切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

2015年 年賀状!

2015-01-02 23:59:59 | プロフィール
毎年恒例、わたしの年賀状絵柄解説ですが、今年は割とオーソッドクスでしたかね~。というか、70年代に一世を風靡した女優ということで…

『俺たちに明日はない』のフェイ・ダナウェイでした。


ほとんど食わず嫌いだったアメリカンニューシネマを去年まとめて見直したのですが、やはり好きになれなかった作品も結構あった一方、これは見直してよかったと思った作品もあって、その筆頭は『俺たちに明日はない』でしたね~(特にブルーレイの特典がかなりよいので必見。)。

同じ事件をもとにした『拳銃魔』(ジョセフ・H・ルイス監督)、『暗黒街の弾痕』(フリッツ・ラング監督)が映画史上に残る大傑作として評価される一方、この映画って、一段低く見られているところがあると思うのですが、ちょっとザラッとした画の質感がよいんですよね。

カメラがニコラス・レイとかフィルムノワールの作品なんかを撮っていたバーネット・ガフィだったということが大きいのかもしれない。

そして、監督のアーサー・ペンの演出も割と乾いた感じになっていて、ウォーレン・ベイティがそれに応えられていたかはともかく、フェイ・ダナウェイは監督の演出にマッチしていたと思うんですね~。あと、彼女のファッションもよいし(特にあのベレー帽!!)。

で、2015年のわたしの心境が『俺たちに明日はない』という感じだということに加えて、スラリとして気丈で、でも色気のあってカッコよかったフェイ・ダナウェイのようであれという気分だということで、この画像になりました。

個人的には、『タワーリング・インフェルノ』とか『ネットワーク』なんかも出演作としてよいですね。『チャイナタウン』はいまいちノれなかったんだけど。

ということで、来年はいよいよネタギレかしら?

俺たちに明日はない [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ


2014年 年賀状!
毎年恒例のわたしの年賀状の絵柄解説ですが、今年は簡単でしたかね~。というか一目瞭然でしたし…。ということで…。ジョン・ヒューストン監督の『荒馬と女』からでした。もちろん、マリリ...
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あけおめ!(新年のご挨拶) | トップ | わたしが選ぶ2014年歌舞... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

プロフィール」カテゴリの最新記事