ズボンに止まった所をパシャッと撮ってみました。翅色が薄めなので蛇の目模様がもっと目立っているイメージでしたが、よく見るとそう目立ってもいませんでした。
(撮影日 2022/6/28)
ズボンに止まった所をパシャッと撮ってみました。翅色が薄めなので蛇の目模様がもっと目立っているイメージでしたが、よく見るとそう目立ってもいませんでした。
(撮影日 2022/6/28)
細長い距が丸まらず上を向くヤマオダマキの黄花品種になります。雨上がり後のせいか、花が少し透けているものが見られました。草丈は園芸種のセイヨウオダマキなどと同じくらいになります。
(撮影日 2022/6/27)
ヒロハササユリでしょうか? ササユリより葉の幅が広い感じがします。あまり見慣れていないので、木陰の中で咲いていたピンクの花を見付けた時にはハッとなりました。
(撮影日 2022/6/26)
クサフジの仲間ですが、葉の先端が尖って葉の縁が波打ちます。花期は他のクサフジの仲間よりも少し早くなるようです。1つの種として記載されていますが、エビラフジの中で地理的変異が見られ、最近では5種くらいに分ける説もあるそうです。
(撮影日 2022/6/24)
チドメグサの仲間のオオチドメのようです。春にテカテカした葉を見てなんの植物だろうと思っていましたが、チドメグサの仲間でした。花色が緑色、花1つの大きさも数ミリの小さな小さな花で、花が咲いていても素通りしてしまいそうです。
(撮影日 2022/6/24)
アサマシジミの♂です。発生時期が近いヒメシジミとよく似ていますが、写真で見えるアサマシジミ♂の裏翅は、ヒメシジミ♂よりも灰色がかっています。
(撮影日 2022/6/24)
キンポウゲ科カラマツソウ属のカラマツソウとミヤマカラマツの2種を見る事が出来ました。両種はよく似ていますが、花をアップで見ると雄しべの形が違うので2種の特徴が分かります。
👇ミヤマカラマツ
糸のような細い雄しべが途中から太くなるミヤマカラマツです。雄しべの太くなっている部分は重そうに見えますが、垂れることなくピンとしています。
👇カラマツソウ
雄しべの太さが変わらないカラマツソウです。針金を曲げたような蕾姿も見られました。草丈が大型のセリ科のように高くなる事もあります。
👇ギンリョウソウ
花正面から見られる目玉模様は、なんだか引き込まれてしまいそうな見た目をしています。腐生植物なので植物全体の色も白く、ちょっと不気味です。
👇ヤマカシュウ
つるにあるトゲトゲが痛そうです。雌雄異株の花で、雄花(1、3枚目)と雌花(2枚目)が割と近くに咲いていました。
👇テングクワガタ
散っている花も多く見られたので、花はもう終盤に近くなっていたようです。
👇ウツボグサ
特徴的な花姿を上から撮ってみても面白く感じるウツボグサです。花色には濃淡の個体差があるようです。
(撮影日 2022/6/21)
「この日見た花たち」はこれでお終いです。見ていただきありがとうございました。
傷みの無いピカピカのヤマキマダラヒカゲがいました。裏翅の複雑な模様で、蛇の目模様が埋もれてしまっている印象がある蝶です。
(撮影日 2022/6/21)
同じ科でも平地では見られないような花とも出会う事が出来ました。
👇クロツリバナ
深い赤色のクロツリバナです。平地で見るツリバナの仲間と比較すると、花序柄が短く葉の色は黄緑色に近い色合いになっているようです。花の形はツリバナですね。
👇ハナヒリノキ
ツツジ科のハナヒリノキです。葉と同じ緑色の花で目立ちませんが、花の形は同じツツジ科のブルーベリーのような丸く可愛らしい姿をしています。昔は蛆殺しなどに使われ、全草に毒があるそうです。
👇オオバスノキ
赤いものもあったので、最初は日が当たらず色付いていない花かと思いましたが、よく見ると全て花が終わった後の若い果実のようです。果実は熟すと黒くなります。
👇ミヤマナルコユリ
同じ属のアマドコロに似ていますが、柄が横に広がり垂れ下がるので、葉の下ではなく葉の間に花があるように見ます。ミヤマナルコユリの花の質感は、アマドコロの花よりも若干薄く感じました。
👇コナスビ
草丈が低く葉腋に花が付くので、他の植物の中などにあると少し見づらくなる花です。普通見られる花は5裂しますが、6裂する花も見られました。
👇タカトウダイ
いつ見ても面白い花だと感じます。紅葉する植物でもあるので、1m以上になる草丈と共にとても目を引きます。
(撮影日 2022/6/21)
ヒメクロサナエでしょうか? 羽化直後と思われるトンボが止まっていました。体色の色も薄く、翅を伸ばした後の余分な体液でしょうか、腹部の先端に黄色い水分が溜まっていました。近くには抜け殻になったヤゴもありました。
(撮影日 2022/6/21)
この日は結構多くの種の花を見かけたので、1回の記事で6種くらいの花を載せて、3回に分けて記事にしたいと思います。
👇タニウツギ
後に紹介するヤブデマリと同じく、平地ではもう終わりを迎えましたが、少し標高を上げるとまだ花を咲かせている木もありました。通常の花は5裂しますが、4枚目では6裂する花も見られました。
👇ヤブデマリ
小花の周りにある、大の字のような蝶のような白い装飾花が特徴的です。
👇ミヤマシキミ
葉を見てエゾユズリハかと思いましたが、小さな4弁花が咲いていたのでミヤマシキミのほうでした。赤い蕾の集まりも目を引きます。
👇コンロンソウ
アブラナ科のコンロンソウです、同じ属のタネツケバナの仲間と似ていますが、花が大きく葉の形も違います。
👇タニギキョウ
通常花は5裂しますが、2枚目では6裂する花も見られました。草丈は10㎝くらいで花も小さいですが、雌性期と思われる3裂した花柱が花の中央で目立っていました。
👇ウワバミソウ
イラクサ科のウワバミソウです。山菜となる植物で「ミズ」とも呼ばれます。よく群生していますが、先端に生える新しい葉は黄緑色をしていて、遠目でも色の違いが分かります。
(撮影日 2022/6/21)
平たくて丸い緑色のハムシがいました。周縁部に透き通った部分があるジンガサハムシなどの仲間で、形はジンガサハムシなどとよく似ています。
(撮影日 2022/6/21)
多肉植物の花姿を主に載せています。同じ属が多いので花の形は似通っていますが、色合いで違いが現れています。まとめて見てみると、この多肉はこんな花が咲くのかという確認も出来て、なかなか面白いですね。
(※掲載写真と文章量がいつもより多くなっています)
【ストリクティフローラ ブスタマンテ(エケベリア属)】
花弁やがく片の先端が尖っていて、ツンツンした印象があります。すぼまった細長い花も角ばっていますね。
【パールフォンニュルンベルグ(エケベリア属)】
花色は、先のストリクティフローラ ブスタマンテとよく似ていますが、花の形は太めの筒状で寸胴な印象があります。
【シルバースター(グラプトベリア属)】
他のエケベリアなどの多肉植物の花と比べると花期が短く、花が萎んでしまうのが早いようです。花茎先端の花の付き方は四方八方に散らばっていて、なかなか個性的に感じます。
【青い渚(エケベリア属)】
葉に毛が多く、葉が展開したロゼットはケモケモな見た目をしていますが、咲いた花もがくも花茎も葉と同じく毛が多いケモケモです。黄色とオレンジのツートンの花色は鮮やかで目を引きます。
【メラコ(エケベリア属)】
他のエケベリア属の花とは違い、伸びる花茎の長さが短いせいか、茎途中に花芽が付き花を咲かせているように見えます。オレンジの花色と黒っぽい色のロゼットとの対比もなかなか味わいがあります。
【小人の祭り(アエオニウム属)】
小人の祭りも以前の記事の写真よりも大きくなりました。2枚目は、植物育成雑記(8)でも載せた3月上旬ころの小人の祭りですが、今では4号鉢からはみ出るくらいになっています。
【ブライダルベール(ツユクサ科)】
冬前に葉を刈り込んで冬越しをさせたブライダルベールです。春は枯れた茶色い葉も目立っていましたが、暖かくなるに連れ新葉も出て来てこんもりとなって来ました。花径5㎜くらいの1日花を咲かせます。
【パンジー「よく咲くスミレ “ソーダ”」】
1回切り戻しをしましたが、またたくさんの花を咲かせてくれました。環境の変化に強い頑強な品種なのか、連日の暑さにもめげずに今も青い花を咲かせてくれています。
ラン科のトキソウです。草丈が低く、他の植物の中に埋もれてしまいがちになりますが、種名にもなっている朱鷺色の花色とその花の形は目を引くものがあります。3枚の広がっている部分は、がく片になるそうです。
(撮影日 2022/6/18)
小さな黄色いトラノオです。黄色い花をつける2対の花序を、葉腋からぴょこんと伸ばしています。花の形は同じオカトラノオ属のオカトラノオなどと似ていますが、花弁やしべが長くブラシのような雰囲気もあります。
(撮影日 2022/6/18)