カエルの鳴き声が・・

　我が家裏に30㌢ほどの排水路が通っている。普段はほんの少しの水しか
流れていないが　この排水路周辺から夕方に「カエル」の鳴き声が聴こえて来る。
　かなり多いカエルがいるようだ。「ゲロゲロ」と夜遅くまで鳴き声が続いている。

　北海道にはエゾアマガエルと二ホンアマガエルの2種類しか生息していないのが
近年　外来種の「アズマヒキガエル」が石狩川流域で増えていると報道されている。
　特に旭川市・深川市などで大量に増えている。1970年頃にどんな方法で持ち込まれたか
不明だが　アマガエルやサンショウウオへの影響が懸念されていて深川市では町ぐるみで
駆除に努めている。

　アズマヒキガエルの出す粘液は毒性があり　人が触れるとシビレや痛みが発症する。
　この粘液は強心ステロイド成分が心臓筋肉の収縮力を高め　血液の循環を良くする効果
がある‥と云われていて「救心製薬会社」が駆除したアズマヒキガエルの粘液を薬名
「救心」に利用しようと研究しているそうだ。
　アズマヒキガエルは体長10㌢ほど　体重400グラム　茶褐色で大きくグロテスクだ。
このカエルの鳴き声は牛の鳴き声のようで　うるさくて眠れないはずだ。
　でも　人の心臓を助けてくれる‥なんて　複雑な気持ちです。