芝生やちょっとした隙間などに生える小さなスミレです。草丈は10㎝くらいで、全体の印象としてはスミレ(マンジュリカ)をぐっと小さくした感じになります。
(撮影日 2020/4/5)
芝生やちょっとした隙間などに生える小さなスミレです。草丈は10㎝くらいで、全体の印象としてはスミレ(マンジュリカ)をぐっと小さくした感じになります。
(撮影日 2020/4/5)
雪が降った後にタチツボスミレが咲いている場所へ行ってみました。斜面だったので雪被りとはいきませんでしたが、花の近くにはまだ雪が残っていました。
(撮影日 2020/3/29)
アオイスミレの花色は白や薄い青紫、少し赤みを帯びるものから、花の中央が白で外側に行くに連れてグラデーションになるものまで個体ごとに微妙な違いがあります。花色の違いが比較的分かりやすいアオイスミレがあったので並べてみました。
枯れ葉や下草などの影になる場所で咲いているアオイスミレは、花色が濃くなる傾向があるように思います。
日が当たって地温が高くなる場所では早くもアオイスミレが咲き出しました。スミレ類の花の中では小さめで、花の上弁が上を向いて、うさぎ耳のように見えるのがアオイスミレの特徴です。白花もあります。
(撮影日 2020/3/21)
日当たりの良い斜面で咲いていたタチツボスミレの花です。個体差で早咲きの特性があるのかもしれませんが、地面から紫色の花を覗かせていました。まだ気温が低いのか、花期の咲き初めと比較すると葉が小さいです。今日は雪降りだったので花も雪の下ですね。
(撮影日 2020/2/19)
返り咲きです。春の花期と比べると、咲いている花は圧倒的に少なくぽつぽつ程度ですが、スミレ類の返り咲きはたまに見る事があります。去年も同じ場所で返り咲いていました。
(撮影日 2019/10/23)
気温が高くなってきたせいなのかは分かりませんが、いつも見るオオタチツボスミレと比較して、葉がしわしわしているような気がします。オオタチツボスミレとツボスミレは、花期の終盤まで見る事が出来るスミレです。
(撮影日 2019/6/3)
花柱の先端が丸く膨らみ、花径は横に長く花の形は偏平気味、草丈が30㎝くらいになるエゾノタチツボスミレです。植物体と比較して花の大きさは小さめです。
☟エゾノタチツボスミレとセミの抜け殻。
草丈が高く、直立しているのでこんなこともあるようです。
(撮影日 2019/5/30)
スミレ(マンジュリカ)の花より、花径が1周り大きいサクラスミレです。種名に「サクラ」と付いた由来は、サクラスミレの花色ではなく、花弁の先端が桜の花のように切れ込むからだそうです。花も葉も大きいので見栄えがして、「スミレの女王」と呼ばれるスミレです。
☟葉の主脈が赤くなるサクラスミレは「チシオスミレ」と呼ぶそうです。
(撮影日 2019/5/23)
スミレサイシンの花にはいろいろな表情があります。花の色や花脈の出方など千差万別です。
☟柔らかな印象のピンク色のスミレサイシン。
☟色合い各種、スミレサイシン一覧。
長野県白馬村の八方特産のミヤマナガハシスミレです。蛇紋岩地に生えるナガハシスミレになり、ナガハシスミレよりも距(花のお尻の部分)が短めで、花色が濃くなります。花柄や葉も赤みを帯びて色濃く見える傾向があるようです。
(撮影日 2019/5/6)
花期から遅かったのか花数があまりなく、花の正面に行くと自身の陰が花に被ってしまうので、あまり良い写真が撮れませんでした^^;
別日に撮った3枚目のシロバナツクシコスミレ(白いコスミレ)によく似ていますが、アリアケスミレは距(花のお尻の部分)が短く、葉の先端が丸くなり、葉が厚ぼったい感じがします。
(撮影日 2019/5/5)
植物全体に細かい毛が生えているアカネスミレです。花色は鮮やかな部類に入りますが、距(花のお尻の部分)にまで毛が生えているスミレです。花弁は花脈の部分がへこみ気味でしわしわ感があります。
(撮影日 2019/5/5)
白っぽいコスミレの花です。コスミレの葉の形や生え方は他のスミレと比較して整っているように感じます。花色がもう少し白いと「シロバナツクシコスミレ」と呼んでも良いような色になりますが、写真の花色だとちょっと微妙そうです。
(撮影日 2019/5/3)
スミレには側弁に毛(花の中心部に見える毛)が生えていますが、このスミレには毛がありません。毛が無いものを「ワカシュウスミレ」と呼ぶそうです。
(撮影日 2019/5/2)