳴いている・・・
ファンをドームに呼び込むチャンスではないのか。
指をくわえて見てる場合ではない。
ファンが喜ぶサービス考えよ。



【プロ野球創設】
1920年、早稲田大学野球部OBらによって日本初のプロ野球チーム日本運動協会(芝浦協会)が、1921年には天勝野球団が創設されたが両球団とも後に解散。1934年、読売新聞社の正力松太郎によって大日本東京野球倶楽部が創設され、1936年には日本初のプロ野球リーグ日本職業野球連盟が設立された。

【最多登板記録】
1936年設立依頼81年の長きに渡る歴史が今年2017年に動きそうだ。
米田哲也の949試合登板は、王貞治の本塁打・868本、福本豊の盗塁・1065、金田正一の400勝などと並び”絶対破れない記録“の1つとされてきたものの1つだ。それを岩瀬がクリアしようとしている。今のままのペースなら今月中に達成が見込まれる。
岩瀬は現在940試合登板。(7/5現在)
達成するだろう950試合登板とは、どれだけ凄い登板数なのか!
現在、最多登板は米田哲也さん949試合登板。
現役では歴代10位にソフトバンクの五十嵐亮太投手が739試合登板してるが、200試合程の差がある。
また、シーズン最多登板記録は久保田智之さんの、何と90試合登板は驚異の数だ。
しかし、岩瀬の記録はこの年間90試合登板を10年連続で続けても及ばない登板数は、まさに鉄人。
【米田・金田との比較】
先発、完投が当たり前だった米田、金田と比べ、リリーフ専門の岩瀬の「登板数」はあまり評価されないかもしれない。実際、岩瀬が投げた投球回数は1000イニングに満たないが、米田、金田は、5倍以上投げている。とは言え、毎日ブルペンで肩をつくるリリーフ投手は重労働で、往々にして短命で終わることが多い。大学、社会人を経てプロに入団した遅咲きの岩瀬が、最高記録を打ち立てようとしていることは、評価されるべきではないか。
【セーブ記録】
先月6/23日、讀賣戦1-0とリードした9回2死一、二塁で登板し、代打亀井を二ゴロに仕留めた。これにより、2014年7月31日の広島戦以来、3年ぶりのセーブを挙げた。
42歳のベテランにとっては通算403セーブ目で、自身の持つNPB史上1位の記録を更新した。
NPBの通算セーブ数5傑
1.岩瀬仁紀(中)403
2.高津臣吾   286
3.佐々木主浩  252
4.小林雅英   228
5.藤川球児(神)223
岩瀬が入団時の役割は7.8回を任せられる中継ぎ投手だった。抑えになったのは30歳の2004年のシーズンの途中から。翌05年以降は9年連30セーブ以上という金字塔を打ち立てた。抑えになってからわずか7年目の10年に250セーブをクリアして名球会入りを果たしてる。
【隠れたホールドポイント】
岩瀬はもう1つ、隠れた記録ホルダーである“可能性”がある。「可能性がある」と書いたのは、正式なデータがないからだ。
ホールドポイント(HP)だ。
岩瀬はこれまで「79」のHPを得ている。これはさほど驚く数字ではない。最高記録は巨人・山口鉄也の「324」。
しかし、HPという記録は、岩瀬が抑え1本となっている05年からカウントされるようになったことを忘れてはないらない。岩瀬は1999年から04年の途中まで中継ぎ投手だった。
主に接戦や勝ちゲームで60試合程度の登板を重ねてきた岩瀬。もし入団した時からHP制度が導入されていれば年間40程度を稼いでいたことだろう。6年間、40ずつHPを稼いでいたら「240」。05年以降が「79」だからトータルすると「319」。実質的に歴代最高記録級の活躍ということになる。岩瀬は、抑えとしてだけでなく、中継ぎ投手としても日本有数の実績を残してきたのだ。
【さらなるタイトルホルダー】
歴代最多登板だけでなく、40代のシーズン最多登板にも近づいている。記録は48年若林忠志さん(神=40歳シーズン)の48試合、更新の可能性は十分だ。また、20ホールドに救援の2勝を合わせた22ホールドポイントは、マテオ(神)の26に次ぐセ2位。43歳を迎える年にタイトル奪取となれば、97年大野豊さん(広=防御率1位)の42歳を上回る最年長タイトルホルダーとなる。
さらに、投球内容で見逃せないのが被本塁打0。今季35試合以上に登板した両リーグ12投手の中では岩瀬しかいない。このまま、50試合以上に登板し被本塁打0で通せば、05年の自身も含め延べ21人目で、12年ウィリアムス(西)の37歳を上回る40代初の快挙となる。

などなど・・・などなど、こんな凄い投手がマウンドで投げる姿見たくないですか?
ドラファンだけでなくプロ野球ファンなら歴史の重みを感じてみて下さい!
って!何で私が中日球団がやらなあかん営業アピールしてんの?
昇竜dayとか言ってユニフォーム配ってりゃ良しと思ってる職員さん、仕事しな!
ドーム、ガラガラだよ・・・。
岩瀬コールで拍手喝采、やんやの大声援をナゴヤドームで作りましょ!

そして来年は1000試合登板を目指すことになる。

ドラゴンズの弱点

2017年07月04日 | 井戸端会議
現在、ドラゴンズの支配下登録捕手。
#35 木下拓哉 2年目
#38 松井雅人 7年目
#39 加藤匠馬 2年目
#40 桂依央利 3年目
#45 杉山翔大 4年目
#52 武山真吾 14年目
#68 赤田龍一郎 7年目
7名。

一昨日、あくまでも数字上ですが“自力Vが消えました。(最下位だった昨季より10試合も早い)
76試合33勝40敗3分
今シーズンも非常にペナント奪還は厳しくなった一番の理由をさかのぼれば今オフのストーブリーグにあったのではないかと思います。
ズバリ!ソフトバンクから自由契約となった細川を獲得出来なかったこと。(と言うか、大枚を使うことなく獲得出来たのに動く意志さえ見せなかった球団・・・)
若い投手が多くなったドラゴンズにあって必要不可欠な存在ではなかったのか?

ペナントレースも折り返し地点の今、戦いを振り替えってみると投手陣は先発、中継ぎ、抑えと皆期待通りだったと思います。
防御率「3.66」はリーグ4位
野手陣の守備面では失策数「28」はリーグ1位。
打撃面はチーム打率「.249」はリーグ4位、盗塁は「50」リーグ2位はまずまず。
助っ人外国人を見てみるとシーズン当初の不調から徐々に調子を上げてきている様です。
期待外れはアラウホとロンドンくらい。
勝負事、必ず白黒が付く。
タラレバだが、勝ててたゲームも数試合あった。
継投のミスをいくつも見た。
逆転負けはリーグ最多の「24」。
(逆転勝ちは「9」)
中盤から終盤にかけての中継ぎ・抑えが失点する光景だ。
新聞テレビ等マスコミは、「◯◯投手が打たれた!」と言った見出しをよく見聞きしますが、そこには投手だけでなく捕手との共同作業がある。
バッテリーミスが負けに直結した。
上記捕手メンバーで今シーズン、マスクを被ったのは4人。
今年レギュラー候補であった杉山(32試合出場)のリードは苦しくなった時困った時は外角低め一辺倒になり、結果投手はコースを外し四球が多くなりランナーを許し、より状況を悪化させ打ち込まれた。
また、パスボールも多かった。
木下(27試合出場)も杉山同様の苦しくなった時困った時の外角低めの傾向にある。
このリードは他球団に完全に読まれてるはずだ。
松井雅は(45試合出場)、開幕当初はベンチを外れてましたが、今シーズン最多の出場機会を得ている。
2014年に自己最多の67試合に出場。翌15年の開幕では就任2年目の谷繁兼任監督からスタメンマスクの指名を受けた。押しも押されもせぬ“ポスト谷繁”の1番手。ところが、その年の7/1のDeNA戦(那覇)を最後に約1年、一軍出場がかなわず、昨年はわずかに4試合の出場にとどまった。
しかし、今年ファームで松井のリードが大きく変わっていた。4/20阪神戦に今シーズン初スタメンし、テンポ良く配球し、要所を相手打者の意表突くリードを見せた。
2年目前の弱気なリードはそこにはなく、インコースをグイグイ攻める強気なリードに変貌してた。
懸念してたドラゴンズの弱点を補ってくれた。打撃も何かを掴んだかの様なバッティングは期待以上の活躍を見せた。が、今度は逆に強気過ぎるリードは投手のリズムを狂わしたか?特に先日の東京D3戦目の9回裏に、まさか逆転サヨナラ負けを喫したゲームは松井の強気なリードで田島のリズムを崩してしまったのではないか…間違えれば一発のある東京Dで田島はインコースを攻めきれずボール球が多くなった。田島と松井の相性に疑問が出始めた様だ。
武山は(6試合出場)、この4人中で一番のベテラン捕手。横浜、西武、中日と3球団を渡り歩き出場機会こそ少ないが、プロで14年間飯を食ってる苦労人。酸いも甘いも経験した捕手だけに相手打者を翻弄する術を知ってる。
彼を抑えの捕手に起用したベンチ采配には納得出来る。
他3人のリードを根本から覆す様な意表を突くリードで、他球団データを破壊するくらいかき回して欲しい。
今後、マスクを被る機会が増えそうだ。

何れにしても今のドラゴンズ最大の弱点は捕手にあり!
“帯に短したすきに長し”
7人いる捕手の中から何かを掴み、押しも押されぬレギュラー捕手が出てきて欲しい。

【捕手の活躍なくしてドラゴンズの浮上なし!】