うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

ヒメスミレ

2020-04-10 | スミレ

芝生やちょっとした隙間などに生える小さなスミレです。草丈は10㎝くらいで、全体の印象としてはスミレ(マンジュリカ)をぐっと小さくした感じになります。

(撮影日 2020/4/5)


アオイスミレ

2020-04-01 | スミレ

アオイスミレの花色は白や薄い青紫、少し赤みを帯びるものから、花の中央が白で外側に行くに連れてグラデーションになるものまで個体ごとに微妙な違いがあります。花色の違いが比較的分かりやすいアオイスミレがあったので並べてみました。
枯れ葉や下草などの影になる場所で咲いているアオイスミレは、花色が濃くなる傾向があるように思います。


アオイスミレ

2020-03-27 | スミレ

日が当たって地温が高くなる場所では早くもアオイスミレが咲き出しました。スミレ類の花の中では小さめで、花の上弁が上を向いて、うさぎ耳のように見えるのがアオイスミレの特徴です。白花もあります。

(撮影日 2020/3/21)


タチツボスミレ

2020-02-23 | スミレ

日当たりの良い斜面で咲いていたタチツボスミレの花です。個体差で早咲きの特性があるのかもしれませんが、地面から紫色の花を覗かせていました。まだ気温が低いのか、花期の咲き初めと比較すると葉が小さいです。今日は雪降りだったので花も雪の下ですね。

(撮影日 2020/2/19)


オオタチツボスミレ

2019-06-19 | スミレ

気温が高くなってきたせいなのかは分かりませんが、いつも見るオオタチツボスミレと比較して、葉がしわしわしているような気がします。オオタチツボスミレとツボスミレは、花期の終盤まで見る事が出来るスミレです。

(撮影日 2019/6/3)


エゾノタチツボスミレ

2019-06-12 | スミレ

花柱の先端が丸く膨らみ、花径は横に長く花の形は偏平気味、草丈が30㎝くらいになるエゾノタチツボスミレです。植物体と比較して花の大きさは小さめです。

☟エゾノタチツボスミレとセミの抜け殻。
草丈が高く、直立しているのでこんなこともあるようです。

(撮影日 2019/5/30)


サクラスミレ

2019-06-03 | スミレ

スミレ(マンジュリカ)の花より、花径が1周り大きいサクラスミレです。種名に「サクラ」と付いた由来は、サクラスミレの花色ではなく、花弁の先端が桜の花のように切れ込むからだそうです。花も葉も大きいので見栄えがして、「スミレの女王」と呼ばれるスミレです。

☟葉の主脈が赤くなるサクラスミレは「チシオスミレ」と呼ぶそうです。

(撮影日 2019/5/23)


ミヤマナガハシスミレ

2019-05-17 | スミレ

長野県白馬村の八方特産のミヤマナガハシスミレです。蛇紋岩地に生えるナガハシスミレになり、ナガハシスミレよりも距(花のお尻の部分)が短めで、花色が濃くなります。花柄や葉も赤みを帯びて色濃く見える傾向があるようです。

(撮影日 2019/5/6)


アリアケスミレ

2019-05-16 | スミレ

花期から遅かったのか花数があまりなく、花の正面に行くと自身の陰が花に被ってしまうので、あまり良い写真が撮れませんでした^^;
別日
に撮った3枚目のシロバナツクシコスミレ白いコスミレ)によく似ていますが、アリアケスミレは距(花のお尻の部分)が短く、葉の先端が丸くなり、葉が厚ぼったい感じがします。

(撮影日 2019/5/5)



アカネスミレ

2019-05-16 | スミレ

植物全体に細かい毛が生えているアカネスミレです。花色は鮮やかな部類に入りますが、距(花のお尻の部分)にまで毛が生えているスミレです。花弁は花脈の部分がへこみ気味でしわしわ感があります。

(撮影日 2019/5/5)


コスミレ

2019-05-14 | スミレ

白っぽいコスミレの花です。コスミレの葉の形や生え方は他のスミレと比較して整っているように感じます。花色がもう少し白いと「シロバナツクシコスミレ」と呼んでも良いような色になりますが、写真の花色だとちょっと微妙そうです。

(撮影日 2019/5/3)