子どもたちが小さかった頃、神野山で石がゴロゴロしている不思議な地形の鍋倉渓がお気に入りでよく出かけたものだ。
そしてこの山には天狗伝説が伝わっている。
昔、神野山に大和天狗の大将である鼻高天狗が住んでいた。
ある日、日頃から仲の悪かった、東隣りの伊賀の国の青葉山に住む伊賀天狗の大将から喧嘩を挑まれた。
思案の末、神野山天狗は、谷川から運び上げた八畳敷の巨岩を頭上にさし上げて、相手方をにらみつけた。
それを合図に戦闘が始まり、青葉山天狗とその子分たちは、牛ほどもある石弾をつぎつぎと神野山に向かって投げつけ、ついには石を投げ尽くしてしまった。
この機会を待っていた神野山天狗は、最後に飛んできた石を拾うと、満身の力を込めて青葉山へ投げ返した。
すると、青葉山天狗の大将の右ひじに見事命中し、伊賀天狗は降参したという。
この山の古寺・神野寺には、天狗が登り降りしたという天狗杉が現在も残っている。
そしてこの山には天狗伝説が伝わっている。
昔、神野山に大和天狗の大将である鼻高天狗が住んでいた。
ある日、日頃から仲の悪かった、東隣りの伊賀の国の青葉山に住む伊賀天狗の大将から喧嘩を挑まれた。
思案の末、神野山天狗は、谷川から運び上げた八畳敷の巨岩を頭上にさし上げて、相手方をにらみつけた。
それを合図に戦闘が始まり、青葉山天狗とその子分たちは、牛ほどもある石弾をつぎつぎと神野山に向かって投げつけ、ついには石を投げ尽くしてしまった。
この機会を待っていた神野山天狗は、最後に飛んできた石を拾うと、満身の力を込めて青葉山へ投げ返した。
すると、青葉山天狗の大将の右ひじに見事命中し、伊賀天狗は降参したという。
この山の古寺・神野寺には、天狗が登り降りしたという天狗杉が現在も残っている。
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