うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

ローズマリー

2021-03-09 | みんなの花図鑑

ローズマリーの花がぽつぽつと咲いていました。丈が1.5mくらいの比較的大きな株が複数あり、葉腋にはまだ花が開いていない蕾も多くありました。曲線を描くしべは、同じシソ科のカリガネソウに近いものがあります。

(撮影日 2021/3/4)


ホトケノザ

2021-03-08 | みんなの花図鑑

花冠が長く、空に向かって口を開けているように見えるホトケノザです。花の開口部や丸みを帯びた曲線で構成される輪郭は、海底に住む生物のような印象を受けます。ぽつんと見える鮮やかなオレンジ色の花粉は、紫一色の中でちょっとしたアクセントになっていました。

(撮影日 2021/3/4)


ノボロギク

2021-03-07 | みんなの花図鑑

筒状の形をした総苞の上部に筒状花のみの黄色い花がもこもこと咲くノボロギクです。総苞片や小苞片の先端が黒くなり、黒い二等辺三角形が並んでいるように見えます。南のほうでは野草の花もぽつぽつと咲き出していて、写真のノボロギクは草丈も低くまだ出始めという感じがしました。

(撮影日 2021/3/4)


フクジュソウ

2021-03-02 | みんなの花図鑑

日当たりの良い場所ではフクジュソウが咲き始めました。こちらでは早い所では2月下旬ごろから咲き出し、雪解けが遅くなる所と合わせると4月いっぱいごろまで鮮やかな黄色い花を楽しめます。昆虫たちも動き出していて、せわしなく動き回るミツバチは、フクジュソウの花粉から作った淡いクリーム色の花粉団子を脚に付けていました。

(撮影日 2021/2/28)