ちょこちょこ撮っていたキタキチョウたちです。裏翅に見える茶褐色の斑には個体差があり、普通は注視しなくても写真のように斑が確認出来ますが、たまに茶褐色の斑がほとんど目立たず、裏翅が黄色一色に見えるような固体がいます。
翅に傷みの無い綺麗なルリタテハです。翅が擦れてくると、表翅の青い鱗粉が落ちて帯模様が目立たなくなる事がありますが、青い鱗粉が落ちていないルリタテハは帯模様が輝いていて綺麗ですね。
(撮影日 2021/10/6)
ウラナミシジミは花の種を問わず色々な花で吸蜜するようです。ちょこちょこ撮っていたウラナミシジミの吸蜜シーンを並べてみました。
👇イヌハギで吸蜜。
👇ナギナタコウジュで吸蜜。
👇ミゾソバで吸蜜。
👇イヌコウジュで吸蜜。
👇ビッチュウフウロで吸蜜。
👇コセンダングサで吸蜜。
👇ハナタデで吸蜜。
ヒカゲチョウの仲間では、こちらではよく見る種になります。日の当たる場所では翅を広げて止まる蝶になり、晴天時に写真のような裏翅を撮ろうと思ったら、翅をパタパタしている時の閉じた瞬間を狙わないといけないので、裏翅を撮る場合には少し難しく感じる蝶です。
(撮影日 2021/9/19)
雌雄で表翅の模様がガラッと変わるメスグロヒョウモンです。写真は種名通りの黒い♀になりますが、表翅の黒地に白い線模様はイチモンジチョウと似ています。ヒョウモンチョウの仲間の中では結構大きく感じます。
(撮影日 2021/9/19)
イチモンジセセリとよく似ていますが、オオチャバネセセリは一列に連なる白い斑は縦に近い角度になり、斑の一つ一つが互い違いにずれてガタガタした感じになります。頭部の大きさもイチモンジセセリと比較すると若干小さめです。
(撮影日 2021/9/19)
翅を広げたベニシジミは、アカツメクサやシロツメクサの花とよく合う気がします。これから多く見られるようになる、オレンジ色鮮やかな秋型のベニシジミは、綺麗な個体がいるとつい見入ってしまいます。
(撮影日 2021/9/14)
高山蝶の一種です。一頭、目の前をパタパタと飛んでいたので、止まった所を被写体になってもらいました。全体的にシンプルな斑紋の蝶ですが、ブタ鼻のような鮮やかなオレンジ色の斑がよく目立っていました。
(撮影日 2021/8/29)
翅色が明るい褐色をしているヒカゲチョウです。1枚目に見える裏翅をこちらでよく見られるヤマキマダラヒカゲの裏翅と比べてみると、ヒメキマダラヒカゲは色の境がクッキリハッキリしておらず、滲んでいるようなのっぺりした感じがします。
(撮影日 2021/8/26)
翅の傷みが全く無い綺麗な個体が吸水をしていました。表翅に見える青っぽいメタリックな色合いが綺麗ですね。前翅表に暗灰色の性標が見られるので♂のようです。
(撮影日 2021/8/22)
翅色が黄色っぽいスジグロシロチョウがいました。スジグロシロチョウの黄色い個体はたまに見る事があります。美味しい蜜でも出ているのでしょうか、ヨウシュヤマゴボウで吸密する蝶の姿は少し興味深く感じます。
(撮影日 2021/7/6)
ヒョウモンチョウの仲間も見られるようになって来ました。傷みの全く無い綺麗な個体と花の組み合わせは目を引くものがあります。
※ミドリヒョウモンと思い込んでいましたが、後翅の黒い紋などをよく見てみると、メスグロヒョウモンの♂のようです。
(撮影日 2021/6/18)
庭のシバザクラにヒオドシチョウが吸密しに来ていました。お腹が空いていたのでしょうか、ヒオドシチョウは園芸種の花に来るとは思っていなかったので、少し興味深く感じる場面でした。
(撮影日 2021/5/9)
トチノキを食草とするスギタニルリシジミです。ルリシジミの翅を閉じた時の翅色は灰青色をしていますが、スギタニルリシジミは灰色をしていてあまり目立ちません。今回はあまり見る事は出来ませんでしたが、深い青色をしている表翅もじっくり見てみたいですね。
(撮影日 2021/5/4)
前翅の先が尖り橙色に染まるツマキチョウの♂です。モンシロチョウよりも一周り小さく、翅を完全に閉じたりはせず開き気味にして止まるようです。後翅裏に見える苔色の模様も特徴的ですね。
(撮影日 2021/4/27)