優勝の「経済効果」が示す、経済学者不要論！

以前も書いたんだけど、プロ野球の優勝チームの経済効果がどうだって話は、経済学が如何に役に立たないかっていうことの好例なんだと思いますね。昔、「巨人が優勝したほうが日本経済にとってはいい」というような説を唱えた某学者がテレビで答えたところによると、「全国の巨人ファン○○万人が、優勝に喜んで居酒屋でビールを何杯飲むと○○億円の経済効果・・・」というような、バカバカしい根拠を次々と上げ、したがって前述の結論に達したということを臆面もなく語っていたのですが、こういう学者の研究費は即刻取り上げた方がいいと思いましたね。だから、すべてのプロ野球ファンは「経済効果」云々は無視すべしってところでしょ！？

・中日Ｖ経済効果は阪神の４分の１

だいたい、バーゲンセールに行く主婦は、どこのチームの優勝だって関係ないわけで、たんなるバーゲンの話題と効果に過ぎない話ですよ。あとは、せいぜい、球団グッズの話くらいか・・・。

そういうことより、日本ハムの優勝なんかを考えても、プロ野球ってそれなりに面白い試合をやっているのに、メディアで盛り上がらないのは、盛り上げようとしない、無策のプロ野球コミッショナーの責任が大きいと思いませんか？

巨人戦のテレビ中継を目当てにした交流戦も、巨人戦の地盤沈下で、目論見は外れた格好だし、試合や選手の充実と反比例して、プロ野球自体の存在感は薄まるばかり。

今度の日本シリーズも中継が心配ですが、球界全体で「日本一」の価値を高めないと、どうしようもないんじゃないかな？

ところで、ストのときに辞める辞めないとかいっていたコミッショナーはまだその職にいるんでしたよね。

経済学者同様に、こういう人材も不要だって結論だな、わたしは！！