だらだら奥様

家事嫌いの奥様です。掃除してるより仕事のほうが断然!楽だわ~。おほほほ。

ビオラの調整その2

2005-12-22 12:23:08 | 音楽
ビオラを取りに行ってきました。

おぉ!!楽器がピカピカになっています。
やっぱり楽器はこうでなくっちゃ(^_^;)

「音のバランスとか音質とかご自分で確認してみてください」

ここで弾くんですか。人前で。1人で???


私は本当にあがり症で人前でしゃべったりが大の苦手な人間です。
ビオラ全員で弾けばよいパートソロでさえ どきどきしたりする性格なんです。

練習の時
「じゃちょっとビオラだけ」と言われると うしろのオーボエやらホルンのみなさんに自分の下手な音を聞かれるのが嫌で 通常の5割程度の音しか出せなくなる そんな小心物なんです。

楽器別人間学なんて本もありますが ビオラの人たちは目立つのが苦手って人が多いです。(アマチュアオケの場合)
休憩時間にお菓子を回して食べてるのは いつもビオラの女性です。
飲み会のかわりにケーキバイキングに行ったりします。
曲の途中にト音記号が出るとそんなに高い音じゃない時でも 慌てたりします。
(普通はハ音記号という あまり一般にはなじみのない楽譜で高音になるとト音記号で表記されます)
早いパッセージは苦手です。
気持ちいい裏メロディの時は大きな音で弾きすぎて「そこビオラうるさすぎ」と指揮者に注意されます。

ってもしかしたら私だけかもしれませんが。

いやだなぁと思ったものの 音の確認をするのはやはり当たり前のことですよね。
仕方なく楽器を構えて弓を動かすと・・・つるつるつる。と滑って音が出ません。

松脂を塗るのを忘れていました。
弓の張替えももう何年もしてなかったので 新しい弓には松脂がついてないというのをすっかり忘れておりました。
ちなみに この松脂によって弓と弦との摩擦係数がアップして ちゃんと音が出るんですね。
松脂にもいろんな種類があるそうで チェロやコントラバスになると バイオリンやビオラの松脂よりももっともっと粘っこい松脂を使うそうです。

赤面して松脂を塗って・・・

とりあえず一番低いC線から開放弦の音を確認。
あとCdur(ハ長調)の音階をギコギコ。

あと・・・何か弾いたほうがいいのかな・・。
どうしよう・・・。

とりあえず移弦なんかしてみたりしたけど 駒は削ったりはしてないからあんまり意味なかった???
あーーん。やっぱりへたくそだ。恥ずかしい。

と、楽器を置いたところで

「どうでしょう。何か違和感とかありますか?」

と言われてもよくわかんないんですよね。

「じゃぁちょっと弾きますので 聞いてみてください」とご主人が弾き始めると

おぉ!!こんなにも鳴る楽器だったの??ってくらい立派な音が鳴ってます。
やっぱり弾き手によってこんなにも違うんだなぁと軽くショック。

D線が鳴りにくいのは自分が弾いた時もご主人が弾いた時も 随分解消されてG線との差がなくなってる感じ。
A線は相変わらずキンキンしてるので 「A線が・・・」と言うと 「弦変えてみます?」とご主人。

そういえばA線 いつから張りっぱなしにしてただろ??
安いクロムコアのだし。

楽器ケースの中にヤーガーとコルレリアリアンスという二種類のA線が入っていたので 他の弦とおそろいのコルレリを張ってみることに。
すると 結構柔らかな音が出るじゃないですか。

少しだけ魂柱の位置を再調整して終了。

どきどきの請求書の金額は1万円ぽっきりでした。
・弓の張替え・クリーニング 5500円
・調整 1500円
・テールピース部ワレ修理・クリーニング 3000円なり。




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